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気まぐれ読書・映画・音楽の記録。本文に関係のないコメントについてはご遠慮させていただきます。

森達也「王様は裸だと言った子どもはその後どうなったか」

2008-09-11 | 新書・社会

誰もが知っている15の物語に託した
痛烈パロディ 話題の映画監督・ドキュメンタリー作家の森達也が、誰もが知っている古今東西の十五の物語を、痛快にパロディー化!
「桃太郎」を始めとする日本の民話、ギリシャ神話、イソップ、グリム、アンデルセン、さらにはセルバンテス、オスカー・ワイルド、芥川龍之介、浜田廣介といった作家たちの名作に触発された著者の筆は、急速にムラ化しつつある現代社会に、男と女の深遠に、ふてぶてしく、無遠慮に切り込み、その特質と異常性そして切なさを浮き彫りにしていく。毒気たっぷりの風刺精神とユーモアセンスにあふれる、独創的な現代日本論。

 

1,王様は裸だと言った子供はその後どうなったか

2,桃太郎

3,仮面ライダー ピラソザウルスの復讐

4,赤ずきんちゃん

5,ミダス王

6,瓜子姫

7,コウモリ

8,美女と野獣

9,蜘蛛の糸

10,みにくいあひるここ

11,ふゆやのもり

12,幸福の王子

13,ねこのすず

14,ドン・キホーテ

15,泣いた赤鬼

以上15話。

視点を変えれば、お話のが逆転の発想になったり、戦争について大義名分がそれぞれあるわけだから…。何が、正義なのか。。

また、報道で私達が知る内容についても、マスコミという商業ベースにのって売れるか?のベースにのっとているわけだから、正確な真相は、自分の目でいろんな情報を集め、多角的に見ないと分からないと思われる。

そういう内容を、風刺に満ちあふれ、軽妙な語り口で、昔話から現代を読み解く、

興味深い新書です。



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