思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

信用失墜

2006年02月27日 | Weblog
去年の確定申告、一応見てもらおうと思って税務相談を受けた。
3万円ほど追加支払いがある予定が、定率減税の項目の計算が抜けていた。
「どうされます?」
と言われた。
一瞬、は?、と思った。
書き直すに決まっている。3万円ほどの還付に変わった。
そのため、女房は私のつくつた申告書は信用しない。

今年も早く書いてと矢の催促だ。
そして早く見てもらえと。
明日近所の市役所での出張税務相談に行ってくる。
4万円ほど還付の見込みだが。

結婚式

2006年02月27日 | Weblog
甥の結婚式の祝辞である人が、
「結婚適齢期の異性は約1000万人いる中からこの人を選んだのは奇跡に近い云々…」と言っていたが、言われてみればそうだ。

1000万人の異性をチェックして最適の結婚をすることは不可能だ。
従って偶然としか言いようが無い。
あるいはせいぜい10人程度の候補の中から選択するくらいが可能性の範囲だ。
多くを望む人は、多分結婚できない。
結婚は偶然と妥協の産物だ。

大抵は相手の上っ面のことしか知らないまま結婚する。
自分自身のことですら完全に理解することは無いのだから仕方がないとも言える。

選ぶ伴侶がその後の人生に影響を与える度合いは、たぶん女の方が大きい。
選んだ旦那によって人生は大きく変わる。
旦那の経済力、浮気、好きになれない性格、嫌いな癖、そんなものが次第に亭主を愛せない原因になる。

結婚する時の気持ちを生涯維持することは難しい。
気の強いもの同士ならば離婚に発展する。

結婚が奇跡的な偶然なら、結婚生活は夫婦で築いていく覚悟がないと続かない。

夜行寝台列車

2006年02月27日 | Weblog
何十年振りかで夜行寝台列車に乗った。
私が乗った車両は32名で満席のところ、5名だけ乗車していた。
車内販売、売店の類は一切無い。停車駅の売店も夜は閉まっているから、うっかりして乗ってから食事か酒をなんて思っていたらエライ目に合う。

ガラガラの車両なのに私の隣におじさんが乗り込んできた。
寝るには少し早いので世間話を始める。
彼は私の住まいの近所に住んでいることが分かった。
メーカーの技術者で63歳の現役、定年は65歳に延長されたそうだ。
年金は65歳からとのこと。
60歳を過ぎると役職手当はカットされ、しかも定年延長で働く分、退職金まで減らされるそうだ。
納入したNC工作機械が故障すると時間に関係なくお呼び出しがかかり、出張となる。
夜行寝台で行って夜行寝台で帰るのが最も効率的だそうだ。
それにしても疲れないかい、と思う。
彼は朝5時過ぎに下車していった。
私も10時間以上乗っていたことになる。
眠りは多分浅い。ガタンゴトンと間断なく起こされる。

寝台車にはシーツと掛け毛布と寝巻が準備してある。
暖房が効いているので暑いくらいの温度になっている。

帰りは座席の半分近く埋まっていた。
私が乗ったのは勿論B寝台車。
何となく惨め感が漂う。
その割には値段も決して安くは無い。
女性は殆ど乗らない。