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ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

完全犯罪クラブ

2006年12月27日 | 映画(か行)
(原題:MURDER BY NUMBERS)
【2002年・アメリカ】TVで鑑賞(★★★☆☆)


1924年にアメリカで実際に起きた『レオポルド&ローブ事件』をモチーフにした犯罪サスペンス。
周到な犯罪計画を実行に移す2人の高校生と、彼らを執拗に追いつめる女性捜査官の息詰まる攻防を描いている。

カリフォルニア州の小さな町サン・ベニート。海岸の断崖に建つ古い屋敷で、2人の少年がある企みを練り上げていた。同じ高校のクラスメートであるリチャード・ヘイウッド(ライアン・ゴズリング)とジャスティン・ペンデルトン(マイケル・ピット)。リチャードはハンサムで裕福な家庭に育ち、学園の人気者。一方、ジャスティンは頭脳明晰ながらクラスでは誰からも相手にされない冴えないオタク。学校では口さえきかない共通点のない彼らは、【究極の自由】を手に入れるために完全犯罪を計画していた。やがてある森の中で、女性の絞殺死体が発見される。事件を担当するのは殺人課の刑事キャシー・メイウェザー(サンドラ・ブロック)とサム・ケネディー(ベン・チャップリン)。捜査を進めていく中、プロファイリングに該当する容疑者が浮かんでくるが、キャシーは2人の少年が怪しいと感じ、独自に捜査を進めていく…。



現代ならともかく、1924年にこの事件っていうのは衝撃だったんだろうなぁ。
(物語は現代に置き換えられていますが…)





事件を追い掛けるキャシーは、かつて暴力の被害者になったことがあるトラウマ=心理的外傷を負っている。
そんな彼女だから、暴力を振るう者の微妙な雰囲気を察知する。
演じているのはサンドラ・ブロック。
彼女を見ると昔付き合っていたバツイチの彼女を思いだしてしまいます。
息子はだいぶ大きくなってるんだろうんぁ。
(遠い目)



そしてこれが完全犯罪を目論む2人の少年。
劇中特に触れられてはいないんだけど、リチャードはゲイでしょ?
ゲイというかバイ・セクシャル。
どっちでもイケるクチ。

それにしても原題にあるNUMBERS=数字が、物語にどう関係していたのかが謎。
劇中でリチャードが黙示録の引用をしていたけど、それを意味しているのかしらん?

監督はバーベット・シュローダー。


完全犯罪クラブ

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グラマー・エンジェル 危機一髪

2006年12月22日 | 映画(か行)
(原題:HARD TICKET TO HAWAII)
【1986年・アメリカ】TVで鑑賞(★★★☆☆)


プレイメイト出身の女優たちが大活躍するお色気スパイアクション。

物語の舞台は南国の島ハワイ。表向きは、モロカイ・カーゴという貨物便会社のオーナー兼パイロットであるドナ(ドナ・スペア)は、実はFBIの秘密捜査官。ドナのパートナーであるタリン(ホープ・マリー・カールトン)は、証人保護プログラムにより、メンバーとして一緒に働いている。ある日ドナとタリンは、ラジコンのヘリコプターに積まれたダイヤモンドを偶然発見してしまう。そのダイヤは麻薬の代金としてロメロ(ロドリゴ・オブレゴン)に渡るはずのモノだった。ロメロは横取りされたダイヤを奪い返そうと、ドナとダリンを襲うことにするが、彼女たちは普通の女の子ではなかった。ドナたちは仲間のイーディ(シンシア・プリムホール)やラウディ(ロン・モス)らと協力し、麻薬組織撲滅に乗り出す…。



後に「ピカソ・トリガー」シリーズにつながっていく、シリーズ第1弾。
金髪巨乳美女プレイメイトたちの魅力爆発のお気楽アクション。



ボディが売りのプレイメイトたちが出演しているので、必然性のないおっぱいポロリが満載です(笑)。
主演のドナ・スペアが、ちょっとだけファラ・フォーセットを思わせてくれるのでいいんだけど、そんなにポロリポロリしなくてもいいですよ、ホント。



しかも、ガンアクションなどが、ぶっ飛ぶほどはちゃめちゃです。
刃を仕込んだフリスビーで敵を暗殺。
銃撃してきた敵を車で跳ね飛ばし、空中をさまよう敵をロケット砲で爆破。
至近距離に迫った大蛇にもロケット砲で応戦。
これぐらいぶっ飛んでくれると、逆に気持ちいいくらい。

監督はアンディ・シダリス。

追伸。
もうこのシリーズはお腹いっぱい…と思いつつ、「パット・モリタvsプレイメイト/ボディ・エンジェル」はちょっと気になってる。
「カラテ・キッド」のパット・モリタがプレイメイトと闘う~?
あらあら。


グラマー・エンジェル 危機一髪

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■アンディ・シダリス監督&ドリュー・シダリス監督のプレイメイト・アクション・シリーズはこちら

