春の風情を

　　　　おはようございます！！
2月25日　土曜日の朝の此の山里の気温、１℃。
じっとしていると冷気が着込んだ服を素通りして、直接肌の触感に作用しそうな寒さです。
今日は又、少し冬の方に振れた感じの季節の目盛りですね。
見上げる空は、濃淡様々の雲が見える面積のほぼ七割を占領。
僕が毎日晩酌に飲む芋焼酎とお湯の割合のようです。勿論、雲の多さがお湯ですが。
昨日の朝も一時間歩いてきましたが、そう、今日よりは春を感じさせてくれましたね。
空も、季節の変わり目のような・・。



雲も何だかふんわり・・の感じでしょう






泉州から嫁いできた猫柳は完全に根づいて、枝も花も増え、春の使者のように愛らしい色合いを見せてくれています

お正月の松飾りに挿した梅が、かちかちの蕾から二か月半も生き抜いて花を！！
イノチの不思議と、その強かな強さを感じます
僕も頑張らなくっちゃです。


02/25　07:00:07

言辞の淵に佇んで

　　　　　　　言辞の淵に　Ⅴ

切れ目のない日常の時間にも
久遠を語る文章にも
　spiceのように
少しのエスプリが無くてはならぬ
ひと息つける踊り場のように

＊

僕はいつでも問い掛ける！
　生きるとは？の問題集に
或いは
　生き方とは？の設問に
度々出てくる難問愚問や
解けそうで解けない方程式やの
そのあらゆる疑問符を氷解させてくれる人に

その答えを乗せて
何処かから谺が聞えぬかと
　両耳を欹てて・・

＊

熟達してくると
一本の睫毛に触れてゆく
　幽かな梵にさえ
降って来たものの
息遣いを感じられる

その為に
どれ程の年月や日時が要りようかは
　極秘事項だけれど

＊

きっと天使にも悪魔にもなれる
　誰にも見つけられないし
　誰にも見分けられない

心とふ
不可思議な居所では
阿修羅にも慈母観音にも
きっと
キミにもアナタにも

＊

一時間歩くと　”北風と太陽”のお話のように
確かに体の芯で創生される温もりが
幾兆個の細胞を介して僕の隅々に沁み亘ってゆく
”クウ”の世話と云う大義名分が少しはあるけれど
その感触を拾いたくて
厳寒の朝も欠かさず僕は零下の風景へ出向く

＊

しっかり舐めたら
一個の黒糖のど飴は
計ったようにちょうど一時間で消える

僕はその六十分で
五五六六もの歩数を獲得し
　その朝には
言辞の溜り場から
七つもの気泡を取り出したのだ

＊

如何やら
僕の心仕様が
創作modeにONされていないと
　振ってくるもの達も
戸惑い躊躇し足踏みして
やがて
踵を返すようなのだ

＊

求めるときは
欲しいときは

その様な戦支度を整えておかねばならぬ！！

＊

弛まず続けていると
ほんの些細な異常にも気付く
　心と身体の両方の
微かな不整脈にも
気付かせてくれる

其れがときどき福音だったり
其れが稀に
　イノチのMessiahだったりもする

＊

搾り出せば
後から後から
　落ちてくるのだ

暫く放置しておけば
或る日そこから
極上のエキスが滴る

僕は胸にひとつの
　不思議の醸造装置を備えている

＊
02/25　06:06　万甫

mamaのお腹の君へ

　　　　　　mamaのお腹に居る、蒼唯へ

　mamaがね、昨日8回目の健診に行ってきたよ。3人の子を産んで育てたベテランばあばの曰く、暫くはこのまま２週に1度のペースでの健診だけど、臨月（予定日が5月１日だから4月に入ればかな）になったら毎週行くんだって。その日まで後２ヵ月とちょっと、蒼唯もmamaも、勿論papaもばあばも此の爺もひと踏ん張り。いやふた踏ん張りかな。縁に結ばれ君を取り巻く誰も彼もがその誕生を待ち侘び、無事の出産を祈りながら過ごして行くんだ。　
　「体重が1500gramになってました！！順調です」ってmamaが報告してくれた。「元気に動いてました！」って、エコーに映った君の様子を満面の笑みで。爺ぢいは嬉しかったよ。その一言を聞くたびにまだ見ぬ蒼唯への愛しさがどんどん胸に積み増してゆくんだ。
　出産まで10月10日だって部外者は簡単に口にするけど、日数で言えば何と３００日を優に越える。改めて凄いことだと思うよ、君もmamaも。mamaは君を無事にこの世界に誕生させてあげる為に全身全霊で君を育む。あらゆる労苦も厭わないし、君に使う為ならどれだけの時間も惜しまない。自分の分身を産み出す為の痛苦だって易々と乗り越えるんだ。鬼子母神という神様がいるくらいだから、母子の絆は切っても切れない鋼の強さと逞しさを生むんだろうな。
　papaも爺ぢいも、男はその瞬間まで爪の垢ほども関われないから、産まれた後の君への愛情をせっせと積み立てている状態だ。その日から大量のそれを注げるようにね。
　そうそう、君の兄になる湊人もだんだん強く逞しくなってきた。肺炎に罹りかけたり、直ぐに風邪を引いてしまったりだったけど、最近は元気で保育園に通っている。直に一緒に登園するようになるね。ばあばも女同士の気遣いで全面的にmamaをサポート。我が家のみんな君に出会える日を鶴首して待っているところだ。もちろん叔母さんたちも、4人の従姉兄たちもね。だから安心して、逢いにおいで。
　素晴らしい環境と住処を用意して、その日を「指折り数えて」待っているから！！これ程その言葉がぴったり当て嵌る状況はないよね。君は6つ目の「爺ぢい記念日」を僕に贈呈してくれる。何て幸せに恵まれた爺ぢいなんだと想う。
　まだ２ヵ月も先の話だけど、これを書いている爺ぢいは、最早ドキドキして少し浮足立ってるぐらいだ。蒼唯からの先送りのプレゼントのように、過ぎてゆく日々に喜びを貰って充実の毎日だよ。ありがとう！！蒼唯よ。
＊
2017　02/24　15:00:15　まんぼ爺ぢい　

兆しが

　　　　　　春の兆しが！！

　　　　　~~~ヾ(＾∇＾)おはよー♪ございます
　記事ネタにした昨日の朝よりは寒いですが、それでも室温１４℃もあるので（若しかしたら四時起きして暫くここに滞在した名残かも知れませんが・・）侘しい冬枯れの風景からは、少し遠ざかってきたかな～という印象の朝です
昨日、一面霜に覆われた景色の中を歩いてきて、小屋にクウを繋いだ後我が家の周りをひと回りしてみると、何と！あの温暖な泉州から嫁いできた「ピンク猫柳」が当に、僕が最初に目にする「春の兆し」でしたよ





梅の蕾はまだこんなに固い。


雨が降ると




勝手に愉しみます。貴方にも細やかにその楽しみを




02/24　06:42

内緒の

　　　　　　　　内緒の

予定外に早く起きてしまったときは
　（ウンウン、四時半みたいに）
僕の執筆時間に充てよう
　（ソウ、それがいい！）
想定外に目覚めてしまったら
　（ウ～ン、まだ夜の濃い三時半か・・）
書く時間や考える時間に回し夢中を拵えて
　（ソウソウ、時間を忘れる！？）
予想だにしない時間の覚醒には
　（エエ～、丑三つ時！！）
うう～ん、さてさて、
どうしたもんかな～
其のまま暫く真空に滞在して
　もしも
降ってくるものに出合えたら
詩模様に束ねて抱擁して
　もう一度寝床に戻るんだ
（ウン、ソウ、それがいい！　
（マンボも詩擬きも醗酵させるのだ！

思いの外に時間が出来たら
（誰にも内緒の財産創りを・・）
　誰かに裾分けできる今日の供物を！
＊
02/24　04:50:50

陽光と水滴

　　　　　　　陽光と水滴

　03:25なのか？それとも05:15なのか？色褪せた蛍光色の長短の針の居所が、寝間の暗がりと裸眼0,6の視力では判別がつかなくて、寝惚け頭のままで時計の傍に置いてある遠近両用メガネまで掛けてまで凝視しても、依然としてぼんやりとしか認知できぬのだ。
　エーイ！どっちでもいいや！と半ば匙を投げて起きてみたのだが、拙いことに前者の時間帯に該当する夜中だった。そこで再び半跏思惟状態になり、暫く考える人にもなる。その事実をminusとして捉えるのか、plusへと思考判断を引き上げその様に対処してみるかと、二者択一の選択肢を己に提示してみる。無論、僕は後者を選択し、少し濃い目のblack-coffeeを飲みながら「言辞の淵にⅣ」をUPしたのだ。
　ところで、今朝は異様と言ってもいい位に暖かい。このPC机の端に置いてあるCITIZENの温度の枠には何と15、6℃の表示が。
　そう言えば夕べのお姉さんは”明日は南風で気温が上がり、明後日は北風に替わって寒くなる”って宣ってた。寒中の凛とした冷たさが恋しくなる季節の足音が、ほんの少し先から聞こえて来るような錯覚さえ起こしかねない、この時期にしては高い気温だ。
　と此処まで書いて実はしばらく眠った。目蓋が重くて痩せ我慢は止めにしたのだ
02/23　09:30　改めて　”おはよう！！”と声を挙げるにしては随分と間の抜けた時間に成ってしまいました。霖雨の今朝は流石に出歩くのも省略したのに、朝方の様々な野暮用に追われ、やっと一息ついた今頃からの書き込み開始と相成り候、です。
　08:30に、保育園に孫を送っていった頃から雨も小降りになり、予報では午前中には止むでしょうとの事なので、この記事と写真のUPが済んだら（取り立てて急ぎの仕事も、その量もないので）何時ものようにpocketにメモ用紙と黒のボールペンを突っ込んで5000歩程のwalkingに！と算段しているところです。
　さてさて、昨日の朝はほんとうに快晴の青空でしたね。放射冷却で零下一度を記録した此の山里の朝でしたが、しっかり着込んで犬とカメラを道連れに”霜降”で白さが際立つ風景へと、始まった日の出の陽光で彼方此方で光るキラキラを自分の瞳とレンズで追いかけながら、一気に6000歩も記録してきましたよ。
そう、一期一会の滴たちと一緒に




















2017　02/23　10:14　まんぼ

言辞の淵に佇んで

　　　　　　　言辞の淵に　Ⅳ

メモ用紙を取り出してはならぬ
頭の中にpageを開いてはならぬ
　本業に没頭しなければならない時は
心を離せない何かと格闘中には

switchがONになって
身辺が騒めき始めると・・

ペンを持ったり
pageを繰ったりして
　必要な仕事が
捗らなくなること請け合いなのだ

＊

人生はたった一回限りで
誰にもspareはないけれど
　日々に刻々と
生産されてゆく膨大な時間には
制約はない

-誰にも同じように恵まれている-ものだ

僕らは無限の時間を纏って
一期一会の一度きりの旅をする

活かすも殺すも己次第の時間を費用に・・

＊

ほんの僅かな生存期間に
知り得ることなどたかが知れているが
　無知の儘でも損得は生じないけど・・

何がイノチを輝かせるのか？
何がイノチに必要なのか？
　僕は知りたい

賢治の「よだか」のように
自らを燃やして生きる火の玉に
　問いに行きたい！！

＊

有り余るほどに与えられていた才能を
例えば
言語や見聞や情感や思慮やetc
　少しづつ
気付けない程の仕草で削られてゆくように

僕を維持してきた僕の部分たちが
例えば
記憶や哀楽や各種の欲や気力やetc
　少しづつ
けれど確実に壊死してゆく・・

＊

知りたくはないと思えば思う程
五情五感の何処かから
　否応なく侵入しては
一瞬を生きるものの儚さを
「言伝」してゆくものがある

＊

僕の命を繋いでゆくもの達の未来を想う
僕の命を育んでくれたもの達の過去を想う

僕は何時でも
此処に居ることの奇蹟と幸運を反芻しながら
三世に祈りを捧げるのだ

＊

僕は”くう”と諍いながら
凝りもせず、何時ものように
僕の時間を刻む
　もしかしたら
望まないことでも
命を運ぶ一個の発条になるのかも知れないと
discussionしながら・・

＊

残存量を逆算した結果に
慌てふためいているのか
　若しかしたら
何某かの見えない指令に操られているのか
こんな風に丑三つ時に
　言葉の前に座っているのは
こうして
　夜を削っているのは

＊

薄汚れた地図の上を
　宛もなく彷徨い歩くように
分度器もコンパスも役立たない荒野に
　行き暮れて屈み込むように

そんな場所に
足跡を残さねばならぬと
　誰も彼も踠いているのだ
＊
02/23　05:12

六紀の後半を

　　　　　　　　六紀の後半を

　強靭なる心身と類い稀なる幸運に恵まれて、たまたま百年の生存を許されたと仮定して、中生代のジュラ紀や古生代のデボン紀のように、それを当て嵌めて分かり易く百年を十紀に分類してみると、僕はただ今六紀の後半を生きている勘定になる。
　地球創生の古代史ではそれが数億年だったり数十億年という数字だったりする（恐竜たちは、何と一億五千万年も栄えた）が、僕が所属する人類の歴史などたかだか六百万年にしか過ぎないのだ。そんな悠久の空間の中では、百年は当に奇蹟の瞬間で、僕が迎えようとする古希などと云う瞬間の瞬間は至福の立会いというしかない。
　そんな風に感慨を進めれば、此処に有る僕自身が一期一会の存在であるのが解る。「露と起き、露と消えにし・・」儚さの間に残せるものなど（秀吉は例外的にそうではなかったが）皆無といっても過言ではないだろうが、それでも人類の端くれとして此処に居る者の使命として、誰に！というのではなく生きた証を残そうとする本能の命ずるままに、その衝動に導かれて、僕は此処に居て、この原稿を書いている。
　命の短さを訴追するためにか？それとも一滴の命の染みを悠久の史上に残そうとする愚挙なのか？使徒としての已むに已まれぬ熱情故にか？六紀後半を生きる自覚の、焦りと、培ってきた果実の熟れ具合による必然の行為なのか？
　前後不覚に陥ったり、右往左往の坩堝で踠いたり、天網恢々に戸惑ったり、魑魅魍魎に躓いたり、彼是と瞑想しながら、僕は確かに時空に記された一個の点のように此処に居て、三世の瑣末を飽きもせず記述しているのだ。
折り重なってこんがらかった”まえ書き”と”あと書き”のように。
＊
2017　02/22　07:00:07　まんぼ

執筆中

　　　　　　　執筆中

一生を
一編の私小説だと想定すれば
　やっぱり其処にtitleを付け
目次を付し
topicsを挿入したり
逸話や小話や笑い話も挟み込んで
巻を作り、章を用意し
　せめて
獲得した年月の数ぐらいのpageは編みたいと・・

月日や曜日に左右されない
時間割や日程帳に使役されない時間は
優雅で一見楽園で
　確かに気楽そうだけれど
どうも
取り止めのない行のような気もする
展開もなくて
言葉の羅列に陥ったところで
物語は終焉するような・・

それ故僕は画策するのだ
序破急を拵え
　起承転結を創意工夫して
何より作家本人を倦ませぬように
書き足してゆかねばならぬ

少なくとも
僕が綴る僕の話は
　その様に留意して興味を繋ぎ
作家も読者も
納得したと思えるtimingで
　最後のperiodを打ちたい
・
一体この今が何ページ目なのか
自身でも不可解のまま
　唯今、執筆中だ！！
＊
02/22　05:00:50　万甫

アナタにボクを

　　　　　　アナタにボクを

アナタにボクを知ってもらいたくて
僕のitemや言辞の淵にⅠⅡⅢで
自己紹介をしてきたつもりだけれど
　改めて見返してみると
どの僕も
僕という総称体の
　その一部にしか過ぎないのだ

どの僕にも
確かにボクはいるのだが
　それとて
とても数行の欄に納まる僕ではないようなのだ

本人も信じ難い人格が出てきたり
初めて遭遇するbokuと擦れ違ったり
知らん顔して通り過ぎたい僕も居たりして・・

だから
どんなに文字を尽くしても
多勢の人に知ってもらうのは無理で

どれかのボクに同調してくれる
何処かの感情に共鳴してくれる
　それとも
もともと縁の糸で結ばれている
　そんな
ほんの一握りのアナタと契りの約束を結べれば

それは
僕にもボクにもbokuにもぼくにも
奇蹟的な成果だと・・
　そうに違いないと・・

四方八方手を尽くしてみたけれど
　ボクをアナタに知ってもらいたくて
＊
02/21　16:30:30