降って来るもの

写真と散文とぽえむ

ルフランⅠ-Lullaby-

2021-04-18 20:33:58 | 詩23 鄙の

       ルフラン Ⅰ-Lullaby-

 

メロディーの余韻のように

幽かな強弱の波で

僕の夜と朝が神経に触れる

 安穏の夜と喧噪の朝の

終わりと始まりの

鬩ぎ合う

微かな軋みのOTOのように

僕は意識の海辺で

明と暗に

時の漣に

意識の表裏の夢現に

繰り返し洗われる

 攪乱の神髄とは

攪拌の極意とは

意識の端緒をノックし

無意識の尻尾を引っ張る

夢幻のシステムが齎す

錯誤のララバイ

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