ピカソ・トリガー 殺しのコードネーム

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ピカソ・トリガー サベージ・ビーチ

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ピカソ・トリガー エネミー・ゴールド指令

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ピカソ・トリガー ダラス・コネクション

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ピカソ・トリガー デイ・オブ・ザ・ウォーリアー

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ピカソ・トリガー リーサル・エンジェルス

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スパイ・エンジェルス

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パット・モリタvsプレイメイト/ボディ・エンジェル

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グラマラス・ハンターズ

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グラマラス・キラーズ

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クリスマス★クリスマス

2006年12月17日 | 映画(か行)
【2004年・日本】TVで鑑賞(★★★☆☆)

劇団WAHAHA本舗のすずまさ氏による人気舞台劇を原作にした作品。
UFOやネッシー、雪男、口裂け女、人面魚などのオカルト伝説を捏造して、夢のない現代社会に生きる人々にファンタジーを与える組織が繰り広げる、奇跡の一夜を描いたヒューマン・コメディ。

同棲4年目になる倦怠期のカップル・石崎健太(大倉孝二)と佐々木美和(伊藤歩)。結婚のタイミングも逃し、口を開けばケンカばかり。ある夜、例によってしょ一もない事で美和とケンカした健太は、家を飛び出し銭湯へ。その帰り際、自分の靴が無くなり、そこヘナゼかスキューバ・ダイビングの足ヒレを改造した【カッパの足】が。仕方なくそのカッパの足を履いてとぼとぼと街を歩いていると、一台のワゴンが近づいてきて、健太を拉致していく。健太が連れ去られた先は、ファンタジー保存協会世田谷支部だった。健太を拉致した3人の男・吉田満(生瀬勝久)、田中次郎(近藤芳正)、曽我部亀吉(水橋研二)は、夢のない現代社会に警鐘を鳴らし、世の人々を楽しませるファンタジーを演出する世界規模の秘密組織の一員だと言う。そんな彼らの興味を持った健太は、ファンタジー保存協会の一員に加わることになる。そんな折り、カッパ伝説の捏造場面を週刊誌にスクープされてしまったからさぁ大変。あくまで秘密組織であるファンタジー保存協会にとって、それは協会の存続すら危ぶまれる一大事。そんな大失態を犯した彼らは、フィンランドにある協会本部からの世にもマヌケで恐ろしい厳罰【ファンタジーおしおき】に怯える…。



公開当時、このリアルうなぎ犬のチラシを見て非常に気になっていた作品。
でも物語にはまったく関係ないです、うなぎ犬(笑)。



劇団ナイロン100℃の大倉孝二!
劇団そとばこまちの生瀬勝久!
劇団☆新感線の古田新太!
三谷幸喜ファミリーの近藤芳正!
WAHAHA本舗の久本雅美と柴田理恵!
などなど、舞台系俳優が総出演です。



ファンタジー保存協会は、存続の危機を脱出できるのか?
恐ろしいファンタジーおしおきとは?

そして兎にも角にも、サンタさんの格好をする女の子って可愛いね。

監督は山口博樹。



クリスマス・クリスマス

東北新社

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族(映画「クリスマス★クリスマス」主題歌『一瞬の夏』収録)
氣志團, 綾小路翔
東芝EMI

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クリスマスなんて大嫌い!なんちゃって(映画「クリスマス★クリスマス」挿入歌)
クレイジーケンバンド, 横山剣, 松井五郎, 小野瀬雅生
サブスタンス

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恐怖のメロディ

2006年11月28日 | 映画(か行)
(原題:PLAY MISTY FOR ME)
【1971年・アメリカ】TVで鑑賞(★★★☆☆)


人気DJに付きまとうファンの女性の恐怖を描いたサスペンス映画。

クリント・イーストウッドの初監督作品になる。カリフォルニア、モントレーの地方局でDJを務めるデイヴ・カーランド(クリント・イーストウッド)の前に、いつも『ミスティ』をリクエストしてくる女性イブリン・ドレイパー(ジェシカ・ウォルター)が現れる。デイヴは出来心から、イブリンと一夜を共にしてしまう。それ以来、イブリンは、まるでデイブの彼女のように振る舞い始める。デイヴは素っ気なくイブリンをあしらうが、それをきっかけには、イブリンはどんどんと常軌を逸していく。勝手に家の合い鍵を作り、家中の家具などをずたずたに切り裂き、家政婦にケガを負わせたり、デイヴの恋人のトビー(ドナ・ミルズ)との中を妬みデイヴの部屋で自殺を図ったりする始末。やがてイブリンは、トビーにまで怒りの矛先を向け始める…。



思いこみの激しいストーカーを題材にしたサイコ・サスペンス。
(この当時はまだストーカーという言葉は無かったでしょうが、同じ様な人はいつの時代もいるのですね)



そして35年も前の作品なんで、クリント・イーストウッドが若い。
(あたりまえですが)
嬉しかったのは、山田康雄の声を久し振りに聞けたこと。
クリント・イーストウッドといえば、やっぱり山田康雄なんですよね。
最近の作品の吹き替えはどうなってるんだろう?
栗田貫一がやってるのかな。



ストーカー女を演じるジェシカ・ウォルターの鬼気迫る演技も見所。
巨大なナイフを手に襲いかかる様は、ホラー映画のモンスター並です。

監督はクリント・イーストウッド。


恐怖のメロディ

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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機動戦士ZガンダムIII~星の鼓動は愛~

