働く主婦のじゅんこです 

自分探しから始まった幸せへの道・・いくつになっても旬な女性で生きるカギ☆

「誕生日有難う」。。。

2011-01-24 13:34:32 | 家族
次女が、おもむろにキッチンに立って作り始めると、何かある。

サービス精神旺盛な次女は、来客があったり、誰かの記念日となれば、必ずと言っていいほど、
オリジナルスウィーツを作って、人をもてなす。。。
おそらく、これは小学生の頃からでなかろうか。

今回は、一時帰省する長女の誕生日ケーキ。。。

そうそう、こっちは、メール一通で済ませてしまったのだった。

義理堅い次女は、ちゃんと覚えていて、見れば、幾種類ものフルーツを盛り込んだ、ロール風
デコレーションケーキが出来上がっていた。

先日、その長女が誕生日を迎えて、私に送ってきたメールは、
「誕生日有難う」。。。

普通、世間では、「誕生日おめでとう」と言って、周囲が祝福するもの。
そうして、いろいろなプレゼントや、ご馳走が振舞われることが多いのだろう。

ところが、我が家では、子供達が誕生日を意識する年齢になってから、ケーキは子供達同志で
作り合っていたし、手料理を囲んで会食はするものの、贈り物をするような習慣は、今もない。

世の中では「自分の元に生まれてくれて有難う」などというフレーズも、時々聞こえてくるが、
一体、どんな心で言われているのだろう。

不妊に悩んで、ようやく授かった赤ん坊と心中を図り、子供だけ死なせた事件も耳新しい。。。

自分の元に生まれたばかりに、こんなことになってしまった、という後悔や、こんな家に生ま
れさえしなければ、と嘆く子供たち。。。

誕生が「おめでとう」なんて、こんな苦しみの中からは、本気で出てこないのでなかろうか。

人身受け難し、今すでに受く
仏法聞き難し、今すでに聞く。。。

生まれ難い人間に生を受けて、本当に良かった、という喜びは、生きる目的を教えられた仏法
を聞いて初めて知らされるもの。

仏縁を喜ぶ今の長女には、自分の誕生を「有難い」と形容せずにおれなかったのだろう。

そうして、そんな娘を持つ身をまた喜ばずにおれない。

我が家には、目に見える贈り物は無いけれど、ここに生まれたならばこそ、という無形の財産
は、限りなくあるからね。

今日も届け、とせっせと書いて残しておくことにしよう☆



3 コメント

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何てステキなご家族でしょう! (リリー)
2011-01-27 00:43:24
いつも心待ちに読ませて頂いています。感動して涙があふれました。私も今度の自分の誕生日には、ひとり暮らしする母に心から有難うと伝えてきます。
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家族 (信頼)
2011-01-30 17:03:39
最高の家族愛を深く感じます、良き子供たちに育っていることが、良く分かります、 
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Unknown (じゅんこ)
2011-02-03 14:10:32
コメント有難うございます。
リリーさんの「有難う」の一言は、どんなにお母さん
を勇気付け、喜ばれることでしょう。
受けし命の重さを知らされた幸せを、ぜひ伝えていき
たいですね。
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