降って来るもの

写真と散文とぽえむ

春の風情を

2017-02-25 07:00:07 | 
    おはようございます!!
2月25日 土曜日の朝の此の山里の気温、1℃。
じっとしていると冷気が着込んだ服を素通りして、直接肌の触感に作用しそうな寒さです。
今日は又、少し冬の方に振れた感じの季節の目盛りですね。
見上げる空は、濃淡様々の雲が見える面積のほぼ七割を占領。
僕が毎日晩酌に飲む芋焼酎とお湯の割合のようです。勿論、雲の多さがお湯ですが。
昨日の朝も一時間歩いてきましたが、そう、今日よりは春を感じさせてくれましたね。
空も、季節の変わり目のような・・。



雲も何だかふんわり・・の感じでしょう






泉州から嫁いできた猫柳は完全に根づいて、枝も花も増え、春の使者のように愛らしい色合いを見せてくれています

お正月の松飾りに挿した梅が、かちかちの蕾から二か月半も生き抜いて花を!!
イノチの不思議と、その強かな強さを感じます
僕も頑張らなくっちゃです。


02/25 07:00:07
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言辞の淵に佇んで

2017-02-25 06:06:36 | 
       言辞の淵に Ⅴ

切れ目のない日常の時間にも
久遠を語る文章にも
 spiceのように
少しのエスプリが無くてはならぬ
ひと息つける踊り場のように



僕はいつでも問い掛ける!
 生きるとは?の問題集に
或いは
 生き方とは?の設問に
度々出てくる難問愚問や
解けそうで解けない方程式やの
そのあらゆる疑問符を氷解させてくれる人に

その答えを乗せて
何処かから谺が聞えぬかと
 両耳を欹てて・・



熟達してくると
一本の睫毛に触れてゆく
 幽かな梵にさえ
降って来たものの
息遣いを感じられる

その為に
どれ程の年月や日時が要りようかは
 極秘事項だけれど



きっと天使にも悪魔にもなれる
 誰にも見つけられないし
 誰にも見分けられない

心とふ
不可思議な居所では
阿修羅にも慈母観音にも
きっと
キミにもアナタにも



一時間歩くと ”北風と太陽”のお話のように
確かに体の芯で創生される温もりが
幾兆個の細胞を介して僕の隅々に沁み亘ってゆく
”クウ”の世話と云う大義名分が少しはあるけれど
その感触を拾いたくて
厳寒の朝も欠かさず僕は零下の風景へ出向く



しっかり舐めたら
一個の黒糖のど飴は
計ったようにちょうど一時間で消える

僕はその六十分で
五五六六もの歩数を獲得し
 その朝には
言辞の溜り場から
七つもの気泡を取り出したのだ



如何やら
僕の心仕様が
創作modeにONされていないと
 振ってくるもの達も
戸惑い躊躇し足踏みして
やがて
踵を返すようなのだ



求めるときは
欲しいときは

その様な戦支度を整えておかねばならぬ!!



弛まず続けていると
ほんの些細な異常にも気付く
 心と身体の両方の
微かな不整脈にも
気付かせてくれる

其れがときどき福音だったり
其れが稀に
 イノチのMessiahだったりもする



搾り出せば
後から後から
 落ちてくるのだ

暫く放置しておけば
或る日そこから
極上のエキスが滴る

僕は胸にひとつの
 不思議の醸造装置を備えている


02/25 06:06 万甫

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