2006年11月28日 | 映画(か行)
【2006年・日本】DVDで鑑賞(★★☆☆☆)

1985年に放映されたTVアニメ「機動戦士Zガンダム」(全50話)を、新作カットを追加し、現代的な解釈で大幅なアレンジを加えて再構成した劇場版。
本作は三部作の三作目、完結編となる。

宇宙世紀0087年。地球圏の戦乱は混迷を極めていた。連邦軍のエリート組織・ティターンズと反地球連邦組織・エゥーゴの内戦の最中、エゥーゴを指揮する立場となったクワトロ・バジーナ=シャア・アズナブル(声:池田秀一)、ティターンズを我が物にしようと目論むパプテマス・シロッコ(声:島田敏)、そしてザビ家復興を掲げるジオン軍残党・アクシズの指導者ハマーン・カーン(声:榊原良子)。地球圏の覇権を賭け、3つの勢力が複雑に絡み合う。戦局は、巨大レーザー砲へと改造されたスペースコロニー・グリプス2を巡る最終局面へと突き進んでいく。エゥーゴを離れ、ティターンズのシロッコの下へ身を寄せるレコア・ロンド(声:勝生真沙子)。シロッコの下からサラ・ザビアロフ(声:島村香織)を救い出そうとするカツ・コバヤシ(声:浪川大輔)。カミーユ・ビダン(声:飛田展男)を執拗に付け狙うジェリド・メサ(声:井上和彦)。さまざまな人の想いが交差する宇宙を、Zガンダムに搭乗したカミーユは戦い続ける。戦火の果てにカミーユを待ち受ける運命は?



A New Translation=新訳。
…ということでTV版とは違う解釈が加えられた劇場版。
編集が酷すぎます。
それでなくても後半はいろいろな物語が展開し、複雑な様相をみせているというのに。
どの部分に物語の焦点を当てているのか散漫で、非常に中途半端な内容。
あの酷い編集では、TV版を観ていた人にしか物語がどう展開しているか分からなかったんじゃないかな?
いや、TV版を観ていた人でも分からないかもしれない。



そしてせめて最後の完結編くらいは「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙」みたいに、全て描き下ろしにして欲しかったなぁ。
せっかくの劇場版なのに、オープニングからTVシリーズ時代の映像。
すんごいテンション下がります。
シャア・アズナブルの演説シーンはまるまるカットされているし、編集の非道さが目立ちすぎる1本です。

で、結局何が新訳なの?
カミーユはおかしくなりませんでした。
カミーユは人の命の尊さを説きながら人を殺します。
Zガンダムはリアルロボット系ではなくスーパーロボット系でした。
(え~、TVでもあんなだったかなぁ。死んだ人間の命を吸って強くなるって、逆元気玉じゃないんだから)
死んだ人間は抱きしめられないから、生きてる人間を抱きしめましょう。

これがそのまま「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に続くんだよね。
そういう伏線も何にも入ってないしね。
好きな作品だけに残念。

総監督は富野由悠季。


機動戦士ZガンダムIII -星の鼓動は愛-

バンダイビジュアル

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Love Letter
Gackt, Gackt.C, CHACHAMARU
日本クラウン

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機動戦士Zガンダム~A New Translation Review~(初回限定盤)
サントラ, Gackt, Gackt.C, Chachamaru, 三枝成彰
日本クラウン

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機動戦士Zガンダム~A New Translation Review~
Gackt.C, Chachamaru, 三枝成彰, サントラ, Gackt
日本クラウン

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機動戦士ZガンダムIII星の鼓動は愛

角川書店

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■劇場版シリーズはこちら

機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-

バンダイビジュアル

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機動戦士ZガンダムII -恋人たち-

バンダイビジュアル

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Metamorphoze~メタモルフォーゼ~(限定盤)(DVD付)
Gackt, Gackt.C, Chachamaru
日本クラウン

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Z BIBLE「機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者」完全ドキュメ

講談社

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機動戦士Zガンダム 劇場版

竹書房

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機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者

角川書店

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機動戦士ZガンダムII 恋人たち

角川書店

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■TVシリーズはこちら

機動戦士Zガンダム Part I ― メモリアルボックス版

バンダイビジュアル

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機動戦士Zガンダム Part II ― メモリアルボックス版

バンダイビジュアル

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機動戦士Zガンダム Part III ― メモリアルボックス版

バンダイビジュアル

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機動戦士Zガンダム SPECIAL
TVサントラ, 鮎川麻弥
キングレコード

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気球クラブ、その後

2006年11月19日 | 映画(か行)
【2006年・日本】試写で鑑賞(★★★★☆)

鬼才・園子温監督が荒井由美の名曲「翳りゆく部屋」をモチーフに作りあげた青春映画。

【気球クラブ・うわの空】のリーダーだった村上(長谷川朝晴)がバイク事故を起こす。それを機に、バラバラになっていたメンバーたちが5年振りに再会する。村上の彼女である美津子(永作博美)に憧れていた二郎(深水元基)。二郎やメンバーたちと曖昧な関係をもつみどり(川村ゆきえ)。やがて、村上の死がが伝えられ、メンバーたちは村上を偲んだ大宴会を開くことにする。こうして青春時代に別れを告げる一夜限りのバカ騒ぎが始まる。さまざまな思い出話の中から、二郎は美津子の村上への深い想いを初めて知ることになる…。



