某月某日「房総南端・花婿街道」

某月某日【山の伝承】「房総南端・花婿街道」


房総の館山市九重駅西隣稲集落には安房里見氏の当主里見義実の居
城した稲村城址があります。


南端白浜町にやはり義実の居城があって、丘陵を往来したという。
あぜ道を通り丘陵地へ。タブ林、竹林、梅林の中の道をひらすら南
下。


道標もない道ながら暖かい木洩れ日の陽だまりハイク。途中、北の
富山町にある伊予ヶ岳(337m)の天狗話にちなむ小松寺(千倉町)
の乙王の碑もあります。


数回車道を横断。歩き出してから3時間余、突然目の前がパッと広
がります。青い太平洋、白浜の灯台の白さ、その手前に色とりどり
の花畑。


いままでの疲れがスーッと消える景色です。私はこのコースを、和
田町にある「花嫁街道」に対して「花婿街道」と呼んでいます。




▼「イラスト」と「本文」、「参考文献」は下記からどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi03.html








★おわり
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