降って来るもの

写真と散文とぽえむ

還俗記Ⅵ-桃源郷-

2021-02-24 20:50:41 | 詩23 鄙の

     還俗記Ⅵ-桃源郷-

 

ね野垂れて 起きるでもなく 寝込むでもなく

現のような 夢の中

夢と見紛う 現の中

現実のような 非現実

揺蕩いのような 細sazareの至福

宙に浮遊する 僕 ひと塊の存在

浮沈する 意識のまにまの 魂の釈放

ね野垂れて 幾ときの夢幻

もうちょっと 続けようかなあ・・

非還俗の桃源郷

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観梅~かざはやの里③~

2021-02-24 07:40:57 | 

 ”梅まつり”の最中に訪れた、ゴルフ場の一角に設えられた「かざはやの里」は、4月下旬から5月上旬の※藤と、6月上旬から7月上旬の※紫陽花と、季節に応じて花を愉しめる工夫がされている。

   

  

     

藤棚と右手には紫陽花の木

     

     

日和にも恵まれ、堪能

            02/24 07:40 まんぼ

 

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prologue~習ひ~

2021-02-24 04:18:10 | 詩23 鄙の

     prologue~習ひ~

 

ひとつのコトバを携えて,僕は起きる

完璧な午前三時の緘黙の夜中に

否,起こされると書く方が正確だろうか?

「習ひ」だ

何故だか,理由は皆目だが,抱いているコトバは

「習ひ」だ

そこで僕は,生徒の様に,考える

その暗示を端緒にして

一篇の纏まりを創るのだ

ジグソーの一ピースを拾った少年の様に

大きな不可解に興奮して・・

軈て,習ひは一篇の物語に成り

”鄙のポエト”に収納される,きっと

 

     Homo sapiensの必須

 

生きてゆく為の必須のように

毎日,繰り広げられる

造血や造骨や,幾兆個もの細胞の生滅のように

ヒト科の動物の,避け難い宿命は

生きてゆくinochiの糧として

日日に,習ひを実践するという事

inochiを繋ぎ,育み,運ぶ手立てとして

日常のscheduleに組み込まねばならぬ

「習ひ」の一文字

 

赤子の儘では生きてゆけない

親子に縋っては成熟できない

大人の看板だけでは,生きた年月の甲斐がない

年寄りと云うだけでは,ただのお荷物に成る

 

事ほど左様に

人と習ひは,切っても切れない

付かず離れずの,inochiに

必要不可欠な付帯条件なのだ

それ故,習性のように

学習し,習熟し,習慣のように身に付け

ようように,与えられた一生を終えるのが

ヒトの始終

その道筋から外れては

生きてゆけない動物の掟

 

貴方方よ,君達よ,僕と同じように

何時でも,新しいエキスを

「習ひ」の巷から,吸収するのだ

正しく,生き続けるために・・

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始まりは優しさで

2021-02-23 19:55:06 | 詩23 鄙の

     始まりは優しさで

 

孫の二つの小さな掌が

肩の凝りを撫でるように

細心の優しさで

目覚めつつある自分の身体の

maintenanceを始める

何れにしても

始まりには優しさが基本だ

 

股関節をゆったりと動作させ

丁寧に腰を解し

ゆっくりと肩関節を回し

寝ぼけ眼の脳内の組織を

必須の優しさで

今日の喧騒に備えさせてゆく

徐に

孫の掌の温もりの優しさの如きに・・

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観梅~かざはやの里➁~

2021-02-23 06:16:32 | 

  ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

 程度は軽そうだけど、今日から又”三寒”に入る。そのお知らせのような夜明け前の東の空デス。

 さて、とは言っても季節の歩みは、時間の経過は、誰にも何にも影響を受けずに冷徹に更新されてゆきます。僕のこのブログも、心持ではその様に日々捲られ、今朝のこの記事で『4848』に。昨日の”猫の日”流に記述すれば「よいわ!よいわ!」になる。その記事が梅花の馥郁となればもってこいの代物ですよね!と自己満足しながらのその➁を

     

Simpleな梅花の表現はなかなか難しい。

紅か白か、空に伸びる枝か将又枝垂れなのか、満開か蕾か、匂いのいろいろは?