「自殺サークル」「奇妙なサーカス」「紀子の食卓」など、秘かに気になっている園子温監督の最新作。
大人になりきれなかった…夢をいつまでも追い掛けていた村上の死によって、昔の仲間が集まることになる。



そこで語られるのはほろ苦い想い出。



主演は深水元基。
この男の子は、ネットシネマ「イケルシニバナ」を観た時から面白いと思ってたんだよね。
そして本作が映画デビュー作となる川村ゆきえ。
常に求められる女性でいたいと願う、八方美人な嫌な女の子を見事に演じている。
結構体当たりな演技で頑張ってます。
グラビアだけでなく、女優業でも期待ですね。



そして圧倒的な存在感を魅せる永作博美。
メンバーが去った後の気球BARに現れ、煙草で気球に穴を空けるシーン。
かなり印象的です。
可愛いなぁ。
いや、ホント。

監督は園子温。

2006年12月23日公開
公式HP:気球クラブ、その後


気球クラブ、その後 [DVD]

東宝ビデオ

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グエムル 漢江の怪物

2006年10月26日 | 映画(か行)
(英題:THE HOST)
【2006年・韓国】試写会で鑑賞(★★★★★)


家族の絆を題材にしたモンスター・パニック映画。

ソウルの中心を南北に分けて流れる雄大な河・漢江(ハンガン)。その河辺である家族がたくましく生活をしていた。小さな売店を営むパク・ヒボン(ピョン・ヒボン)。図体だけは立派な大人なのに、店番も満足に出来ないダメ長男カンドゥ(ソン・ガンホ)。中学に入学したばかりのカンドゥの愛娘のヒョンソ(コ・アソン)。アーチェリー選手として活躍している長女のナムジュ(ペ・ドゥナ)。就職難でなかなか定職に就けず、酒癖の悪い次男のナミル(パク・ヘイル)。人々がくつろいだ時間を過ごしている平和な漢江の川縁に、ある日奇妙な怪物が出現する。それは5年前に在韓米軍の研究所から流された毒物を吸収して、突然変異した生物だった。逃げまどう人々を襲いまくる怪物(グエムル)。カンドゥもヒョンソを連れて逃げようとするが、ヒョンソはそのグエムルの尻尾に捕らえられてしまう。グエムルに襲われた被害者の合同葬儀が行われ、身も心も張り裂けるほど泣き叫ぶ遺族たちの中に、パク一家の姿もあった。まもなく漢江一帯は韓国政府によって封鎖され、ソウルは麻痺状態に陥る。その混乱にさらに拍車をかけるように、政府はグエムルが感染者を死に至らしめるウイルスの宿主だと発表し、漢江周辺にいた人たちを強制的に隔離する。その一方、アメリカ軍は秘密裏に開発した"エージェント・イエロー"という名の化学兵器だけが、怪物とウイルスの蔓延を食い止める唯一の手段だと主張して韓国政府に強く干渉する。しかしある時、命よりも大切な娘のヒョンソを奪われ、抜け殻のようになっていたカンドゥの携帯電話にヒョンソから電話がかかってくる。ヒョンソが生きていることを知ったパク一家は、ヒョンソを救い出すために漢江へと向かう…。



韓国ではほとんど作られることのない怪獣映画。
巷では「機動警察パトレイバー」のパクリとか騒がれていました(もちろんともやもそう感じました。でも似てるのは怪獣のデザインや生まれ方だけなんだよね)が、面白ければいいんです。
怪獣文化が根付いている日本で、こういう映画が作れないのは哀しいことです。
(いや、怪獣は子供の映画っていう文化が根付きすぎているのがいけないんだね、きっと)



ダメ親父のソン・ガンホ。
もうこの役者さん大好きです。
ソン・ガンホといえば、ドロップキック!
他の映画ではドロップキックを喰らわす役だけど、今回は蹴られます(ダメ親父だから)。





怪獣のグエムルは序盤から出まくりです。
出し惜しみしなさ過ぎて、逆にビックリ。
モンスター映画の定義なんて関係無しです。
『ヒョンソ、後ろ、後ろ~!』



グエムルに立ち向かうのは、このパク一家。
一見無力な人たちが団結して戦うって構図は、「トレマーズ」を彷彿とさせます。



アーチェリーでグエムルに立ち向かうナムジュ役のペ・ドゥナ。
ジャージ・フェチにはたまらない役所です。

国民性の違いなのか、韓国映画のラストには驚かされる作品が多いです。
この作品も予想していたラストとは違う展開に、ホント『えぇ~?』って感じ。
ちょっとこの監督の次回作が楽しみ。

監督はポン・ジュノ。


グエムル-漢江の怪物- コレクターズ・エディション

ハピネット・ピクチャーズ

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グエムル-漢江の怪物- スタンダード・エディション

ハピネット・ピクチャーズ

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The Host(「グエムル 漢江の怪物」輸入盤サントラ)

