おはようございます。
会社では二十人以上の猛者を管理したこともあります。新規商品の企画は一匹狼の集団でした。当時はそれが辛かったのです。多様な個をそれぞれの形で、人を管理しなければいけないからです。それに比べて学校は迷える子羊と、嘘つきの笛吹少年か狼少年のように、集団自殺へまっしぐらの一連隊の組織に私はみえてしまいます。
会社時代、本部長の印を預かり決裁し、本部長の出張申請に承認印を押すこともありました。本部長は私の部の予算で活動していたからです。すぐに上司の言うように動けと言っても、めくら判ではいつ決裁責任を問われるか分かりません。何せ大学者だろうと大会社の社長だろうとはたまた大都市のトップだろうと公私混同で出張し美術館めぐりをしないとも限りません。ラスベガスは展示会の常設場があり、危ないのです。
すぐに言う通りに動く、と責任の在処を明確にするのは両極端です。間にすべての中間管理職者の業務があります。言った人が上司とは限りません。部下や隣の部の人かもしれません。特に他の部長から来た検討依頼はすぐに答えなければいけません。できるできないは正直に、すぐ答えます。ですから4条件箇条書きの能力が有効なのですが、説明するのは飽きました。ここでは割愛します。
学校の先生は変だと思いました。他の教員からの依頼があったとき、言うことは分かりました、今は忙しいので後で話をしましょう、と答える人が多かったからです。言うことが分かるが答えられないと言うことでしょう。そのおいていた時間の間に問題は複雑化するのが難しい問題の特質だからです。本当に不思議でした。誰もこの私の問題意識を理解しなかったようでした。
このような考え方で市民クラブを運営したらどうなるでしょう。思考実験したくなりました。まず会の主宰者である私の気持ち、親と子供さんの気持ち、施設管理者の願望や施設運営条件、普通の会員の希望、などの少なくとも4分野の要求条件を分析し、会の運営機能要件に仕立て上げたいのがシステム屋の願望です。とても難しい話になるとお分かりいただけるでしょう。コートに入る課題を先に伸ばすと、コートの上は子供の駆けっこの場になり収集は大変です。転んだり、泣いたりして大変になるでしょう。会員も勝手に基礎練習を始めてしまいます。
私は市民クラブの運営は学校の運営、すなわち理事長のすべき運営上の仕事に匹敵する難しい業務だと考えています。当然一介の担任や専門部長や校長の仕事などヘノカッパ。学校で難しいのは生活指導と進路指導だけのように思えます。
私は以前付き合っていた理事長さんに進路指導と生活指導は私はできないが、できる子を東大に入れるような特進科の科長ならできると答えていました。本音ではお金を頂いてもしたくなかったので、企業の部長の時に頂いていた年俸ならやりますと言いました。嘘は嫌ですので、断るのは上限のお金で言うのが私流でした。
今日はここまでにします。しばらくこの分野の記事を書くことになりそうに思えますが、実際はどうなるか分かりません。私は移り気、創造性命の男だからです。