次女が、おもむろにキッチンに立って作り始めると、何かある。
サービス精神旺盛な次女は、来客があったり、誰かの記念日となれば、必ずと言っていいほど、
オリジナルスウィーツを作って、人をもてなす。。。
おそらく、これは小学生の頃からでなかろうか。
今回は、一時帰省する長女の誕生日ケーキ。。。
そうそう、こっちは、メール一通で済ませてしまったのだった。
義理堅い次女は、ちゃんと覚えていて、見れば、幾種類ものフルーツを盛り込んだ、ロール風
デコレーションケーキが出来上がっていた。
先日、その長女が誕生日を迎えて、私に送ってきたメールは、
「誕生日有難う」。。。
普通、世間では、「誕生日おめでとう」と言って、周囲が祝福するもの。
そうして、いろいろなプレゼントや、ご馳走が振舞われることが多いのだろう。
ところが、我が家では、子供達が誕生日を意識する年齢になってから、ケーキは子供達同志で
作り合っていたし、手料理を囲んで会食はするものの、贈り物をするような習慣は、今もない。
世の中では「自分の元に生まれてくれて有難う」などというフレーズも、時々聞こえてくるが、
一体、どんな心で言われているのだろう。
不妊に悩んで、ようやく授かった赤ん坊と心中を図り、子供だけ死なせた事件も耳新しい。。。
自分の元に生まれたばかりに、こんなことになってしまった、という後悔や、こんな家に生ま
れさえしなければ、と嘆く子供たち。。。
誕生が「おめでとう」なんて、こんな苦しみの中からは、本気で出てこないのでなかろうか。
人身受け難し、今すでに受く
仏法聞き難し、今すでに聞く。。。
生まれ難い人間に生を受けて、本当に良かった、という喜びは、生きる目的を教えられた仏法
を聞いて初めて知らされるもの。
仏縁を喜ぶ今の長女には、自分の誕生を「有難い」と形容せずにおれなかったのだろう。
そうして、そんな娘を持つ身をまた喜ばずにおれない。
我が家には、目に見える贈り物は無いけれど、ここに生まれたならばこそ、という無形の財産
は、限りなくあるからね。
今日も届け、とせっせと書いて残しておくことにしよう☆
サービス精神旺盛な次女は、来客があったり、誰かの記念日となれば、必ずと言っていいほど、
オリジナルスウィーツを作って、人をもてなす。。。
おそらく、これは小学生の頃からでなかろうか。
今回は、一時帰省する長女の誕生日ケーキ。。。
そうそう、こっちは、メール一通で済ませてしまったのだった。
義理堅い次女は、ちゃんと覚えていて、見れば、幾種類ものフルーツを盛り込んだ、ロール風
デコレーションケーキが出来上がっていた。
先日、その長女が誕生日を迎えて、私に送ってきたメールは、
「誕生日有難う」。。。
普通、世間では、「誕生日おめでとう」と言って、周囲が祝福するもの。
そうして、いろいろなプレゼントや、ご馳走が振舞われることが多いのだろう。
ところが、我が家では、子供達が誕生日を意識する年齢になってから、ケーキは子供達同志で
作り合っていたし、手料理を囲んで会食はするものの、贈り物をするような習慣は、今もない。
世の中では「自分の元に生まれてくれて有難う」などというフレーズも、時々聞こえてくるが、
一体、どんな心で言われているのだろう。
不妊に悩んで、ようやく授かった赤ん坊と心中を図り、子供だけ死なせた事件も耳新しい。。。
自分の元に生まれたばかりに、こんなことになってしまった、という後悔や、こんな家に生ま
れさえしなければ、と嘆く子供たち。。。
誕生が「おめでとう」なんて、こんな苦しみの中からは、本気で出てこないのでなかろうか。
人身受け難し、今すでに受く
仏法聞き難し、今すでに聞く。。。
生まれ難い人間に生を受けて、本当に良かった、という喜びは、生きる目的を教えられた仏法
を聞いて初めて知らされるもの。
仏縁を喜ぶ今の長女には、自分の誕生を「有難い」と形容せずにおれなかったのだろう。
そうして、そんな娘を持つ身をまた喜ばずにおれない。
我が家には、目に見える贈り物は無いけれど、ここに生まれたならばこそ、という無形の財産
は、限りなくあるからね。
今日も届け、とせっせと書いて残しておくことにしよう☆
リリーさんの「有難う」の一言は、どんなにお母さん
を勇気付け、喜ばれることでしょう。
受けし命の重さを知らされた幸せを、ぜひ伝えていき
たいですね。