Milan

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怪談新耳袋 -劇場版-

2006年10月23日 | 映画(か行)
【2004年・日本】TVで鑑賞(★★★★☆)

怪異蒐集家の木原浩勝と中山市朗が日本全国から集めた怪談の原作を基に、TVドラマ化され人気を博したホラー・シリーズの劇場版。
全8話のショートストーリー。

「夜警の報告書」
警備会社が解体までの間、監視を引き受けることになるが、警備の担当者がすぐに辞めてしまう。真相を突き止めるために警備会社の司令補(竹中直人)が現場に赴くが…。
監督は吉田秋生。

「残煙」
会社の旅行中、旅館から抜け出した3人のOL(坂井真紀、坂上香織、佐藤康恵)。しかし、道に迷ってしまった3人は、不気味な雰囲気の漂う社に出くわす…。
監督は鈴木浩介。

「手袋」
以前に別れた男(大沢樹生)が、『一晩だけ泊めて欲しい』と女(高岡早紀)のマンションを訪れる。その夜から、女は自分の首を絞める“手袋”の姿を見るようになる…。
監督は佐々木浩久。

「重いッ!」
夜になると布団の上に重みを感じるようになる。女(井上晴美)は必死で目に見えぬ、その重みを振り払う。しかし、今度は姿を現し、別の形でそれ(北村一輝)は襲いかかってきた…。
監督は鈴木浩介。

「姿見」
就職も決まった2人の高校生(上条 誠、内野謙太)。2人は学校の体育館に行き、不気味な噂のある姿見の覆いを取り払う…。
監督は三宅隆太。

「視線」
ある女子高生(堀北真希)が『10年後の自分について語る』、というテーマで撮影したビデオテープに奇怪な影が映りこむ。その話題は学校中に広まり、学園祭でそのビデオを上映することになる…。
監督は豊島圭介。

「約束」
旅行で家を留守にする叔父(小野寺昭)の代わりに、留守番をすることになった青年(曽根英樹)。出発前に叔父から念を押されたのは『呼ばれたら返事をすること』だった。青年は言いつけを忠実に守っていたが…。
監督は雨宮慶太。

「ヒサオ」
イジメで殺された息子ヒサオに話し掛ける、錯乱状態の母親(烏丸せつこ)。家中にしたたる水。ヒサオは確かにそこにいるようだった…。
監督は平野俊一。




呪いや因縁といった要素を排し、ただこんな怪異があったというコトだけを集めて作られた「新耳袋」。
1話5分程度のショートストーリーで、ともやの大好きなシリーズ。



「夜警の報告書」。
警備会社の司令補は、唯一辞めない警備員に案内されて、ビルの見回りに同行するが…。
その唯一辞めない警備員の霊に対するあっけらかん具合が、面白くもあり怖くもある。



「視線」。
最初はぼんやりしていた影が、ビデオを見直すごとにハッキリし始め…。
割とベタな展開ではあるけれど、普通に怖いシチュエーション。



「約束」。
久し振りの雨宮慶太監督の作品。
その約束事にどんな意味があるのかなどは、もちろん語られない。
ただこんなことがあった。
それだけである。
その余分な要素を一切排除した造りが想像力を拡げさせ、恐怖を醸し出す。

このシリーズ、たまらないなぁ。


怪談新耳袋 劇場版

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■シリーズ劇場版はこちら

怪談新耳袋劇場版 幽霊マンション

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怪談新耳袋 ノブヒロさん

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怪談新耳袋劇場版 DVD-BOX

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怪談新耳袋 劇場版 DVD BOX 2

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■TVシリーズはこちら

怪談新耳袋 第1シーズン DVD-BOX

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怪談新耳袋 第2シーズン -近づく編-

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怪談新耳袋 第2シーズン -開けちゃだめ編-

キングレコード

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怪談新耳袋 第2シーズン -白いひも編-

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怪談新耳袋 第3シーズン -花嫁さん編-

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怪談新耳袋 第3シーズン -御祓いは効かない編-

キングレコード

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怪談新耳袋 第4シーズン DVD-BOX

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怪談新耳袋 最終夜 DVD-BOX

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■ゲームにもなってます

実話怪談「新耳袋」一ノ章

メトロ

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ガリシアの獣

2006年10月20日 | 映画(か行)
(原題:ROMASANTA THE WEREWOLF HUNT)
【2005年・スペイン】DVDで鑑賞(★★★☆☆)


スペイン史上最大の謎と言われた【アリャリスの狼男】事件を題材にしたスリラー映画。

1851年。スペイン北部のガリシア地方では、住民の失踪や変死が相次いでいた。それは森に住む狼の仕業という噂が広がり、狩人たちは狼狩りを施行する。そんな中、森林地帯に住むバーバラ・ガルシア(エルサ・パタキー)も消息を失った姉のマリアと姪のテレサの安否を心配していた。バーバラの心の支えは、時々訪ねてくるミステリアスな行商人マニュエル・ロマサンタ(ジュリアン・サンズ)だった。やがて犠牲者は15名を越え、アルジェリア大学の専門家フィリップス教授(デビッド・ガント)に死体の見聞を依頼する。犠牲者の検死を行ったフィリップスは、一見狼の犯行に見えるその死体からは脂肪だけがナイフで削り取られており、これは人間による殺人事件であると結論を下す。一方バーバラは、甘いマスクのロマサンタに惹かれていくが、彼の馬車で犠牲者たちの脂肪を集めたビンや装飾品などを発見してしまう。ロマサンタはやがて国家検察に逮捕されるが、『自分は狼男で人を殺すのは本能だ』と主張する…。



