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金魚cafe

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少年H

2013-08-22 00:44:48 | 映画
実は月曜日に観に行って来まして、でも非常の人の感想も書きたかったし~で次の日は救命病棟観なくちゃで観たときの感想を忘れそうです。^^;

原作も読んでみたのですが、そんなに難しくなく小学校高学年から読めるような感じの文章です。

これにH(肇少年)の教官役で蔵之介さんが出演されるので観たいという気持ちもあり(それが一番だったという)去年から今か今かと待っていました。

原作では結構出てくるのですが、映画だとボクたちの交換日記のP役ぐらいの時間でしょうか。

舞台が神戸、港があって外国からいろんな人が集まり華やかでハイカラな街のセットが素敵でした。

空襲のシーンでこの町があっという間に無くなってしまう。

どんな様子だったかもリアルに撮っていました。

H役の男の子は関西出身らしくごく自然な関西弁でこれはOK、Hのお父ちゃん、お母ちゃん役の水谷さんと蘭さんはアクセントにすごく神経を使っているような感じでセリフがとても丁寧でした。

どうしても関西出身じゃない人が使うと何だろ?この違和感ってなるんですが、大丈夫でした。

妹尾家のご近所のおじさんで國村準さんと岸部一徳さん、このお2人は問題なし、むしろ活き活きと演じられてます。

でもお父ちゃん、近所のおじさんとこの3人並ぶと相棒??右京さんと官房長と、長官だったっけ??

とイメージが強すぎておまけに大河内管理官の神保さんと芹沢さんの山中さんまで出てらっしゃるのでこれで伊丹さんと米沢さん出てきたらどうしようって思いました(一瞬)

Hのお父さんは神戸の居留地にお得意さんの多い仕立て屋さんでお客様のお宅を訪問するときお父ちゃんはスーツを颯爽と着こなしソフトを粋にかぶってハイカラな感じ。

そんな方なのでだんだんと戦争の足音が聞こえてくると声に出しては言わないけれど危機感はもっていたみたいです。

声に出して言えばえらいことになるご時世、それでもHに自分で見てよく考えろ、そして恥ずかしい人間になるなと教えます。

やんちゃだけど真っ直ぐなH少年は一言多いせいか原田泰造さん役の田守教官に目を付けられボコボコにされるのですが、そこにさっそうと登場した久門教官が蔵之介さんで凛々しく、人間味あふれる教官を演じられていました。

普通に音楽を楽しんだり映画を観たり、家族でおめかししてお出かけしたりと普通に暮らしていたのにいつの間にかダメになってしまう。

皆と違うことをしたらそれだけで怪しいと思われる。

そのため自分の大好きだったお兄ちゃんたちがいなくなってしまったH少年。

納得いきませんよね。

それが戦争なんですね。




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