賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

バラ 「アルチュール・ドゥ・サンサール」

2014年01月28日 | バラ
神奈川県平塚市の“花菜(かな)ガーデン”で昨秋に撮影したフランスで作出されたオールド・ローズから。
  
ポートランド系の「アルチュール・ドゥ・サンサール」。1855年にCochetが作出。
深みのある赤紫色のロゼット咲きで中心がボタン・アイになる。咲き進むと青みを帯びて紫色になる。
濃厚なダマスク系の香りがある。

  
「カロリーヌ・マルニース(カロリーヌ・マルニエス)」は1848年にRoeserが作出。
かすかにピンクを含む白色の小輪で、中くらいの香りがある。ノワゼット系。

  
チャイナ系の「ルイ・フィリップ」。1834年Guerinが作出。
濃赤色で咲き進むと赤紫色を帯び、花弁の縁が白っぽくなる。微かな香りがある。
丸弁抱え咲きで、ややカップ咲きとなるが花形はすぐ乱れる。2、3輪の房咲きになり花つきがよい。

  
「ルーイソン・ゴワー(ルーイゾンガウアー)」。1845年にBeluzeが作出。
「スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン」のローズ色の枝変り。
  
こちらは親の「スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン」でBeluzeが1843年に作出。
ブルボン系のオールドローズで、人気の高い品種。クォーターロゼット咲きで強い香りがある。
(この「スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン」は2011年10月に町田市の野津田公園ばら広場で撮影)
なお、この枝変りでは「スヴニール・ドゥ・セント・アンズ」を紹介済みです。

生田緑地ばら苑の殿堂入りバラ