能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

江戸城に天守閣が建ち、日本橋の上に青空が広がれば東京のイメージは大きく変わります!

2015年03月14日 | まち歩き

2020年の東京オリンピックまでには間に合いそうもありませんが、国際都市TOKYOの街のイメージを大きく変えるための方法論があります。

一つは、江戸城の天守閣の再現。

そして、もう一つは日本橋の上を横切る首都高の地中化・・・です。

江戸城は、明暦の大火で江戸時代に消失。

戦(いくさ)もないし、もう城は不要という時の為政者の意思により、再建されることはありませんでした。

そして、現代・・・一部では、天守閣再建のための動きもあるようですが、まだまだ具体化していないようです。

原爆で廃墟となった広島市で、戦後まもなくに開催された復興博覧会の時に、爆風で焼失した広島城を一時的に再建したということを聞いたことがあります。

そして、昭和30年代に鉄筋コンクリート製の広島城が再築されました。

 

この方法であれば、2020年の東京オリンピックにも間に合います。

江戸城址に、5~6階建ての江戸城天守閣が建立されれば、東京のシンボルとなることは間違いないと思います。

東京スカイツリー並みのインパクトが期待できます。

そして、2つ目は、日本橋。

1964年の東京五輪の時、突貫工事で造られた首都高速。

誰がデザインしたのか知りませんが、これだけ景観を害する構造物は、そうはありません。

お江戸・日本橋を復活させるためには、日本橋の上にかかる首都高を地中化、トンネル化するしかありません。

幸い、環状線の開通で都心の交通量は、30%減とのこと。

そして、この首都高の高架が出来て半世紀。改修の時期です。

この機会に、一気に計画化し、工事を進める・・・チャンスだと思います。

江戸城と日本橋・・・東京をアピールできる絶好の舞台装置です。

これらの事業であれば、都民の支持も得られるでしょうし、後世の人たちのためにも血税を投入できると思います。

場合によっては、クラウドファンディングという方法もありだと思います。


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ぼくは、世界一楽しいサラリーマン 会社という枠組みをフル活用して自己実現を図る 石渡晃一著

2015年03月14日 | 本と雑誌

会社で生きろ。

会社で暴れろ。

サラリーマンであれ。

クレイジーであれ。

この世界で、サラリーマンが、いちばん自由で、いちばん楽しい職業だ。

・・・

ようは心が自由なら、いつだって自由なのだ。

サラリーマンほど「自由な職業」はない。

毎月口座にお金を振り込んでもらえるというのは、すごいことなんだ。

制約の中にこそ、本当の自由が隠れているんだ。

・・・

会社は、君の武器だ。

 

特大のフォントで書き出されたフレーズがアイキャッチ。

思わず、文章を読んでしまいます。

ぼくは、世界一楽しいサラリーマン さあ、仕事を始めよう!

石渡晃一著  ダイヤモンド社  1400円+税

 

この本の著者は、コピーライター、そして、クリエイティブディレクターの石渡さん。

J.W.トンプソンのコピーライターをされていたというだけに、鋭い切り口だと思います。

 

同書は、代官山の蔦屋書店で平積みになっていた一冊・・・POPも付いていました。

ダイヤモンド社発刊で、奥付も2015年1月なのに、他の書店ではあまり見かけないのは、なぜでしょうか?

ちょっとした疑問です。

 

著者の石渡さんは、クリエイティブの世界で生き抜いていたクリエイター。

腕一本、広告業界で生き抜いてこられた方です。

同書をパラリと見て、これは同じ世界に住む人種だと確信した次第です。

現在は、カフェ・カンパニーという会社に勤務されているとのことです。

石渡さんは、様々な事情によりご両親が蒸発、弟さんとともにサバイバル、大学にも進学されていません。

若き日から、バンドを組んでアグレッシィブに生きてきた方です。

その生命力、力強さは、この本全体から伝わってきます。

 

スティーブ・ジョブズのフレーズのようでもあり、また、ボクが大好きなトム・ピーターズのようでもあります。

石渡さんも、スティーブやトムから大きな影響を受けているものと思います。

 

同書のコンセプトは、「会社というインフラを最大限活用して、自分の想いを実現しろ!」。

サブサブタイトルには、「会社をやめずに自由に働く89のコトバ」・・・とあります。

カイシャが好きじゃない、社畜として働いている、被害者意識を持ち受け身の仕事しかしていない、ぶら下がっているサラリーパースン、会社員の方には、ぜひ一読いただきたい一冊です。

 

同書から、石渡さんの名キャッチを紹介させていただきます。

 

「会社にいる時間だって人生の大切な一部」

「苦しんでも40年、楽しんでも40年」

「経理だろうが営業だろうが、すべての仕事はクリエイティブだ」

「会社の期待を超えたところから自由は生まれる」

「ひとりカイゼン計画で期待を超えろ」

「この世は遊び場」

「本気で仕事に取り組めば、笑顔も涙もあふれでてくる」

「伝説をつくろう!」

「稼ごう!」

「筋肉むきむきの社畜は柵を軽々と飛び越える」

「人生を楽しめない奴はバカ」

「いいズルなら、いっぱいしよう。」

「転職はするな。」

「予定調和の会議になんて。」

「自分で仕事を獲ってくればいい」

「勝手に事業部」

「まぜて!の気持ちをいつも・・・」

「会社というガンダム」

「人生は、ピンチをチャンスに変えるゲーム。」

「あいつを見返せ!」

「可能性があるから、嫉妬する」

「アウェイで働け」

「みんなが嫌がる仕事にこそお宝は隠れている」

「年収より、いいね!に価値がある時代」

「残業はしない」

「この国で働くサラリーマンのバリューをあげよう」

「囚われるな」

かなり、ラジカルなフレーズで埋め尽くされた同書。

スティーブ・ジョブズとトム・ピーターズの対話本のようでもあります。

若きサラリーパースンに読んでもらいたい一冊です。


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