思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

体に鞭打って

2006年02月15日 | Weblog
今日の英会話サークル、当番幹事をしているKさん、かなり酷い風邪で始まる前早々に帰ったそうだ。
当番幹事は少し早めに来て部屋の鍵をあけ、部屋の使用実績を報告して次回の部屋の予約をする、そんな仕事があります。
彼は最長令の75歳、家から電車に乗り更に10分ほど歩いて通ってきます。
そんな彼が今日は最初に到着した生徒の顔を見るなり気分が優れないといってすぐに帰ったそうです。
風邪をこじらせてしまって苦しんでいるとのことのよう。

みんなが「えっ、電話してくれたら代わってあげたのに」と一様に言います。
しかし、彼は体に鞭打って自分の義務を果たすつもりで出てきたのでしょう。

融通がきかんというべきでしょうか。
責任感が強いというべきでしょうか。

帰りはいつも私と一緒に車で駅まで送っていました。それで私の風邪を移したのかもしれません。私はほぼ治りましたが。
来週は元気に出てきて欲しい。

うろ覚え

2006年02月15日 | Weblog
先日、女房がある懐メロを市の文化祭で歌うのに楽譜が欲しかったそうで、カラオケの先生から楽譜を借りてきました。
1000曲ほどが入った分厚い楽譜集です。

ついでといっては何ですが、その中から10曲ほどデジカメで写し撮って印刷しました。
その10曲は何となく昔覚えて歌ったりしている曲です。
歌っていてもどうも1箇所腑に落ちない箇所があったりして、違和感を覚えていた曲です。
そして拙いギターで音を辿ってみると、覚えていたメロディと違っていたことが分かりました。
もう何十年も平気で間違っていたことになります。
自分で作曲して自分なりに気に入って歌っていたことになります。
しかも誰一人として注意してくれたりはしません。

これは修正が大変なんです。
そのメロディをしばらく歌いなれて体になじませないと修正できません。

そういう思い込み、信じて疑わなかったこと、だけど少し違和感がある。
それは歌に限らず日常生活に溶け込んでしまっているかも知れません。
気づけば修正できますが、気づかなければ修正することはありません。
「モリジアニ」と「モジリアニ」どちらが正しかったのか分からなくなったりします。


靴べら

2006年02月15日 | Weblog
「ええーっ!」
車の後部座席に「靴べら」がある。
いつもは玄関の傘立てに差し込んである長い赤色の靴べら、何でこんなところにと一瞬目を疑った。
しかも家を出る時その靴べらを使って靴を履き靴紐を締めなおした記憶がまだ新しい。それが何故車の後部座席にあるんだ。
傘と一緒にあったからすぐにイメージが湧いた。
靴べらを使った後に、それをしまう時に傘の内側に差込み、靴べらをつけたままの傘を持って出て、雨が降ってなかったので車の後部座席に放り込んだからだ。
もし気づかずにいたら、次に靴べらを使う時に、無いといって大騒ぎをしたことだろう。

時々探し物をしても、結局見つからないことがある。
ガレージの鍵をなくした。
いくら記憶を辿っても置き場所が思い当たらない。
落としたかも知れない。
私の想像力を超えた何かが起こっていたのだと思うしかない。