降って来るもの

写真と散文とぽえむ

心身解剖書Ⅳ

2020-01-08 12:52:22 | 詩19

       心身解剖書Ⅳ-pen画家のように-


僕がこうして書いているものは

たぶん

誰かに宛ててのものではなく

きっと

唯、僕に真向い、眼を見開き

智慧を絞り、全霊を震わせ

見えざる自身を活写している


少し隔たりを置き

僕が僕の自画像を描く

冷静に、繊細に、緻密に

幻のペン画家のように




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赤い朝

2020-01-08 07:20:08 | 

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

 正月七日午前七時七分、赤い空を見る

吉凶入り混じった色合いか・・

兎にも角にも

憂愁の朱赤を帯びて

一日を生き始めるー

一月八日午前七時十四分、夕暮れのように昏い。

風雨が風景を圧して、生き始めの時刻を威嚇するー

                       01/08 07:20 まんぼ


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心身解剖書Ⅲ

2020-01-08 05:02:58 | 詩19

      心身解剖書Ⅲ-誓詞と懺悔と輪廻と-


見聞を広めること

読み書きに熟達すること

疎通の網糸を密植すること

並べての感情を網羅し

 而して、綻ばせないこと


無意味の深淵を探り

無価値の真相に分け入り

幸不幸の順列に異議を唱え

運不運の配列に疑義を持って


ほんとうの自分?に苦悩し

数多の己に翻弄され 

 ブッダを敬い、メシアに祈り

日日の刹那を繋ぎ

空無に種を蒔き

 アナタの傍で佇む


屹立の幟を捧げ持って

-唯、今を生きる

-唯、今は生きる


経年の幾許を経て

僕は又、きっと

僕の解剖書を更新するだろう


そうして又、きっと

新しい僕の原始を生きる

最新の解剖書の

 新しいページの端から端へと・・

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