ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

学校の怪談4

2006年08月01日 | 映画(か行)
【1999年・日本】TVで鑑賞(★★★★☆)

今までのシリーズとは趣を一新。
海に沈んだ学校にまつわる物語。

夏休みを利用して、東京から海辺の町で旅館を営む伯母・晴美(原田美枝子)の元へ遊びに来た恒(広瀬斗史輝)と弥恵(豊田眞唯)の兄妹。この海辺の町では、かつて小学校が大津波でさらわれて犠牲になった小学生が、嵐の日に生きている人間を連れに来るという言い伝えがあった。恒と弥恵がこの町にやってきた時は、初めてともいえる強い台風がやってきていた。晴れ渡った翌日。地元の小学生たちが、一人また一人と行方不明になっていく。やがて、恒も誰かに名前を呼ばれるようになり、そんな異変を察知した弥恵は、兄を助けようと必死になる。かつて海に飲まれた小学校では4人の子供がかくれんぼをしていて、今も誰かに見つけてもらいたがっているのだ。一方、弥恵は海岸で文房具屋の老人(笑福亭松之助)に出会う。海で死んだ子供たちの友人だった老人。やがて恒も行方不明になってしまう。弥恵は兄を取り戻すために、文房具屋の老人に助けを求める…。



今回の作品はNO ファンタジー、NO 妖怪。
シリーズを通して出てきた、ピンクのオランウータンのような妖怪テケテケは登場しません。
赤い服を着た女の子(花子さん?)も登場しません。
ガチで心霊ドラマ、ガチの幽霊譚です。



海辺に打ち上げられた古いランドセルから、あふれ出す大量の人面ガニ。
廃線を走る幽霊電車。
一人分多いジュース。
窓ガラスを叩く白い手。
プールで足を引っ張る誰か。

前半はこれでもかと怖いシーンの連続ですが、後半は兄妹の絆を描いたハートウォーミング系になっています。
こういう叙情的な幽霊譚は嫌いじゃないかも。

�監督は平山秀幸。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私もテンプレート替えました(笑) (すず)
2006-08-03 08:09:54
 以前は、夏の納涼特番のような感じで、刑事ドラマや特撮などで、必ずちょっと物悲しいお話の回があったものですが、一人生き残った者の哀しさなどが、そんな雰囲気を感じさせました。
返信する
夏の風物詩 (ともや)
2006-08-04 07:39:23
こんにちは、すずさん♪

>以前は、夏の納涼特番のような感じで、刑事ドラマや特撮などで、必ずちょっと物悲しいお話の回があったものですが、一人生き残った者の哀しさなどが、そんな雰囲気を感じさせました。

そういえば、1年スパンのドラマって少なくなりましたよね。

恐怖の再現ドラマとか、心霊写真とか、子供の頃は夏休みが楽しみだったんですけどね~。

最近はDVDとか雑誌とか、季節関係なくホラーが見られるようになっちゃいましたからねぇ。



文房具屋のおじいちゃんですが、一人だけ生き残るって嫌ですよね。

切ないや。
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