テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



幕末維新と佐賀藩―日本西洋化の原点 (中公新書 1958)
毛利 敏彦
中央公論新社

このアイテムの詳細を見る

1週間ほど前に本屋でたまたま見つけて購入。今年7月25日初版、8月30日の再販である。ほとんど通勤電車内で読んで、さきほど自宅で読了。薩長土肥といわれる明治維新の雄藩のうち、どうも肥前佐賀藩の影が薄いな、とかねてから思っていたが、そういうことだったか、と、得心。

鍋島閑叟の活躍ぶりは誇らしいが、同じく郷土の偉人江藤新平の最後が哀れでならない。

佐賀戦争(佐賀の乱)の本質も抉り出されている。幕末から明治維新の詳細に興味のあるむきは別の側面からみた歴史としてご一読を。
憎し大久保利通。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )