降って来るもの

写真と散文とぽえむ

求想者には

2017-04-18 06:55:07 | 

       求想者には         

 

想いを発信することで

休まずそれを続けることで

僕のウシロに道ができる

何時でも後戻りできる僕の道が

膨大な過去という無の中に続いていて

僕は

振り返る幸せを掌中にしているのだ

 

やっぱり

求めなければならぬ

希求しなければ

未来もただの暗闇でしかない

けれど

難儀なことにそれは

求め続ける者にしか理解できぬ心情なのだ

 

求道者にはなれないけれど

求想者には誰でもなれる

その発想の絡繰りに気付きさえすれば・・

 

求めよ!さらば与えられん。

何処かで誰かが発信したが

それはそれは遠い昔に受信したが

膨大な年月を費やして

今、恐らく初めて

咀嚼できる

        忘れぬ!!

 

一度縁を結んだ人を

僕は決して忘れない

それが濃くても薄くても

深くても浅くても

長くても短くても

刹那的でも継続的でも流動的でも

それが僕の天性のように

 忘れることはないのだ

 

僕が描く僕の曼陀羅に

数奇な結ぼれのどの一本が欠けても

それは未完成になる

故に

僕は天与の性のように

一本の糸の事を

忘れたりはしないのだ

 

胸を揺するドキドキも

彼方からきて脳裏をかすめる切なさも

現在進行形のワクワクも

過去から時折

泡(あぶく)のように浮上してくる哀楽も

全ては情感を育み

僕の心情の音叉に共鳴する

 

想念は一篇の抒情詩を生み

発想は一曲のシンフォニーとなって

僕の舞台を包む

そうして

僕が奏でる種々の発露は

多彩な色相の糸に成って

僕の曼陀羅に収斂するのだ

 

生きて有ること

生きて在ったことの

壮大な物語の後ろ盾の・・

2017 04/17 06:55:06 万甫

 

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ふるさと行

2017-04-17 06:17:07 | ふるさと

~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

日差しの暖かさに誘引されるように、故郷を訪ねてきました。

誰一人とて愛でる者のいない生家の周りにも、母が丹精した花々が”花の季節”を謳歌していましたよ

せめて、ブログにUPして花々の無念さを和らげてあげようと・・

第二の故郷も花の季節は盛りを迎えていますが

奥深い生まれ故郷でも、同じように花の季節は訪れて・・

何種類かの椿の花が満開に

母の好きな花だったんでしょうかね~。

一重や八重や斑点入りや

枝垂れ桃や

04/17 06:17:06

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発想

2017-04-16 21:35:21 | 徒然

            発想 Ⅲ

         「イノチの元素を」

 

とことん使い切ってしまうと

そういう風に想いが収束してしまうと

ただ、脱力感だけが残って

其処からは何も生み出せない

宥めすかし、捏ね回し如何に造作に傾注しても

掌には何の気懸かりも残らない

滞在するのは

空虚だけになる

 

とことん使いきったと納得が頷いてしまえば

発想の一つさえ、搔き消えて

周囲には無限の闇が拡がる

さて、此処でどのように生きるのか?

先ずは、沈黙しかない

陥った漆黒の無の中に

イノチの元素を捜すしかない

小さな自己を生き永らえさせる

呼吸法を一つ見つけるしかない

 

イノチの存続の是非は

唯、そのために有する決意に係る

そうかも知れぬ

高々一個の滴なら

せめて、そのコスモスに含むすべてを

輝かせながら膨張し

その上で、必定の霧散を覚悟して

一瞬に弾ける宴を希求するしかない

 

午前四時の時報を聞きながら

宏大無辺の無に落下して

無限の縁に辿り着ければ

そこで初めて新しい意欲に出合うのだろうと

 其処にしか

出発点は無いのが

鮮やかに発想されるのだ

 

それで再び

イノチを紡ぐ儚く短い

憧れの現世へと

浮上できるかも知れぬと・・

2017 04/16 21:35:21 万甫

 

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猪突の夢

2017-04-16 07:21:08 | 随想

              猪突の夢

 

 おはよう!!と言っても、何の違和感もない時刻(06:30)にPCに向かっていますが、実はこれが二度目の目覚めなのです。では一度目は?と言えば、何とまさに”丑三つ刻”の真夜中の一時半。

 これからその何故?を解明する、或いは釈明会見になるのかも?のお話を綴ってゆきたいと。それはですね、生まれて初めてイノシシが夢に出てきて大暴れの巻となった由縁を!!

 とうとうと言うべきか、遅かれ早かれと言えばいいのか、遂に来るべき時が来た!が正解なのか、兎に角僕は熟睡の最中に「猪」に襲われたのだ・・

-故郷の家の周りを散歩して戻ってくると、何かしら異様な雰囲気に遭遇する。辺りに漂う獣の匂い。思わず身を固くして周囲を見渡してみると、誰も居ない筈の離れの奥の方で黒い塊が動く。僕は咄嗟にその蠢く塊に”コラ!!”と大声を張り上げると、有ろうことか馬鹿でかい図体のソイツが此方に向かって猛進してくるのだ。

-”くう”も狂ったように吠え始める。千切れんばかりに威嚇するその犬の鎖を、僕は思わず自分に向かってくる物体に向けて離した。よく見れば異形の🐗。それも歴戦の強者のように精悍な面構えの。そいつは二本の牙の上に犬を乗せたまま猛スピードで眼前を横切り、一目散に走り去った。

-けれどまだ、そこら辺り一面にケモノ臭が色濃く残っているのだ。大声で母に呼びかけるが返事もない。僕は恐る恐る台所に移動し、燃え盛る竈門の中から一本のマキを取り出すと、一見は示現流の師範のようにそれを大上段に構え、へっぴり腰の儘その匂いの元へと探索を始めるのだ。

-怖い!!足が竦んで気持ちとは裏腹に前へ動けない。闇の中への逃避行は尚更に恐ろしくて選択肢にもならないのだ。その時、幸運の助っ人のように、牙に貫かれて死んだと思っていた犬が戻って来た。ありがたや!味方が増えたぞ。これで、暗闇に磔に成っていたか弱い僕も救われる・・。

 生まれて初めて獣に襲われる夢を見たのだ。衝撃だった。激震だった。それがどんなに驚愕な出来事だったかを、こうして丑三つ刻の午前一時半から二時に亘って書き留めている。

 日常の何処へでも奴等は土足で侵入しつつある。此処から二里離れた、夢の舞台になった山中に点在する故郷の在所では、真っ暗闇の無人の数多の家の周囲を、奴等は漆黒の影に成って行進中に違いない。人間とケモノの立場が入れ代わることも、もしかしたら近い将来に起り得るかも知れないと思わせる出来事だった。

04/16 07:21:07

 

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君の詩を!!

2017-04-15 13:22:13 | 

            君の詩を!!

 

       お腹の中の0歳の蒼唯へ-250gramも-

 

前回の健診から七日が経って、mamaが11回目(2週に一回から毎週に替わったよ)の診察に。

4月6日の「2529gram」から、一週間で君は「2779gram」に成長した。

「250gram」も大きくなったんだ。先生も”元気な子で、活発そのもの”って褒めてくれたらしい。

ママは”百々ちゃんのようになってくれるかな~”って、君の従姉を思い出した。

イノチのエキスをたくさん貰って、蒼唯はムクムクと大きくなる。

爺ぢいの喜楽も同じように大きくなってゆくんだ。

もう直ぐふたりだけの臨戦態勢に入るね。

産み出すのは、産まれて来るのは、お互いに命懸けの真剣勝負。

神秘で、神聖な闘い。

君とmamaだけが成し得る偉業の達成に向けての正念場。

そこに、切っても切れない、太い太い縁の糸を紡ぐ。

0歳の君へ。イノチの太陽神のママへ。

頑張って!!

* 04/15 13:22:13 まんぼ爺ぢい

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桜のpromenade-朝陽編-

2017-04-15 06:50:06 | 風景

 

~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

 一昨日夕日に照らされた散歩道の桜をUPしましたが、では、朝陽の中の花はどんな具合に楽しませてくれるのか、些細な実験を試みてみました。

 時間という背景が変わると少し感覚の色合いも変わり、それはそれで新鮮な情感を更新することが出来ましたよ

ではでは、startを!!

木蓮が満開!!

正面から撮ってみました。

朝陽のあたる東にレンズを向けて

ほんの少し、ハートが色づいたでしょうか?

朝陽と櫻花でした

04/15 06:50:06 まんぼ

 

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百倍も

2017-04-15 06:20:07 | 

      百倍も

 

疲れた個所が

百倍も疼くようになった

疲弊した部分が

百倍もの時間でしか元に戻らない

僕は

百倍も長く悲鳴や愚痴を聞く

 ヒト科の種族に

否応なしの必然!!か??

 

早いのか遅いのか

徐々にか突然にか

長いのか短いのか

 或いは

倍率の違いに因る優劣だけ彼我に残して

その些細な違和感だけで

 我慢と諦念を学ばせる現象か・・

* 04/15 06:20:06 万甫

 

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猟路の桜ロード

2017-04-14 06:36:06 | 風景

~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

ゆうがた孫を何時もより20分早く迎えに行って、帰り道にある川沿いの桜並木を歩いてきました

真ん中に”大和富士”と呼んでいる「額井岳」が

蒼い空と桜並木と弾む心と。。パチリ

今年もやっと”桜の春”を堪能しましたよ。

2017 04/14 06:36:06

 

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桜のpromenade-夕陽編-

2017-04-13 06:36:06 | 風景

~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

やっと、ようように今年初めての”桜の春”のUPです

夕方の何時もの散歩道の、5000歩の間の桜のある風景。ピンクが溢れてくるとやっぱり浮き浮きしますよね。

けれど昨日の夕方は本当に冷たい風が強く吹いて、一重のジャンパーのチャックを思わず首元まで引き上げる程でしたよ。ちょうど3月半ばのあの東大寺二月堂のお水取りの頃のような・・

ご先祖が眠る墓所には大概桜があって、この時期その魂を慰めていますよね。何だか日本の原風景のような・・。

古木にはびっしりと苔が張り付いて。そのうちに枯らしてしまう

お地蔵さんの祠を覆うように枝垂桜が

桜のプロムナード

開拓された農地の真ん中に一本桜

此処はまだ6分咲き

クウと一緒に一巡りして桜を収めてきましたが、気温の低さといい、風の寒さといい、此の山里の桜の春の頂点はもう少し先になりそうです。

どこか夕陽の茜色に染まった、散歩道の桜たちでした

明日もお天気がいいらしいので、朝陽の中の桜を!!と

04/13 06:36:06 まんぼ

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発想 

2017-04-12 06:40:07 | 徒然

          発想 Ⅱ

 

何時か 何からも

見捨てられる日が来ると

少しづつ

覚悟を定めてゆく 時間

緩やかに けれど

止まらないで

流れてゆく 晩年

        発想 「何処に」

息苦しいほどに

息つく間もないほどに

それ程に倦まず

降ってきたもの達は

あれ程に絶えず

想いを搔き乱したもの達は

いったい

何処に?

 

僕の細やかな情感を巡らせても

何も見いだせない

小さな望みなど

大きな意思の前では

まったく無力なのだ

 浮き草のように

 巷の塵芥のように

 

真摯に待つしかない

待って

現れる約束もないが

かと言って

迎えに行く術もない

今は・・

         発想 「転換を」

転換せねばなるまい

180度か 360度か

ひねくれ者の77度か

引かれ者の133度か

何れにしても

角度を変え

見方を模索し

対処を検索して

他力本願から脱却する試みの

必要不可欠が生じているのは

間違いのないところだ

僕もボクもbokuも

無の荒野では

たぶん窒息してしまうだろう

それ程の逞しさの

持ち合わせの無いのも

了解済みだ

それ故

必然的に僕は

出口を捜して足搔くことになる

僕は

俺は

そういう風に

己の起承転結を辿ってゆく

生き方で始終するだろう

04/12 06:40:06 万甫

 

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