肯定的映画評論室・新館

一刀両断!コラムで映画を三枚おろし。

“エンターテイメント(日本映画編)”三本締め

2006-08-31 21:58:29 | ★独断と偏見的シネマ・セレクション3

独断と偏見的シネマ・セレクション3
(ジャンル別)“エンターテイメント《日本映画編》”

①、太陽を盗んだ男
②、12人の優しい日本人
③、ガメラ 大怪獣空中決戦
次点、下妻物語

日本が世界に誇る娯楽映画といえば、
『七人の侍』や『用心棒』あたりが一般的なんだろうが、
アクション苦手なせいなのかしら…、
オイラにはビビッとくるほどの衝撃はなかったかな。
今回、下に挙げた3本は、活劇シーンの迫力よりも、
ストーリーの楽しさ、発想の面白さに重点を置いて選んでみました。

①は、日本映画屈指の「スケール感」と「スピード感」、、
ローリング・ストーンズの初来日や、野球中継の延長など
次々と無理難題を政府に突きつける犯人の大胆不敵。
予測不能の展開に、ワクワク逸(はや)る気持ちを
必死に抑えながら観たのをおぼえてる。
③は、“子供向けの怪獣映画”と思ってみたら痛い目に遭う(笑)。
ギャオスを福岡ドームに閉じ込めてしまおうという発想自体に、
度肝を抜かされる。
その後も目まぐるしく変化するストーリー展開に興奮し、
ラストは黒澤映画『椿三十郎』を思わせる決闘シーンにニヤリ。憎いゼ。

太陽を盗んだ男 ※再プレス ◆20%OFF!

12人の優しい日本人 ◆20%OFF!

ガメラ 大怪獣空中決戦

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