で、その切り取り方、カットの仕方、アングルの工夫こそが・・と

梅の花の気品の伝達は難しい・・

一本の枝に狙いを絞って。真ん中辺りにグッドタイミングの蜜蜂?

     

日輪を取り入れてみる

孫と・・

     

一本立ち

枝垂れ

空の青と

③に続く       02/23 06:34 まんぼ

 

 

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万言鏡Ⅵ-明暗にて-

2021-02-22 22:20:10 | 詩19

万言鏡Ⅵ-明暗にて-

 

創作へと誘うように

黒色の分厚い扉が開く

その深遠の暗がりの中で

Uta創りに汗を掻き

僕の五線譜に

幾つものメロディーを載せてゆく

けれど,何某かの刺激で

半覚醒のbalanceが崩れ

目眩めく日向に誘引されると

kotoba達は忽ち安定を失い

水面に書いた文字の様に

漣の波間に沁み込み

二度と同じ配列では整列しない

剰え,明暗の絡繰りに翻弄され

再び浮かぶことも間々ならないのだ

 

それは幾夜かに一度来訪する

万言鏡のひと捩り

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山上の風車

2021-02-22 14:32:21 | 風景

 週明けの月曜日、予報通り、春の真ん中のような陽気になりましたさっき、少しウオークしてきましたが、半袖と薄いTシャツでも汗ばんでくる暖かさでしたよ。

美しい夜明け前の空から容易に想像できましたが、それ以上の気温の上昇。夜にはきっと、彼方此方の地方気象台から”二月の最高気温”を更新したというニュースが流れそうな・・。

     

 観梅の帰り道、伊勢と大和を隔てる山脈の稜線に立つ夥しい”風力発電”の為の風車を発見

見えますか?

で、少しズームして

新しい景色に成って風景に融け込んでいます

             02/22 14:43 まんぼ

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観梅~かざはやの里①~

2021-02-22 06:09:09 | 

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

 雲一つない冬晴れに恵まれた”四温”三日目の昨日の日曜日、女房と久しぶりに三重に住む孫を訪ねて遊んできました

 今年も、先ずは車で15分ほどの近くに有る梅林「かざはやの里」へ

風車のオブジェが迎えてくれる

     

沢山の種類が整然と植えられた梅林。後一週間ぐらいで園内全て”満開”でしょうか。

          

    

                02/22 06:09:09 まんぼ

 

 

 

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Feeling

2021-02-21 20:14:47 | 詩19

Feeling-情-

 

器の中身として授かったものは

きっと

生涯,変わりがないのだ

 

人生の修羅の渦中の

学習や鍛錬や忍従やで

姿や形の変容は可能だとしても

中心の核は

inochiの臓腑と同じように

きっと

交換は出来ないのだ

 

それだから

同質のmonoに寄り添い

同等の器のmonoにしか

巡り会わない

 

胸の奥深くに眠る情感は

その細部までも

交換不可,生涯不変の

唯一無二の個人のfeeling・・

 

 

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シアワセ考~君の詩を~

2021-02-21 06:12:18 | 

シアワセ考~君の詩を~

 

見守られていることの

見守っていることの

上質なシアワセ

 

微熱あるgranddaughterに寄り添って

”しあわせ”という詞の,有り様と在処を想う

若しかしたら,それは

気が付けば,気付けられたら

彼方此方に

そっと,顔を覗かせている事象かもしれない

 必死の形相でもなく

 懇願する面持ちでもなく

 不満の心持でもなく

普段の普通の成り行きに挟まれる

プラチナの栞のようなもの・・

    

見つけてくれるのを

見つかるのを待っている

”隠れん坊”のあの子のように・・

 

             02/21 06:30 万甫

例えば

こんな美しい朝の

この美しい蒼の色合いにも

しみじみと感じられる

小さな”シアワセ”です

   06:50 万甫

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