これは実際にあった事件のようですね。
15名以上に及ぶ連続猟奇殺人事件を引き起こしたマニュエル・ロマサンタ。
自分は狼男であると主張し、その精神鑑定を巡って裁判は紛糾。
そして、ロマサンタは男は獄中で謎の死を遂げ、真相は永遠の謎として残された。



自分は狼から人間に変身した男であると主張するロマサンタ。
真相は定かではないが、劇中では狼から人間に変身する場面が登場する。
それがまた今まで見たことがないようなメタモルフォーゼなのよ。
(まぁ、狼男映画では、人間から狼の描写で、逆ってあんまり無いモノね)
それだけでも一見の価値ありかも。



ヒロインはエルサ・パタキー。
スペインの女優さんですね。
この作品以外には、「死霊のしたたり3」や現在公開中の「スネーク・フライト」にも出演しているんですね。
あら、ホラー系専門なのかしら?



裁判の場面はそれほど多くないのですが、系統としては「エミリー・ローズ」っぽい感じになるのかしらん。
フィリップス教授はロマサンタに対して、被告はライカントロピー(獣化)願望に取り憑かれた精神障害者であり、更正が可能という判断を下す。
彼は本当の狼男だったのか?

監督はパコ・プラザ。


ガリシアの獣

ビデオメーカー

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帰ってきた女必殺拳

2006年10月14日 | 映画(か行)
【1975年・日本】TVで鑑賞(★★★☆☆)

正義の拳で悪の組織と戦う女戦士の闘いを描いたシリーズ第3弾。

香港の裏町。李紅竜(志穂美悦子)は香港警察刑事の湘徳輝(千葉治郎)と待ち合せをしていた。湘の従妹で、紅竜の幼友達でもある秀麗(川崎あかね)が一カ月前から行方不明になっており、湘は紅竜に捜査協力を依頼する。さっそく横浜へ向かう紅竜。横浜に着いた紅竜は、暗黒街のボス・王龍明(山本麟一)の配下たちに襲われたが、空手仲間である片平百合子(ミッチー・ラブ)の助けで難を逃れる。紅竜が武道の達人であると知った王は、各国から呼び寄せた四天王の蛇倉(石橋雅史)、シンシン(坂口正一)、采(早川明心)、黒崎(倉田保昭)に紅竜を殺すよう命じる。かくして麻薬組織のボス・王と紅竜の死闘が始まる…。



女ドラゴン。李紅竜が活躍するアクション活劇第3弾。
ストーリーの流れは前2作とほとんど同じ(笑)。
パターンに乗っ取ったシリーズと思いきや、今回は敵武道家が登場するときの【○○○拳法 ○○○○】っていうテロップが入ってない!
このパターンは継続して欲しかった!



倉田保昭さんも前作とは違う、【地獄突きの黒崎】という役所で登場。
その正体は…前作と同じ展開なんですけどね。

3作目ともなると、変ちくりんな武道家のネタが尽きてきたのかなぁ。
あきらかに紅竜の敵としてはパワーダウンしていってます。
逆にボスはショッカーの怪人並になってるんですけどね。
麻薬王の王の左手は、どういう原理かわからないけど、仮面ライダーストロンガー並の電流を放つ(笑)。

これでシリーズは終わりかと思ったら、「必殺女拳士」と「女必殺五段拳」という作品がまだあるらしい。
う~ん、観てみたい。

監督は山口和彦。


帰って来た女必殺拳

東映

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女必殺拳シリーズ~サウンドトラック・コレクション

バップ

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■シリーズ作品はこちら

女必殺拳

東映

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女必殺拳 危機一髪

東映

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キスキス,バンバン -L.A.的殺人事件

2006年10月11日 | 映画(か行)
(原題:KISS,KISS,BANG,BANG)
【2005年・アメリカ】DVDで鑑賞(★★★★☆)


ハリウッドに蠢く闇の世界。ロサンゼルスを舞台に、ゲイと泥棒のコンビが繰り広げるハードボイルド作品。

しがないコソ泥のハリー・ロックハート(ロバート・ダウニーJr.)は、仕事でドジを踏み警察に追われることになる。ハリーが逃げ込んだ先はハリウッド映画のオーディション会場だった。ひょんなことからオーディションをパスしてしまったハリーは、ハリウッドの有力者であるハーラン・デクスター(コービン・バーンセン)の紹介で、役作りのため本物の探偵とコンビを組むことになる。その探偵とは、見た目はタフでコワモテだが、ゲイのペリー・バン・シュライク(ヴァル・キルマー)だった。一方ハリーは、女優を夢みてハリウッドへやって来た幼なじみのハーモニー・フェイス・レイン(ミシェル・モナハン)と再会する。やがてペリーとハリーは、尾行していた美女が殺される場面を発見する。そして時を同じくして、ハーモニーの妹が不可解な自殺を遂げてしまう。事件は混乱を極めていくが、奇怪な事件の数々とハーモニーの妹の死がひとつの線で結ばれ始める…。



極上のミステリーというのは、KISSで始まりBANGで終わる…らしい。
いやぁ、この映画オープニングがめっちゃ格好良いです。
70年代風アニメーションっていうんですか。



ゲイの探偵ペリーを演じるヴァル・キルマー。
あんなにスマートで格好良かったヴァル・キルマーが、こんなにブクブクにおなりになるなんて。
あんたもミッキー・ロークやトラボルタ系なのかい?



