(原題:SEE NO EVIL)
【2006年・アメリカ】DVDで鑑賞(★★★☆☆)
人気のない廃ホテルで奉仕活動をする軽犯罪者の若者を、殺人鬼が襲うスラッシャー映画。
ウィリアムズ巡査(スティーヴン・ヴィドラー)は、相棒と一緒に通報があった家に向かっていた。その家にいたのは両目をくり抜かれた女性が一人。警戒する2人。そこへ斧を持ったと大男が出現し、相棒を惨殺。ウィリアムズは銃で応戦するが、左腕を切り落とされ、大男には逃げられてしまう。それから4年後。ウィリアムズは、非行青少年更正センターの職員として働いていた。男子軽犯罪者を担当するウィリアムズと女子軽犯罪者を担当するハンナ(ティファニー・ランブ)は、男子4人女子4人、計8人の若者を連れて、今は使われなくなったブラックウェル・ホテルに向かっていた。盗品売買で捕まったラッセル・ウルフ(マイケル・ウィルダー)。ネット詐欺で捕まったリッチ・ベーンソン(クレイグ・ホーナー)。麻薬密売で捕まったマイケル・モントロス(ルーク・ペグラー)。不法侵入で捕まったタイ・シムス(マイケル・J・ペーガン)。暴行罪で捕まったクリスティーン・ザラート(クリスティーナ・ヴィダル)。万引きで捕まったゾーイ・ワーナー(レイチェル・テイラー)。麻薬密売で捕まったキーラ・バニング(サマンサ・ノーブル)。器物破損で捕まったメリッサ・ビュウドロックス(ペニー・マクナミー)。彼らは3日間の労働奉仕をすることで、1ケ月の減刑が約束されていた。ホテルのオーナーは老婦人マーガレット(セシリー・ポールソン)。このホテルは、35年前に火事が起きて以来閉鎖されていたが、今回このホテルを改装してホームレスの為の施設にしようと、非行青少年更正センターへ所外労働プログラムを依頼したのだった。文句を言いながらも作業を始める8人の軽犯罪者たち。そこへ謎の大男ジェイコブ・グッドナイト(ケイン)が現れ、若者たちを惨殺していく…。
80年代のスラッシャー映画を彷彿とさせる作品です。
映像特典でも、監督自身がそれを目指していると発言。
細かい部分でツッコミは入りますが、なかなか満足の出来る1本。
殺人鬼のジェイコブ・グッドナイトを演じるのは、アメリカのプロレス団体WWEに所属するケイン。
身長が213センチという巨体以外に特徴が無く、見た目が「ダイ・ハード4.0」のジョン・マクレーンみたいなんですよね。
何だか見ている最中に、何度となくジョン・マクレーンが若者を襲っているという錯覚に襲われました(笑)。
ちなみに、これがWWE時代のケイン。
【BIG RED MACHINE=赤い処刑マシーン】の異名を取り、火柱の発生をコントロールできるらしい。
WWEも真面目に観ると海外TVドラマ並に面白いんだろうなぁ。
ちょっと調べてみるとこんなレスラーなんです。
ジ・アンダーテイカーの異父弟で、兄が起こした火事により顔に大火傷を負わされたという設定。
火傷を隠すためのマスクがトレードマーク、アンダーテイカーとの抗争と共闘を繰り返しWWEのトップレスラーとなる。
その後、DIVAのリタを巡ってマット・ハーディーと抗争開始。
無事にリタとの結婚し彼女は妊娠するが、ジーン・スニツキーの攻撃により流産してしまう。
リタがエッジと浮気するストーリーが展開し、ケインとの結婚を解消。
もう昼ドラ顔負けのショー(物語)が展開しているみたいです。
あっ、話がもの凄くズレましたね。
話を戻しますね。
隠し部屋や隠し通路が存在するホテルで殺戮が行われるというのは、トビー・フーパー監督の「ツールボックス・マーダー」を彷彿とさせますね。
物語が進むに連れて、殺人鬼ジェイコブの過去が語られていくのですが、狂信的な母親の存在はスティーブン・キング原作の「キャリー」を思わせます。
80年代ホラーのいろんなオマージュが入ってそうです。
ジェイコブとの因縁を持つウィリアムがある程度のキーパーソンとなり、ある程度の戦いが描かれると思っていたら、もの凄くあっけなく瞬く間に終了。
予想外の展開に、ある意味ビックリ!
