働く主婦のじゅんこです 

自分探しから始まった幸せへの道・・いくつになっても旬な女性で生きるカギ☆

東京スカイツリー。。。

2010-05-19 19:59:32 | 世事情いろいろ
東京スカイツリー。。。

一昨年の夏に着工され、その雄姿が半分ほど見えると言う。
竣工予定は来年末。

タワーの水平方向の断面は、地面真上では正三角形であるが、高くなるほど丸みを
おびた三角形となり、地上約320mで円となる。

概観は日本の伝統建築の発想を駆使し、反りの美的要素も盛り込まれているらしい。
雄姿というより、美しい姿というべきなのだろう。

日本の建築技術は素晴らしい。
東京タワーの約2倍と言っても、ただ高さを誇るだけではないのである。

スカイツリーは、見る角度によって、美しい形が微妙に異なるそうだ。
その発想の原点は、約50年前に取り壊され、下町の人に親しまれた「おばけ煙突」
と言う。

戦後、下町にそびえる4本の煙突があった。
立つ位置によって、重なって3本となり、2本となり、1本に見える。
そこで、名づけられたのが「おばけ煙突」。。。

子供も大人も、「おばけ煙突」3本見える場所とか、1本になる所、と指定して、
待ち合わせをしたらしい。

子供の頃の懐かしい思いが、今、時代の先端を行く世界的建造物に取り入れられた
と言うことだ。

立つ位置によって見える形が異なる、というのは、しかし、なにやら教訓的でもある。

「真ん中も右から見れば左」という「格言」を聞いたことがある。

テーブルの真ん中に置いたコップも、コップの右側にいる人から見れば左に見えるし、
左側にいる人からは右に見える。

つまり同じ事柄でも、立つ位置によって、見解が分かれてしまうということ。

国益がからむ外交問題などは、特に顕著であろう。
今、話題の普天間問題もしかり。

誰しも、自分の立つ位置こそ真ん中だ、と主張しがちだが、自惚れ強い我々は、
相手寄りの位置に立って、ようやく偏らない中間位置と言えるのでなかろうか。

そもそも、欲目から離れることは難しい。

が、相手の主張にも一理ある、と一歩譲って、肯定的に受け入れてみると、そんな
見方もあったのか、と思わぬ発見や、新鮮な視点に驚くこともあるに違いない。

そんな懐深い人に、人は心を許すのでなかろうか。

かと言って、付和雷同するでなく、反対意見や苦情も、向上の糧とし、できるだけ
公正に客観視できる冷静な大人になりたいもの。

日々、人間関係のつれづれに思われることである☆

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