そして、とことんついてないコソ泥ハリー。
ドアに挟まれ指を切断。
その指を犬に食べられてしまう。
アソコに電極を繋がれ、電気ショックの拷問。
胸を拳銃で撃たれたが、胸ポケットに入れていたペーパーバックで難を逃れる…ようにみえて、実は貫通していたりなど。



「M:i:III」でヒロインを演じたミシェル・モナハン。
惜しげもなく裸体を大アピール!





…にしても、このゲイとコソ泥の探偵コンビは面白いし、格好良いぞ。
続編作って欲しいなぁ。

監督はシェーン・ブラック。


キスキス バンバン -L.A.的殺人事件

ワーナー・ホーム・ビデオ

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John Ottman
La-La Land

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ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦

2006年09月29日 | 映画(か行)
【2006年・日本】DVDで鑑賞(★★★☆☆)

警視総監を祖父に持つIQ180の10代の女の子が、携帯電話を武器に難事件を解決していく刑事ドラマシリーズの劇場版作品。

ある日、銭形四姉妹の長女である銭形愛が、キング・アンドリウと名乗る謎の人物によって誘拐されてしまう。 この非常事態に、警視庁に集結した次女の銭形泪(黒川芽以)、三女の銭形舞(堀北真希)、四女の銭形零(夏帆)の3人。そしてキング・アンドリウは3姉妹に対して、3つの事件という挑戦状を叩きつける。泪は『多聞寺 謎の人体発火事件』、舞は『人気漫画家殺人事件』、零は『占いクイーン殺人予告事件』を担当。それぞれの事件を解決した3人は愛が捕らわれている場所の謎を解き、その地域の捜索を始める。やがて【バベルの塔】と書かれた怪しい倉庫を発見した泪は、単独で潜入。そこで現れたキング・アンドリウから新たな試練を突きつけられる。数学の間。乱舞の間。泪の間。3つの部屋の難関を突破して、愛を救出することが出来るのか?



【THE MOVIE】なので、ちょっとは本格的なストーリー展開になっているかと思いきや、TVシリーズのゆるいノリを継承。
これはこれでアリなのかな。



階級は警視正。
携帯電話のストラップが網となり、犯人を逮捕する銭形泪。
特技はマウンテンバイク、ウソ泣き、それに大食い。



階級は警視正。
携帯電話のストラップがリボンとなり、犯人を逮捕する銭形舞。
特技はマウンテンバイク、ダンス。



階級は先ごろ、警視正に昇進。
携帯電話のストラップがゼロをかたどったチェーンとなり、犯人を逮捕する銭形零。
特技はマウンテンバイク、数学全般。
特にパズル系には滅法強い。

名前だけの出演で、銭形愛(宮崎あおい)が登場しなかったのは非常に残念なところ。
あおいちゃんはケータイ刑事を卒業してしまったらしいです。
しかもこの映画で黒川芽以と堀北真希も卒業を発表してしまいました。





『謎は解けたよ、ワトソン君!』
…という台詞と共に繰り広げられる三者三様の決め口上。
水戸黄門的、必殺仕事人的カタルシスが満載です。

ケータイ刑事をサポートする五代潤(山下真司)、高村一平(草刈正雄)、柴田太郎(金剛地武志)が一同に介するのも劇場版ならではです。

監督は佐々木浩久。

※来年には5代目のケータイ刑事・銭形雷(小出早織)と銭形零(夏帆)主演で、劇場版第2弾「ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀~決闘!ゴルタゴの森」が公開予定らしい。


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■TVシリーズはこちら

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幻遊伝

2006年08月26日 | 映画(か行)
(原題:神遊情人/TRIPPING)
【2006年・台湾/日本】試写会で鑑賞(★★★☆☆)


時空を飛び越えてしまった少女が体験する華流ファンタスティック・アドベンチャー。

シャオディエ(田中麗奈)は、台湾生まれの日本人の女の子。漢方薬店を営む父親(大杉漣)とふたり暮らしをしている。日本へ行きたくて仕方がないシャオディエは、いつも父親と衝突してばかりだった。そんなある日、友人たちと映画のセットに潜り込んで遊んでいたシャオディエは、ひょんなことから遠い昔にタイムスリップしてしまう。そこで出会ったのは、故郷の経済的危機を救うために盗賊をしているハイション(チェン・ボーリン)とアーゴウ(ホン・ティエンシャン)や、遠い地でキョンシーになってしまった者たちを故郷へ戻す仕事をしているキョンシー返しの百鶴道士(リー・リーチェン)。成りゆきでその仲間に加わったシャオディエ。4人とキョンシー2体の不思議な旅が始まる。シャオディエは無事に現代へ帰ることができるのか? 



