昨夜、澄んだ夜空を見ながら歩いていたら
色々思うところがあった。
人生を歩んでいる中、
ある程度進んだ時点で歩みを感じたりする。
中には全て思うようになっている人もいるかもしれない。
たいていの人は、これは思うようになった
でもこれはどうして上手くいかなかったのかな?
どうしてこうなってしまったのかな?と思ったりする。
その上手くいかなかったものが
自分にとってどれほど欲しているかにもよるけれど
本当に人生で望んだことなら色々想うことも大きい。
若いころや人生を夢中で進んでいるときは気づかなくても
少し人生の中で立ち止まるような一区切りの時期に
今までどうだったかな?と考えたりするのかもしれない。
それが早い遅い関係なく今までを振り変えるときがある。
それぞれの行動、思考、感情の中で
いいと思ったことの中で人生を進んでいき、
中にはあまり考えず流れに身を任せていく人生を進んでいき
どんな進み方であっても同じように人生を作りだしていく。
熱望していたものが手に入らなかった人生や
大きなものを失うような人生においては
「どうしてこうなったのかな?」
「どこで選択を間違えたのかな?」
そんな風に見返したりするかもしれない。
始めはここでつまづいたと人や自分を責めるかもしれないけれど
何度も見返していると、もっと流れがはっきり見えてくる。
その時の選択、その時の自分自身の思考や感情、
そして周りの反応や環境。
どんどんさかのぼって見ていくと
結局なぜそう行動しなぜそう考えたのかも見えてくる。
子供のころは考えずに選択したとしても
それさえ周りの影響は大きい。
そして、どんなにその時考え考え最善だとしても
その最善も今までの人生が大きく関わっての
最善なのだから仕方がない。
一つの人生を見たときに、
細かなしがらみが沢山まとわりついているので
はっきり人生が見えずらいのだけれど
人生は必要なものを取り入れながら
必要なものを経験しながら
しっかりとあるべき道へと続いているようだ。
いま、そして今から過去を見ても何も変えることはできない。
唯一できることは、未来から今をみて
「今」に目を向けることが大事なんだ。
単に「今」は子供の無邪気な歩みであるけれど
それでもいい。
できるなら、未来から「いま」を見て
今だけを精一杯夢中になることが
しっかりした道をつくることができるのかもしれない。