ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

ミレニアム2 火と戯れる女

2010年08月22日 | 映画(ま行)
(原題:FLICKAN SOM LEKTE MED ELDEN)
【2009年・スウェーデン/デンマーク/ドイツ】試写で鑑賞(★★★☆☆)


処女作である本作が出版される前に、作者であるスティーグ・ラーソンが急死。
全世界40ケ国で2600万部を誇る「ミレニアム」3部作を映画化した、シリーズ第2弾。
殺人者の濡れ衣を着せられたヒロインと、彼女の無実を信じて行動する男たちの奮闘を描くサスペンス。

ヴァンゲル家事件を解決してから1年。ミカエル・ブルムクヴィスト(ミカエル・ニクヴィスト)は月刊誌『ミレニアム』への復帰を果たしたが、リスベット・サランデル(ノオミ・ラパス)とは連絡が取れない状況が続いていた。そんな時、フリージャーナリストのダグ・スヴェンソン(ハンス・クリスティアン・トゥーリン)が少女売春組織に関するネタを持って現れた。ミカエルはダグを『ミレニアム』に引き入れ、特集記事の準備を進め始める。タグと恋人のミア・ベルイマン(イェニー・シルフヴェルヘルム)は、記事の裏付け調査を行っていたが、何者かによって殺されてしまう。現場にはリスベットの指紋が付いた拳銃が残されており、リスベットは殺人犯として指名手配されてしまう。一方、ヴァンゲル家事件以降のリスベットは、ストックホルムに舞い戻ってきていた。巧妙に姿を隠しながら、後見人であるニルス・ビュルマン弁護士(ペーター・アンデション)に接近し、自分の過去についての資料を探していた。そんな中、犯罪組織の黒幕的存在として暗躍するザラ(ゲオルギー・ステイコフ)の指示を受け、無痛症という特殊な身体を持つ金髪の巨人ロナルド・ニーダーマン(ミカエル・スプレイツ)がリスベットを付け狙っていた。リスベットの無実を信じながら少女売春組織の調査を進めるミカエルだったが、元公安警察の闇が浮き彫りにされ、その背後にザラという謎の人物が浮上してくる…。



2010年1月に日本で公開された「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」(原題:MANN SOM HATAR KVINNOR)の続編。

前作と違う物語が展開するんだけど、登場人物たちの関係とかあるので、「1」を観てからの鑑賞をお勧めします♪



前作は地味に面白いミステリーでしたが、本作は地味に面白いサスペンス作品になってます。
本作ではリスベットの過去を垣間みることができるのですが、悔しいけど何も書けない~。
書いたらネタバレ…というか、映画の面白さを損ねてしまう~。

今回は金髪の巨人という、面白いキャラクターが登場します。
無痛症で痛みを感じないという特殊な身体を持ったその身体能力は、まるで「007」のジョーズのよう。
「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」の感想では書いちゃうかもしれないけど、やっぱりここでは書けないのだ。
公開後に追記しますね。

監督はダニエル・アルフレッドソン。

追伸。
当初は『クエンティン・タランティーノ監督がブラッド・ピッド主演でリメイク』というニュースも流れたが、正式なスタッフ&キャストが決定。
監督はデヴィッド・フィンチャー。
ミカエル役はダニエル・クレイグ。
リスベット役には、ナタリー・ポートマン(「ブーリン家の姉妹」)、キーラ・ナイトレイ(「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ)、アン・ハサウェイ(「アリス・イン・ワンダーランド」)、エレン・ペイジ(「JUNO/ジュノ」)、キャリー・マリガン(「17歳の肖像」)、ミア・ワシコウスカ(「アリス・イン・ワンダーランド」)など、さまざまな女優が立候補していたみたいだが、最終的にリメイク版「エルム街の悪夢」で主人公ナンシーを演じたルーニー・マーラに決定。
9月からスウェーデンで撮影が開始されるとのこと。
ハリウッド・リメイクなんで、舞台をアメリカに移すのかと思ったら、舞台設定まんまで行くんだね。
…とすると、リメイクする意味あるのかなぁ~って気もするけれど、デヴィッド・フィンチャー監督なんで、物語まんまのリメイクはしないだろうな~と期待しましょう。

2010年9月11日公開
公式HP:ミレニアム2 火と戯れる女


Millennium Trilogy(「ミレニアム」3部作/輸入盤サントラ)

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ミレニアム2 上 火と戯れる女
スティーグ・ラーソン
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ミレニアム2 下 火と戯れる女
スティーグ・ラーソン
早川書房

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■シリーズ前作はこちら

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 [DVD]

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ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上
スティーグ・ラーソン
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■シリーズ続編はこちら

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上
スティーグ・ラーソン
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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (KLY)
2010-09-06 02:10:08
とりあえず早く3を見せてくれと。(笑)
確かにスウェーデンまで行ってやるなら何のためのリメイクなんだろう。だってシチュエーションとか同じならオリジナルの方がいいに決まってるじゃない。^^;
今回何気にリスベットがちょっと女性でしたね。鼻ピアスも取ってくれたり。(笑)
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シリーズモノ (ともや)
2010-09-07 19:32:29
こんばんは、KLYさん♪
こういうシリーズ物は一気に観ちゃいたいですもんね♪

>今回何気にリスベットがちょっと女性でしたね。鼻ピアスも取ってくれたり。(笑)
「3」では、またバリバリのパンクに戻っちゃいますけどね(笑)。

リメイクは、女優さんがリスベットにハマるかどうかが鍵ですよね~ww。
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Unknown (mig)
2010-09-14 10:01:31
ともやさんおはよ☆

あれ?ともやさん3までもう観てたのね!!
観たらまたお邪魔するね:)

好みによるんだろうけど、サスペンスの中ではあんまり惹き込まれないかなぁこのシリーズ。
今回は後半が入り込めました。
リメイクのウワサは聞いてたけどフィンチャーなの??!
えぇ~。
フィンチャーは新作の「ソーシャルワーカー」が楽しみなのデス♪

タラはリメイクとか絶対やらないで欲しい~
いつものオリジナルでオマージュいれまくりならいいけど(笑)
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リメイク (ともや)
2010-09-15 04:01:40
こんばんは、migさん♪
うんうん。
タラがこのリメイク撮ってたらどんな風になっちゃってたか…(笑)。
でもそれはそれで、気になるけどねww

リメイクのリスベットを演じるルーニー・マーラが、まぁ、可愛い部類に入るので、どんなファンキーな感じになるか、これも楽しみ。
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面白い! (にゃむばなな)
2010-10-01 19:33:00
地味でしたけど、本当に面白い、これぞ本格的ミステリーだと思いましたよ。
特にザラの正体が分かってからのくだりはゾクゾクものでしたね。
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面白さ (ともや)
2010-10-05 02:04:54
こんばんは、にゃむばななさん♪
ミカエルとリスベットが別々に行動しているんだけど、それが最後にはひとつのものに繋がって行く。
そういうカタルシスがありますよね♪
「3」も地味にワクワク必死ですよ♪
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こんばんは (dai)
2012-01-10 01:19:43
3との前後篇でしたので2自体の評価は
個人的には悪くなってしまいました。

金髪巨人は少し突っ込みどころ満載で、
サスペンスには反則に思えましたが、
キャラとしては面白かったです。
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金髪巨人 (ともや)
2012-01-10 02:00:30
こんばんは、daiさん♪
金髪巨人は何か面白すぎる設定なので、これで終わらせるのがもったいないですよねww。
絶対007の敵役設定ですもん(笑)。
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