懐かしいキョンシーが出てくるアクション映画です。
でもキョンシー独特のあの動き(手を前に出して飛び跳ねる)は、あんまり堪能できません。
どちらかというとゾンビ寄りになっちゃってます。



内容は取り止めが無く--これが台湾(香港)映画の魅力でもあるんだけど--散文的。
アクションをめいっぱい楽しむ映画じゃないし、物語が壮大で凄いというわけでもない。
田中麗奈とチェン・ボーリンが好きな人以外にはお薦めできないかも。



田中麗奈のアクションを期待していたんだけど、田中麗奈は現代から来た普通の女の子。
ノーアクションです。
劇中にシャオディエそっくりの女盗賊チンディーズが出てくるんだけど、彼女が戦う場面は少ないし、たぶん吹き替え?
大杉漣がラストであんな事になってしまうのは、意外というか突拍子もないというか、ご都合主義というか…。
でも大杉漣は大好きな俳優さんだからいいんです!

監督はチェン・イーウェン。


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キンキー・ブーツ

2006年08月21日 | 映画(か行)
(原題:KINKY BOOTS)
【2005年・アメリカ】試写会で鑑賞(★★★★☆)


2006年サンダンス映画祭オープニング作品。
「カレンダー・ガールズ」のプロデューサー・コンビが贈るハートフル・トランス・カルチャー・ムービー。

『俺に何ができる?』が口グセの優柔不断なチャーリー(ジョエル・エドガートン)は、突然の父親の死で倒産寸前の靴工場を相続することになる。どうにかして工場を救いたいと考えるチャーリーは、ロンドンに赴き、そこでカリスマ・ドラッグクィーンのローラ(キウェテル・イジョフォー)に出会う。ドラッグクィーンたちが女物のブーツを無理矢理に履いていることを知ったチャーリーは、伝統的な紳士靴の製造から男性用セクシーブーツ製造へと工場の方向転換を図る。ブーツを作るアドバイザーとして靴工場にやってくるローラ。しかし、この靴工場に勤めるのは古い考えを持った職人たちばかり。ローラやチャーリーに反目していた職人たちは、次第に彼らの情熱に感化され、最高のキンキーブーツを作るために協力し合うようになる。やがてチャーリーは、そのキンキーブーツをミラノの見本市に出品しようとするが…。



これは実際にあった出来事を元にしたお話なんですね。
チャーリーのモデルとなったのは、100年の伝統を誇るノーサンプトンの伝統的な家内制製靴業者のスティーブ・ベイトマン。



自分で何も考えず、ただ従業員の首を切ろうとしたチャーリーは、従業員の一言で一念発揮!



男は男らしく。
女は女らしく。
そんな考えが主流のノーサンプトンには、ドラッグクィーン(オカマちゃんですね)などおらず、ギクシャクとした人間関係が。



面白くてほんわかできるエネルギッシュな映画。
ショウで唄うローラのナンバーがめっちゃカッコいいです!
サントラは買いですね。

監督はジュリアン・ジャロルド。


キンキーブーツ

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学校の怪談4

2006年08月01日 | 映画(か行)
【1999年・日本】TVで鑑賞(★★★★☆)

今までのシリーズとは趣を一新。
海に沈んだ学校にまつわる物語。

夏休みを利用して、東京から海辺の町で旅館を営む伯母・晴美(原田美枝子)の元へ遊びに来た恒(広瀬斗史輝)と弥恵(豊田眞唯)の兄妹。この海辺の町では、かつて小学校が大津波でさらわれて犠牲になった小学生が、嵐の日に生きている人間を連れに来るという言い伝えがあった。恒と弥恵がこの町にやってきた時は、初めてともいえる強い台風がやってきていた。晴れ渡った翌日。地元の小学生たちが、一人また一人と行方不明になっていく。やがて、恒も誰かに名前を呼ばれるようになり、そんな異変を察知した弥恵は、兄を助けようと必死になる。かつて海に飲まれた小学校では4人の子供がかくれんぼをしていて、今も誰かに見つけてもらいたがっているのだ。一方、弥恵は海岸で文房具屋の老人(笑福亭松之助)に出会う。海で死んだ子供たちの友人だった老人。やがて恒も行方不明になってしまう。弥恵は兄を取り戻すために、文房具屋の老人に助けを求める…。



今回の作品はNO ファンタジー、NO 妖怪。
シリーズを通して出てきた、ピンクのオランウータンのような妖怪テケテケは登場しません。
赤い服を着た女の子(花子さん?)も登場しません。
ガチで心霊ドラマ、ガチの幽霊譚です。



海辺に打ち上げられた古いランドセルから、あふれ出す大量の人面ガニ。
廃線を走る幽霊電車。
一人分多いジュース。
窓ガラスを叩く白い手。
プールで足を引っ張る誰か。

前半はこれでもかと怖いシーンの連続ですが、後半は兄妹の絆を描いたハートウォーミング系になっています。
こういう叙情的な幽霊譚は嫌いじゃないかも。

�監督は平山秀幸。


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映画「学校の怪談」によせられたこわーいうわさ

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