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大変、危険な局面だ!

2021年05月20日 | 未分類
 
 まずは、5月初旬に報道された、この記事を思い出してもらいたい。

 福島第一原発1号機原子炉の注水増 格納容器内の水位低下で 2021年5月7日
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/102754#:~:text=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B%E3%81%AF7%E6%97%A5,%E3%81%AE%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%80%82

 福島では、2月以来、三つのM7近い大型地震が連続し、震度6強を記録している。
 https://temblor.net/earthquake-insights/%E3%81%AA%E3%81%9C%E5%AE%AE%E5%9F%8E%E3%83%BB%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E6%B2%96%E3%81%A7-3%E3%81%A4%E3%81%AE-m7%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%8C%E7%B6%9A%E7%99%BA%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B-12742/

 5月14日にもM6が発生、この数日も、東日本震災関係地域が集中して揺れ続けている。

jisin201205.jpg


 
 これほど集中的に発生する震源域には巨大なエネルギーが蓄積していると見るべきだろう。とりわけ福島県沿岸は、311以来の深刻な危機が迫っている疑いがある。

 以下は、2021年5月20日、今朝の4時50分、当地から東方面を撮影した写真。
 関東方面が真っ赤に染まっている。これは、単なる朝焼けではない。
 2月の福島M7.3前日朝も似たような前兆宏観だったが、今回ははるかに規模が大きく、深刻なものだ。
 (写真はクリックすると正常に見られます)

20210520hirukawa.jpg


 
 以下は、今朝の恵那山だが、日が昇った後は、とりわけ深刻な前兆は見えない。
 しかし、地震発生当日は、なぜか宏観現象が消えてしまうのだ。
 ということは……。
 今朝、私は2時から眠れなくなってしまった。大地震が起きる前に、この現象が起きる。

20210520enasan.jpg


 
 冒頭の福島第一原発内の原子炉水位低下が、2月の連続大地震によって、原子炉底盤の破壊部分が進行し、冷却水が地下に漏れているということを意味しているわけだが、これが、どれほど恐ろしいことか理解しているメディアはほとんどない。
 というより、政府も、原子力産業も無関心を装い、事態の危険性を隠しているのだ。

 誰でも理解していると思うが、福島第一原発の原子炉は3基がメルトダウンを起こし、しかも底盤を溶かして地下深く溶融落下する「チャイナシンドローム現象」が疑われている。
 凄まじい放射線に妨害されて、誰も何が起きているか事態を確認することができない。

 それは、核分裂を起こす可能性のある核燃料が溶融した状態で、とりわけ3号機は、プルトニウムMOX燃料であるため、猛烈な崩壊熱による発熱が続いていて、これは500年以上の冷却を必要とする。
 原子炉における核分裂は、一定量の核分裂物質、ウラン235とプルトニウム239が存在し、そこで中性子濃度が高まれば核分裂が起きる。

 本来、放置すれば、そのまま臨界し、場合によっては凄まじい「汚い核爆発」を起こす可能性がある。最善でも、4000度にも達する巨大発熱を起こし、周囲を溶融し、地下水と反応して莫大な放射能を含んだ大爆発を起こす。
 何せ、中性子を抑制する「制御棒」が存在しないのだ。

 だから、冷却水は「タダの水」ではない。制御棒の役割を果たす「中性子吸収材」であるホウ素(ボロン)を大量に投入したホウ素水なのだ。
 大地震によって、水位低下=つまり底盤亀裂拡大が起きて、それを塞ぐこともできないので、次々に冷却水が抜け、投入量を増やしているのが現状だ。

 実際には、冷却水に水ガラスを入れて漏水を防ぐ処置をとっているはずだが、それをやると、今度は冷却効率が落ちてしまい、猛烈に発熱するのと、中性子吸収効果が低下することになる。
 もう、にっちもさっちもいかない手詰まり状態なのだ。

 そこに、今日明日にも再びM7超級大地震が起きて、原子炉底盤が崩壊すれば、何が起きるのか?
 制御棒のない原子炉が稼働する。冷却水のホウ素では中性子密度増大に歯止めがかからなくなる。すると、中性子濃度が上がって100トンを超える核燃料が臨界反応を起こすようになる。

 こうなると、世界中の核技術者が全員万歳して、成り行きを見守る事態になる。もちろん、フクイチ周辺から人間の姿が消える。
 あのメルトダウンでも、住民を放置したまま避難させなかった日本政府のことだから、おそらく住民には事態の恐ろしさを隠して、再び取り返しのつかない被曝を強いるだろう。

 その後は、巨大な放射能汚染が二度と取り返しのつかない事態を引き起こすのだ。

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 千葉の友人から、5月18日、リンパ腺が膨れ上がったと連絡がきた。
 この人は、セシウムを大量に含んだ食品を食べて内部被曝するとリンパが腫れ上がる体質だ。
 原因は不明だが、ブラジル産豚肉が怪しいとのこと。私は、東日本産キノコでも食べたのかと思ったのだが、今のところ原因が分からない。
 もしかして、フクイチ再臨界の疑いも捨てきれない。
 再臨界が起きると、莫大な発熱を起こすので、敷地一帯から激しく水蒸気を放出することになる。
 フクイチリアルタイム映像で水蒸気が写れば、再臨界の疑いが強いので注視ねがいたい。