戦後の日本経済と政治を裏側から見たノンフィクションです。戦後生まれの我々にとって最も衝撃的な内容は、ついこの前までヤクザをはじめとする裏社会の支援なくしては日本の総理大臣には絶対なれなかったということではないでしょうか。
戦後「反共」という戦いの中で、アメリカ(CIA、マフィア)、自民党、右翼、ヤクザ、財界ががっちりとつながっている様子が、一人のイタリア系アメリカ人ニックザペッティの生涯を紹介しながら語られています。
彼は戦後のどさくさのなかで来日した“チンピラガイジン”です。彼が裏、表両方のビジネスで大成功をし“六本木の帝王”“東京のマフィアボス”と呼ばれるような大物となり、やがて失意の中で亡くなっていく姿ですが、そこにかかわりを持つ人脈は目も疑うほどの大物ばかりです。
このつながりの中で、ロッキード事件、リクルート事件他、数多くの贈収賄や自殺、殺人事件が語られています。調査になんと10年もかけたと言われていますが、なるほど膨大な資料と緻密な調査がなされている様子がわかり、貴重な歴史的証言が数多く含まれているように思います。
http://tokkun.net/jump.htm
東京アンダーワールド角川書店詳 細 |
タイトルなど全てが、??????????と文字化けを起していて、ちょっと怖くて見れなかったのですが、失礼いたしました。
例の件ではずいぶんご迷惑をおかけしました。お許し下さい。
この本も怖そうですね。でも、やくざが裏社会を握っていると言うことは、次の女性が運営しているブログでも言われています。http://a-sasaki.at.webry.info/200601/article_23.html
この人のブログはすごいです。子供を育てながら、在来工法の木造建築、林業を守ろうとしている日とです。離婚して独り身です。残念ながらこの人は、コメントもTBも受け付けていません。
ではまた。
それはそうと時々文字化けを起こすそうなんです。おそらくこちらが原因です。すみません。またゆっくりお付き合いさせて下さい。
言うことも、私以上に過激です。ご参考になるかもしれません。
○暴の話しは、現実味があります。元夫が刑事だったそうですから。
アクセスが上がりましたか? ちょっと不思議でした。私が遅れているのけ、RSSで検索して...の雰囲気は、ちょっと不思議。
それにしても、「迫水敏彦著:他人を見下す若者たち(講談社現代新書)」のレビューはひどいものばかりです。その理由の解明の為に今から読みますが。
ブログで裏社会の人間を滑稽に描いてみたのでよかったら読んでみてください。
雑誌「マルコポーロ」が廃刊に追い込まれた経緯など調べたらコレも結構面白いですよ。