昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

楽吉左衛門の世界(佐川美術館)end

2012-09-29 | 歴史・文化遺産
「楽」の伝統を守る茶の名器を制作してやまない吉左衛門氏襲名30周年の年輪が展示されていた。


「守」は師の教えを守ること。
「破」はその教えから脱皮し他の良い物を取り入れること。
「離」は跳躍し新しいものを作り上げていくこと。

茶道のみならず、武道など、およそ道を究める極意と技を伝えて行く時の心得として用いられる。





彼は、この美術館の地下にある展示室を活用して、暗闇の中に、一筋の外光の落下を活用した茶室を作った。

名器と言われるお茶碗が並ぶ。




一心に一つの器を食い入るように見守って動かない若い女性がいた。




 


広い茶室は、立ち入り禁止になっていた。




赤と緑との調和の中では、焼き加減が味のある色と形を作るようですね。

色のコントラストの激しさには身震いしませんか。




この派手な色の変化と、表面の不安定な肌触りは面白いかも。





 



中庭の水に浮かぶ佐藤忠良氏の作品





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4 コメント

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おはよう(^o^)丿 (アガリ)
2012-09-29 05:22:51
代々茶道の茶碗を作っていらっしゃるんですか
そういう方がいらっしゃるなんて想像もしたこと無かったですよ
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アガリさんこんにちは (tetu)
2012-09-29 15:38:01
 俗にいう楽焼の原点かと…。その持っている自由奔放さは、楽焼きとなって定着しているようです。
 その由緒ある楽市の素顔は、厳しい物が感じられます。
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Unknown (kawa)
2012-09-30 16:12:15
絵画、彫刻、陶器、素養がないせいか、いい作品なんだろうなとは思っても、良さがわかりません。わかろうとしないのが、いけないのでしょうね。
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kawaさんへ (tetu)
2012-09-30 17:17:19
芸術とか美術とか、よく判らないんです。専門家の人が良いと評価しているので、そう思っているだけです。
 それを見て、ふと感じるものがあるだけで満足しているんです。
 すべて芸術と言うのは、そのようなものだと勝手に判断して、あちこちと出かけたりしているだけです。
 作者の気持ちを推測する楽しみもあります。
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