テルミンとJAZZ
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ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記 (アスキー新書 71) (アスキー新書)
常岡 浩介
アスキー・メディアワークス

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チェチェンのことはずっと気になっていて、本屋さんのロシア本の棚に行くと手に取って眺めてみるものの、なかなかハードカバーの本を購入するには至らず、どうしたものか、と思うことが続いていた。
今回、たまたま見つけたこの本は新書版で手頃だったが内容はかなりハード。最後にはリトビネンコのインタビューも掲載されていて迫力がある。
著者がゲリラ部隊とともに飢餓と戦いながら行軍していく体験記も読み物として面白い。著者自身「偏った見方の書き方しかできなかった」と語っているが、うそがなくて潔い。チェチェン、あるいはチェチェンに関連することでロシア国内で何が起こっているのか、プーチンとは何者なのかを知るのにコンパクトで有用。

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