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金魚cafe

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ヤマトタケルを知るために日本神話入門「古事記」を読む

2013-10-04 00:41:08 | 読んだ本
阪下圭八著 岩波ジュニア新書

オトナが読む古事記が難しすぎて児童コーナーに置いてあったこれなら読めるかと思い読んでおりますとこれがなかなか難しくホントに児童が読んでわかるのかという内容。

古事記の中でのヤマトタケルというのはそんなに重要な扱いでもないのだなあと。

天照大御神、素戔嗚尊、大国主命などをかなり取り上げられていて、天孫降臨、国譲りをするまでがクライマックスのようでヤマトタケルというのはヤマトの国ができてヤマトの意に従わぬ、クマソ、東国を制圧に出かけるのです。

歌舞伎の舞台ではクマソタケル兄弟は悪人ではなく、ヤマトの方が自分たちの暮らしを脅かすと言います。

ずっとこの土地に暮らして平和に暮らしていたのに、大和はコメ作りと鉄を持ち込んだとヤマトタケルに訴えます。

今の日本はコメが主食で、鉄は今でこそ元気がありませんが日本の産業の屋台骨だったものです。

もともとの日本にはなく大陸から来たものだと習いましたが、それを悪しくいうとは??と観ながら疑問に思っていました。

コメと鉄は我々が住んでいた山を崩し木を切り倒すとそれがいやだとクマソタケル兄弟は訴えます。

確かにコメを作るには山を切り開きますし、鉄を作るためには木を切って木炭を作ってそれで火をおこし砂鉄を溶かして作ります。

そこでなんかこの話映画のもののけ姫の話に似てるぞと思ってしまったのです。

もともと山に住んでいたサン(もののけ姫)が後からやってきて山を荒らしたタタラ製鉄を襲う。

ずっとこういう歴史を繰り返してきてるんですね。

長くなりそうなので続きはまた明日。




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