前回に源平の戦いのあった三草山から真っ直ぐ南に向うと、播州平野の中のなだらかな丘陵地帯になります。国宝の古刹「浄土寺」があります。
大仏殿改修の際、僧重源が大工や作業員を集め、費用を播州平野の幸に求めた小野という土地がある。そこに忽然と立つ伽藍は、国宝の寺「浄土寺」です。
伽藍の一つ西の「浄土堂」は正方形の単層伽藍です。
北の方向には、近年改修のなった袴付きの鐘楼があります。
左:このあたり、古くから加東と呼ばれる地域一帯です。(三草山も加東市でした)
右:この浄土堂の中には、撮影禁止の阿弥陀三尊が安置されています。高さ1丈六尺の大仏です。(この写真はnetから拝借です)
夕方西に太陽が沈む時、その光がお堂の西の障子を通して、阿弥陀の背後で輝きます。後光を射した阿弥陀三尊は見事な世界が広がります。
このお堂と、阿弥陀三尊像が国宝です。
お気づきでしょうが、軒下のつくりを見てください。柱が屋根を支えるヒジキの形が、奈良東大寺の南大門のそれと同じです。大仏様式とか天竺様式になっています。
また、浄土寺の仏像一体が奈良国立博物館に、常時展示されています。
西の浄土堂の東側に、本堂の薬師堂があります。薬師如来が安置されています。これも天竺様ですが、こちらは重要文化財です。
ちょっと気に入ったのが、屋根瓦にあった可愛い守り神、極楽浄土ですね。
大仏殿改修の際、僧重源が大工や作業員を集め、費用を播州平野の幸に求めた小野という土地がある。そこに忽然と立つ伽藍は、国宝の寺「浄土寺」です。
伽藍の一つ西の「浄土堂」は正方形の単層伽藍です。
北の方向には、近年改修のなった袴付きの鐘楼があります。
左:このあたり、古くから加東と呼ばれる地域一帯です。(三草山も加東市でした)
右:この浄土堂の中には、撮影禁止の阿弥陀三尊が安置されています。高さ1丈六尺の大仏です。(この写真はnetから拝借です)
夕方西に太陽が沈む時、その光がお堂の西の障子を通して、阿弥陀の背後で輝きます。後光を射した阿弥陀三尊は見事な世界が広がります。
このお堂と、阿弥陀三尊像が国宝です。
お気づきでしょうが、軒下のつくりを見てください。柱が屋根を支えるヒジキの形が、奈良東大寺の南大門のそれと同じです。大仏様式とか天竺様式になっています。
また、浄土寺の仏像一体が奈良国立博物館に、常時展示されています。
西の浄土堂の東側に、本堂の薬師堂があります。薬師如来が安置されています。これも天竺様ですが、こちらは重要文化財です。
ちょっと気に入ったのが、屋根瓦にあった可愛い守り神、極楽浄土ですね。
最近作られたものなんでしょうか
それから袴の付いた鐘楼は珍しいですね
鐘楼の袴も貴重な歴史的な遺産という感じで
あまりお目にかかりません。
阿弥陀三尊の後光が射したところは是非見て
みたいですよ。
屋根の天女のようなかわらは初めて見ました。
珍しいものを見せて頂きました。
宇治の平等院の飛天を思い起こさせます。止めている針金が見えますね。かなり新しい物でしょう。
それにお堂一杯を占める阿弥陀三尊立像は、その足元に坐れば、20分くらいは、仏と語り合いたいですね。いつも思いますが、座布団を持って行きたいです。圧倒される丈六の大仏です。
お堂の真西に夕陽が沈み、夕陽が差し込む時期は、年間で少ないです。しかし仏の背後のフロアーに、銀色の反射板が一杯に敷かれ、仏が光の中に浮かび上がります。