降って来るもの

写真と散文とぽえむ

蟾蜍の箴言㈥土俵

2021-09-25 06:30:06 | 詩24

     蟾蜍の箴言㈥土俵

 

人は誰でも

攻防の土俵上で

押し合い圧し合い

精力と精魂を注ぎ込む

 

偶に不戦の勝ちや

不運の黒星も含まれるが

起伏や運不運や損得は

運を天に!の予めの意匠で

それ故の土俵の円さに違いない

 

幾つか負け続けても

優劣のseesawは

気長に上下に振れながら

何方かが

或いは自らが

土俵を飛び出すまで

揺れ続ける

 

ただ力士には

千秋楽という終わりが有っても

休暇の後で

来場所という希望が在るが

我等個々人の星取表は

たった一回限りの攻防の黒白で決着し

再びの土俵は

用意される筈も無い

 

それ故

気休めに上がる土俵など無く

何時でも

智慧と能力と

研ぎ澄まされた巧みの情で

一生の千秋楽まで

真剣勝負で取り組む日々

 

~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

覗いた空は、予報通り秋晴れになりそうな・・

空を見上げると、あの仲秋の名月が少し歪に。時は移ろう・・。

※ほぐし地蔵さんの一言

そんな風体で生きて行けたら素敵ですね   09/25 06:30:30 万甫

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