赤い水性の部屋

あくまでも赤い水性個人のページですので、吹奏楽とは関係ない内容もあります。みなさんのコメントをお待ちしています。

全国のみなさん、張り切っていきましょー!

2014年06月30日 | Weblog
 6月が終わります。1年の半分が終わります。ここらで、1年の前半が終わったということで、ハーフタイムの日という休日でも作れないのでしょうか?6月は旗日がありませんし。。。商店や理美容なども休むとイイと思うのですが。
 梅雨だというのに、さすが日本のカリフォルニア、浜松はあまり雨が降りません。これからが梅雨本番、本格的に降るのでしょうが、子どものころのほうがよく雨が降った気がしますが実際のところはどうなんでしょうか?

 さて、全国の吹奏楽部にとって、そろそろ地区予選が決まり、練習に熱が入ってきたところではないでしょうか。我々の所属する静岡県西部地区や浜松市内の学校、約70校もそれぞれの思いを胸に練習していることと思います。段階としては最も遅れているであろうYWO、ここから巻き返したいと思い、土日も頑張りました。さらにグイグイっと行きたいところですが、ここで少し心にゆとりをもち、肩の力を抜いて、今の状況を楽しみたいと思いませんか?


 全国の中学校、いろいろな状況や事情があると思います。共通していることは、1年生は中学に入学し、初めての部活動で緊張と疲労の中で生活をしていることでしょう。

・休まず学校生活や部活動(何部でも関わらず)に参加している皆さん、素晴らしいです。もう、これだけで満点です!

・我慢して頑張ってきたけれど疲れて辛くなってしまった人、無理もありません。それが当然です。少し休むのも悪いことではありません。身近な人に、「休みます」と言ってみましょう。そして、また元気になったら始めればよいのです。自分で選んで決めた部活動ですから、好きという気持ちを大切に、嫌いになってしまわないように、心にゆとりと潤いを忘れないでください。

・上級生のみなさん、「昨年以上の成績を」や「今年こそは!」と目標を持つことは素晴らしいことです。自分たちをより高めてくれることでしょう。でもそれが自分たちを追い詰めることのないようにしたいものです。真剣に取り組むことは良いことですが、深刻に取り組んではいけません。やっていることが楽しいことが重要です。肩の力を抜くことと、手を抜くことは違います。できないこと、追いつかないことを深刻になってイライラするのではなく、少しずつタイムに近づくこと、作品が完成していくこと、練習中のゲームそのもの、演奏そのものに、感じて動く楽しみを味わってください。

・自分も含めて指導者の方、「今年は転任1年目、ここで勝負しないと生徒や保護者にやられてしまう!」というお気持ち、よくわかります。自分もそうでした。逆に「今年が最後、何としても!」という気持ちもよくわかります。やはり今この状況を楽しみたいと思います。練習していく中で徐々に完成に近づいていくことに喜びを感じていきたいものです。

 NHKラジオの吹奏楽の響きで、パーソナリティの中橋さんが「音楽を愛する仲間の息遣いが、楽器に命を吹き込む時、吹奏楽の喜びが生まれます。そして、地球の何処かで、仲間たちが喜びを分かち合う友を求めてこう呼びかけます。ストライク・アップ・ザ・バンド(バンドよ、張り切れ!)」と言っています。

 我々の生命を維持する呼吸、その呼吸を楽器に一生懸命吹き込むのが吹奏楽です。いわば、吹奏楽は命を仲間とともに分かち合う時間です。なんと素晴らしいことではありませんか!