ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

インクレディブル・ハルク

2008年08月02日 | 映画(あ行)
(原題:THE INCREDIBLE HULK)
【2008年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★☆☆)


2003年に公開された「ハルク」(原題:HULK)のリメイク作品。

科学者のブルース・バナー(エドワード・ノートン)は、恋人ベティ・ロス(リヴ・タイラー)の父ロス将軍(ウィリアム・ハート)の命令を受けて、人体への放射線抵抗を研究していた。ところが研究実験中の事故で多量のガンマ線を浴びたブルースは、怒りを感じて心拍数が200を越えると約2.7メートルもの巨大な緑色のモンスター=ハルクに変身する特殊体質となってしまう。その力を利用しようとする軍の追跡を逃れ、ブラジルに身を隠して治療薬開発と細胞の解明に専念するブルース。しかし、その居場所も軍に知られてしまい、ロス将軍によって送り込まれた特殊部隊員エミル・ブロンスキー(ティム・ロス)らがブルースを追いつめる…。



ハルクと言えば、1962年にコミックが誕生して以来、スパイダーマンに次ぐ人気を誇るマーベル・コミックの看板ヒーロー。
2003年に製作された「ハルク」が大コケしてしまい、『じゃあ、アレは無かったことにしよう!』と新たに作られたリメイク作品。
またハルク誕生までを延々観せられるのかな…と思っていたら、「ハルク」で描かれた誕生エピソードを、オープニングの数分間ですべて語り尽くしてしまう荒技を披露。



物語はいきなりブルースの潜伏先のブラジルから幕を開ける。
心拍数を上げないための修業をそこで行うのだが、その先生役がグレイシー柔術のヒクソン・グレイシー!
わお!
そんな所に反応してしまいました(笑)。
冒頭のブラジル(実際のロケ地はリオ・デ・ジャネイロ)でのチェイスシーンは、かなりの大迫力。
あんな香港・九龍城のような混沌とした場所があるんだねぇ。



今回ハルクの敵として登場するのは、39歳で軍人としては盛りが過ぎたエミル・ブロンスキー。
力を欲するブロンスキーは、軍が開発した血清を投与し、ハルクと同等の力を持つアボミネーションへと変貌してしまう。
ちなみにこの血清は、かつてのマーブルヒーローであるキャプテン・アメリカを生み出したスーパー・ソルジャー計画に関係している。
しかもこの計画は「X-MEN」のウルヴァリン誕生にも関係してるから、さぁ大変。
マーブルのヒーローたちは、いろんなところで設定がクロスオーバーしているので、そういう部分も楽しみなところ。
物語のラストでは、「アイアンマン」の主人公トニー・スターク(ロバート・ダウニーJr)が登場。
他にもマーブル作品には必ず登場する原作者のスタン・リー(ブルースの血入りジュースを飲んでしまう)や、TV版でハルクを演じていたルー・フェリグノ(ブルースにピザで買収される大学の警備員)などがカメオ出演している。

このリメイク「ハルク」はアメリカで好評だったみたいなので、続編できるかもね。
まぁ、これはこれで面白かったんだけど、2003年版「ハルク」も嫌いじゃないんだよね。
ともやはどちらかというと、エドワード・ノートンよりエリック・バナが好きだし、リヴ・タイラーよりジェニファー・コネリーの方が好きなのだ。
しかもダニー・エルフマンのサントラが、最近のアメコミ映画の中では秀逸なのよね。

監督はルイ・レテリエ。

2008年8月1日公開
公式HP:インクレディブル・ハルク


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6 コメント

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こちらにも・・・ (ミチ)
2008-08-02 23:49:01
>エドワード・ノートンよりエリック・バナが好きだし、リヴ・タイラーよりジェニファー・コネリーの方が好き
あ~~~、私は甲乙つけがたいです~。
エドワード・ノートンがハルクを演じるから意外性があって私も劇場に足を運んだんですよ~。
ちなみにエリック・バナのハルクは未見です(汗)
このハルクっていうキャラは外見が女性ウケしなさそう~。
返信する
女性受け (ともや)
2008-08-03 09:23:49
こんにちは、ミチさん♪
ハルクって女性受けしないでしょうね~(笑)。
格好良いスマートさは無いし、変身しちゃうから女性とのロマンスも皆無。

松崎しげるの出世ドラマ『噂の刑事トミー&マツ』もこのハルクのパロディみたいな作品でしたし…。

マーブルコミックのヒーローが総出演する『アベンジャーズ』も観てみたいけど、この中ではハルクって敵役になっちゃうんですよね。
でも単純にスパイダーマンとハルクの対決は見てみたいかも!
返信する
こんにちは~♪ (由香)
2008-08-03 18:50:17
お邪魔します♪
ハルクはアメリカでは人気なんですね~
私はイマイチ好きじゃーないみたい(汗)
エドワード・ノートンだから入り込んで観れるかな♪と思ったけれど、怪物VS怪物に退屈しちゃって、、、(滝汗)
で、あの血清って他のアメコミ作品にも通じているんですね~
そういう事を知っていると見ていて楽しいですよね!
返信する
怪物対怪物 (ともや)
2008-08-03 23:34:28
こんばんは、由香さん♪
まぁ、ハルクってキレキャラのカンニング竹山みたいなもんですもんね(笑)。
映画の内容も破壊の爽快感みたいなモノがメインだし、女の子には取っ付きにくいかも。
だから映画関係者も女の子の動員を増やすために、水嶋ヒロを吹き替えに使ったり…、必死ですよね。

>怪物VS怪物に退屈しちゃって、、、(滝汗)
男の子はああいうのにワクワクしちゃうんですよ。
プロレス(WWE)感覚ですよね。
あいつとあいつが戦ったらどっちが強いんだろう?
男の子はそんなことばっかり考えてますから…(笑)。
マーブルコミックの原作でもある、スパイダーマンとハルクの戦いを映画で観てみたいなぁ。
返信する
こんにちわ (睦月)
2008-08-04 13:19:47
≫その先生役がグレイシー柔術のヒクソン・グレイシー!

そうそうそう!!
格闘技大好き人間の私としても、そこに激しく反応
してしまいましたー!!
ああいうシーンでヒョイと登場してくれるのって
嬉しいですねえ(笑)。

そういえば私、ロバート・ダウニー・Jrって、
ほとんど興味がなく・・・顔すら定かでないので
ラストに出ていたことすら大して気にもとめません
でした(苦)。

『アイアンマン』までには彼の顔をインプットして
おこうと思っています(汗)。
返信する
ダウニー (ともや)
2008-08-04 17:38:21
こんばんは、睦月さん♪
本当グレイシーにはビックリ!
でもあんまりそれに触れてる人いないのね。
400戦無敗の男なのに…。

ロバート・ダウニー・Jrといえば、「キスキス、バンバン」ってコメディ・サスペンスがお薦めですよ。
ヴァル・キルマーがゲイの探偵役で出ていたり、お洒落お馬鹿な1本ですわん。
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