2月末日は土曜日・・・休日です。
大学時代の友人と、お台場の大江戸温泉物語で一杯やろうということで、りんかい線で東京テレポート駅へ。
この大江戸温泉物語は、全国に約30か所のスーパー銭湯事業を展開。
つい先日、アメリカのベインキャピタルが500億円で買収したことがニュースになっていました。
外資系企業になってしまうんですね。
そういえば、温泉につかっていると、単純に観光客とは言い切れない欧米系の外国人、アジア系の外国人の人たちが、かなりの数、おられました。
温泉につかりながら、英語や中国語、フランス語を聞くというのも、日本のインパウンド戦略が成功しているのかなと感じた次第です。
東京お台場・大江戸温泉物語は、2002年に開業。
江戸の街を、「そっくりそのまま」作るというコンセプト。
さまざまな工夫がされています。
2013年頃には、土地の権利関係の問題でヴィーナスフォートなどとともに閉鎖という情報を耳にしたのですが、どうやら、これも流れたようです。
場内は、大きく、メインの「湯屋」、ゲームを楽しめる「広小路」、飲食できる「八百八町」、歩ける「足湯」、横になれる「休み処」で構成されています。
まずは、帳場(フロント)でロッカーキーを受け取り、「越後屋」で館内着の浴衣と帯を借りるところからスタート。
ユカタは九種類から選び、帯は五色から選択・・・これで、入場者は江戸の町の町民になります。
ついでに、チョンマゲかつらや日本手ぬぐいを貸出されると、もっと盛り上がるのですが(笑)。
温泉は、黒湯ベース。
東京湾の地下1400メートルからくみ上げた温泉に加水したもの。
温泉水は、黒みがかったネットリした水質(ナトリウム・塩化物強塩温泉/弱アルカリ性温泉)。
品川区の銭湯でもよく見られる黒湯です。
保温効果が高く、肌がすべすべになります。
まずは、ひとっ風呂。露天風呂、絹の湯、寝湯、百人風呂をゆっくりと楽しみました。
湯屋といえば、まずは富士山の壁画・・・今風の富士山です
その後、館内を冒険・・・いろいろやっています。
まずは、アニメコラボ・・・「黒子のバスケ」のキャラクターが随所に・・・黒子ファンの人にはタマラナい企画だと思います。
同アニメのキャラクターたちのフレーズも・・・
それから、お犬様専用の温泉「綱吉の湯」。
ペット客をも呼び込もうという戦術・・・よく考えられています。
いいところの、お犬様は、多分わたしの食費を上回った高級食材を取っておられると思います・・・(爆)。
ひと風呂あびたところで、お待ちかねの、ビールタイム!
のど、からからです・・・。
屋台村の居酒屋に入り、メニュー表を見ていると・・・。
昭和セット???
お店の人に聞いてみると、驚きのメニュー。
1. 生ビール(中・プレモル)
2. 枝豆
3. サンマの缶詰
4. 魚肉ソーセージ
すごい!
まさにネーミングの勝利です。
これが、「お気軽セット」とか「サラリーマンセット」だと注文はしないのですが・・・「昭和セット」とは・・・。
お見事!
「ここまで来たんだから、刺身や江戸前寿司食べようよ」という悪友の提案を無視(笑)。
昭和セットで、昭和してしまいました。
ちなみに、御代は、千円也です。
お店の人に、
「すいません。マヨネーズと七味唐辛子、いただけませんか?」
お里が知れるという悪友に、魚肉ソーセージ+マヨネーズ+七味唐辛子の絶妙のハーモニー、これ以外にはないコラボレーションを教えてあげた次第です(笑)。
どうだ、まいったか?
ゆっくり、まったり出来た週末でした。