亀田選手の判定勝ちをめぐって、TBSへの抗議の電話が史上最多の5万件とか。ボクシングというのは、もちろん真剣勝負ですが、過去には、『毒入りオレンジ』 の事件があり、協栄ジムの故金平会長は永久追放になったことがあるのも事実です。
そして、今回の怪しい世界タイトル戦、亀田の所属は同じくその協栄ジム。それも疑惑を増す一因でしょうが、主役は何といってもTBSですかね。
私が子供のころは、プロレスも“真剣勝負”として、ゴールデンタイムで放映されていました。いつも子供心に放送終了寸前で、決着が付くので、“おかしいなぁ~” とは思っていました。水戸黄門みたいですもんね。
今でこそ、プロレスは完全にショーとして、昔とは別の楽しみ方をされているようですが、当時の名レフリー、ミスター高橋 が、ショーのやり方を暴露してしまった一冊です。かなり前に読んだ本ですが、血の流し方、試合の進め方、外国人選手への指示や“依頼” などちょっと信じられません。
猪木ファンであった私も 「えっ?ウソ…」 と少なからずショックを受けながら一気に読み進んでしまいました。まさかあの試合が…、あの選手が…と裏話が次々と出てきてしまうのですから。
懐かしいレスラーの名前も数々出てきて、当時を思い起こさせてくれますが、ミスター高橋…こんなこと書いちゃって本当に大丈夫?とつい読者が心配してしまう一冊です。
ボクシングも興行という点では、プロレスと同じですが、日本を代表するテレビ局があんな盛り上げ方をして、こんな試合をしてしまったら、純粋なボクシングファンはもう見なくなってしまうのではないでしょうか。日本テレビすら、亀田とのかかわりに、二の足を踏んだという情報もあります。
私もボクシングは大好きで、テレビ中継がこれまで少なかったり、日本人が弱かったりで、残念に思っていましたので、ボクシングが注目されるのはうれしいのです。
しかし、亀田選手に対しては、あのキャラクターと大げさすぎる盛り上げ方、さらに今回の試合、残念というより、本当は怒っています。ボクシングには、プロレスと同じ道をたどって欲しくないなぁと思い、本書を紹介しました。
http://tokkun.net/jump.htm
『流血の魔術 最強の演技』ミスター高橋
講談社:252P:714円
流血の魔術 最強の演技―すべてのプロレスはショーである講談社このアイテムの詳細を見る |
■■ スポーツはさわやかに!クリックをお願いします。m(__)m ■■
↓ ↓ ↓
読書小説書籍・雑誌ニュース
今年はどうも小ぶりで鮎の成育が遅れています、やはり雨の影響で石にいい藻がつかなかったことが大きな原因です、一度天然鮎を食べにきてください、知り合いが鮎の専門店をやっているんです、ご招待します。
話は変わりますがこの本は読んだことがあります、わかっていましたが、でも書かれてしまうとすごくショックでしたが、やはりプロレスだって感じがしました、今回の亀田事件はこれとは少し異質です、まさかここまでやるかって感じでしたねでもプロレスと同様、ボクシングも同一視しなくゃいけないなんて本当に悲しいです、いやな時代ですね。
判定はコンピューターにした方がいいのでしょうか それにしてもメディアのペテンは大きな問題を残しました。
これからTBSは大変です。あそうそう TBありがとうございました。