特典映像のインタビューを観ていたら、監督のグレゴリー・ダークがこんなこと言ってました。
『今の観客は、彼(ジェイコブ)が生き返っても、寛容だから受け入れてくれると思うよ』
続編作る気マンマンですか?
まぁ、確かに頭の中が蠅や蛆虫だらけでも生きてたっていうのは、人間じゃないのかもしれないですけどね(笑)。
ジェイコブが登場する前兆として蠅が出現するっていうのは面白い設定。
ジェイコブが若者を襲う際に流れる『タカタカタカタカタカタカタカ♪』っていう「幻魔大戦」みたいな音楽も、意外と良かったです。
監督はグレゴリー・ダーク。
【2006年・アメリカ】DVDで鑑賞(★★★☆☆)
人気のない廃ホテルで奉仕活動をする軽犯罪者の若者を、殺人鬼が襲うスラッシャー映画。
ウィリアムズ巡査(スティーヴン・ヴィドラー)は、相棒と一緒に通報があった家に向かっていた。その家にいたのは両目をくり抜かれた女性が一人。警戒する2人。そこへ斧を持ったと大男が出現し、相棒を惨殺。ウィリアムズは銃で応戦するが、左腕を切り落とされ、大男には逃げられてしまう。それから4年後。ウィリアムズは、非行青少年更正センターの職員として働いていた。男子軽犯罪者を担当するウィリアムズと女子軽犯罪者を担当するハンナ(ティファニー・ランブ)は、男子4人女子4人、計8人の若者を連れて、今は使われなくなったブラックウェル・ホテルに向かっていた。盗品売買で捕まったラッセル・ウルフ(マイケル・ウィルダー)。ネット詐欺で捕まったリッチ・ベーンソン(クレイグ・ホーナー)。麻薬密売で捕まったマイケル・モントロス(ルーク・ペグラー)。不法侵入で捕まったタイ・シムス(マイケル・J・ペーガン)。暴行罪で捕まったクリスティーン・ザラート(クリスティーナ・ヴィダル)。万引きで捕まったゾーイ・ワーナー(レイチェル・テイラー)。麻薬密売で捕まったキーラ・バニング(サマンサ・ノーブル)。器物破損で捕まったメリッサ・ビュウドロックス(ペニー・マクナミー)。彼らは3日間の労働奉仕をすることで、1ケ月の減刑が約束されていた。ホテルのオーナーは老婦人マーガレット(セシリー・ポールソン)。このホテルは、35年前に火事が起きて以来閉鎖されていたが、今回このホテルを改装してホームレスの為の施設にしようと、非行青少年更正センターへ所外労働プログラムを依頼したのだった。文句を言いながらも作業を始める8人の軽犯罪者たち。そこへ謎の大男ジェイコブ・グッドナイト(ケイン)が現れ、若者たちを惨殺していく…。
80年代のスラッシャー映画を彷彿とさせる作品です。
映像特典でも、監督自身がそれを目指していると発言。
細かい部分でツッコミは入りますが、なかなか満足の出来る1本。
殺人鬼のジェイコブ・グッドナイトを演じるのは、アメリカのプロレス団体WWEに所属するケイン。
身長が213センチという巨体以外に特徴が無く、見た目が「ダイ・ハード4.0」のジョン・マクレーンみたいなんですよね。
何だか見ている最中に、何度となくジョン・マクレーンが若者を襲っているという錯覚に襲われました(笑)。
ちなみに、これがWWE時代のケイン。
【BIG RED MACHINE=赤い処刑マシーン】の異名を取り、火柱の発生をコントロールできるらしい。
WWEも真面目に観ると海外TVドラマ並に面白いんだろうなぁ。
ちょっと調べてみるとこんなレスラーなんです。
ジ・アンダーテイカーの異父弟で、兄が起こした火事により顔に大火傷を負わされたという設定。
