出演:神木隆之介, 宮迫博之
『妖怪大戦争』、観ました。
砂かけばばあに小豆洗い、一反木綿に塗り壁、油すましにぬらりひょん、河童、
雪女、一つ目小僧…。泣き虫でいじめられっ子の少年タダシが、ひょんなことから
世界を守る正義の味方「麒麟送子」に。日本全国に住む妖怪たちと力を合わせ、
魔人・加藤保憲率いる悪霊軍団に戦いを挑んでいく……。
こう見えてもオイラは、“お馬鹿映画”大スキ、“B級映画”大スキ。 だから、
この映画を観たのだけど、チョット“おふざけ”が過ぎたかな。ぶっちゃけ、
オールスターの“お笑いコント”を2時間見せられたという印象で、オイラは
それほど面白いとは感じなかった。むしろ、「映画」の概念に捕らわれず、
テレビの“バラエティー感覚”で観た方が楽しめそう。‥‥と言うのは、ここに
登場する豪華キャストのほとんど全てが、吉本のお笑いタレントだったり…、
有名大物ミュージシャンだったり………、まぁ、確かに「大人の遊び心」は
「遊び心」として存分にやれば良いと思うんだけど、そのお笑いタレントに
“コミカル”を求めちゃうのは、もう「映画の面白さ」とは随分かけ離れている
ように思うんだ。やっぱり、ちゃんとした“プロの役者さん”を使って、脚本なり、
演出なりで、観る側を楽しませるべきじゃないのかな。だって、今作で
僅かに“伏線”と呼べるのは、“体に良い小豆(??)”くらいで、それすら
よく考えれば、かなり強引な設定で、単に呆気に取られただけもんね(笑)。
それから、ダメ出しついでにもう一つだけ…。映画には、ハムスターもどきの
妖怪「すねこすり」が登場するんだけど、しかしある時、悪の軍団に捕らえられ、
リンチにかけられる場面があるのだよ。同じように“小動物”のウサギを3羽
飼ってるオイラとしては、それが作り物だと分かっちゃいても、観るのが辛い。
痛いのだ。しかも、そのまま電子レンジに入れてスイッチオン!!、「生きて
苦しめ~、ガハハハッ」は、あまりにブラック過ぎる。うーん、笑えないなぁ。
楽天市場ランキング・売れ筋DVD邦画トップ30
楽天市場ランキング・売れ筋DVD洋画トップ30
楽天市場ランキング・売れ筋DVDアジア映画トップ30
楽天市場ランキング・売れ筋DVDアニメトップ30
Amazon.co.jp 外国映画トップ100
Amazon.co.jp 日本映画トップ100
Amazon.co.jp アニメトップ100