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気まぐれ読書・映画・音楽の記録。本文に関係のないコメントについてはご遠慮させていただきます。

桜庭一樹「少女には向かない職業」

2008-03-28 | 小説
島の夏を、美しい、とふいにあたしは思う―強くなりたいな。強くて優しい大人になりたい。力がほしい。でも、どうしたらいいのかな中学2年生の1年間で、あたし、大西葵13歳は、人をふたり殺した-。これは、ふたりの少女の、凄絶な“闘い”の記録。  桜庭さんの作品を読むのは、「少女七竈~」、「桜庭一樹読書日記」に次ぐ3冊目です。この本が一番面白かった。 殺人というミステリーの要素を何処にでもい . . . 本文を読む