火傷を隠すためのマスクがトレードマーク、アンダーテイカーとの抗争と共闘を繰り返しWWEのトップレスラーとなる。
その後、DIVAのリタを巡ってマット・ハーディーと抗争開始。
無事にリタとの結婚し彼女は妊娠するが、ジーン・スニツキーの攻撃により流産してしまう。
リタがエッジと浮気するストーリーが展開し、ケインとの結婚を解消。
もう昼ドラ顔負けのショー(物語)が展開しているみたいです。
あっ、話がもの凄くズレましたね。
話を戻しますね。
隠し部屋や隠し通路が存在するホテルで殺戮が行われるというのは、トビー・フーパー監督の「ツールボックス・マーダー」を彷彿とさせますね。
物語が進むに連れて、殺人鬼ジェイコブの過去が語られていくのですが、狂信的な母親の存在はスティーブン・キング原作の「キャリー」を思わせます。
80年代ホラーのいろんなオマージュが入ってそうです。
ジェイコブとの因縁を持つウィリアムがある程度のキーパーソンとなり、ある程度の戦いが描かれると思っていたら、もの凄くあっけなく瞬く間に終了。
予想外の展開に、ある意味ビックリ!
特典映像のインタビューを観ていたら、監督のグレゴリー・ダークがこんなこと言ってました。
『今の観客は、彼(ジェイコブ)が生き返っても、寛容だから受け入れてくれると思うよ』
続編作る気マンマンですか?
まぁ、確かに頭の中が蠅や蛆虫だらけでも生きてたっていうのは、人間じゃないのかもしれないですけどね(笑)。
ジェイコブが登場する前兆として蠅が出現するっていうのは面白い設定。
ジェイコブが若者を襲う際に流れる『タカタカタカタカタカタカタカ♪』っていう「幻魔大戦」みたいな音楽も、意外と良かったです。
監督はグレゴリー・ダーク。
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昨日TSUTAYAにあるテレビでCMが流れててずぅ~っと観てたんですけどなんなんですか?
R-18ですよね?観たぁ~っい!!
最初の方で、犯人の死体が出てこなかったら
捜査が続いてると思うんですけどね。
頭撃たれても、生きてるって、
ちょっとダメでした。
予告観たけど、R指定だったかなぁ?
そんなに描写は残酷じゃないし、R指定無かった気がするけどなぁ…。
まぁ、あったとしても例の裏技使っちゃえば…。
>最初の方で、犯人の死体が出てこなかったら捜査が続いてると思うんですけどね。
その辺の細かい状況設定がずさんなのがネックなんですよね~。
とことんリアルで行くか、ファンタジーでいくかが中途半端。
でも嫌いじゃないですよ、この作品。
ぜひWWEも見てください。DVD(PPV)だけでもおもしろかっこいいですよ!
ケインは『ヤング・スーパーマン』にも悪役宇宙人で出ていたり、俳優としても色々出ていますね。WWEで言えばHHH(『ブレイド3』)、『ナッシュブリッジス』でセミレギュラー化したストーンコールド・スティーブ・オースチンあたりも好きですわん。
ともや兄さんのサイトでケインを見ることになるとは思わなかったので、ちょっと嬉しいです(笑)。
'K ´ー`)今度、ストーンコールドの『CONDEMNED』もぜひレビューしてくらさい。
お久し振り~!
元気にしてる~?
WWEって民放で放送してくれれば絶対観るんだけどなぁ。
DVDっていってもレンタル屋で見たことないしなぁ。
そういえば最近ロック様を見かけないけど、どうしているのやら。