8/27の東京総合車両センター「2011夏休みフェア」 後編

東京車両センター公開イベントの後編です。

撮影向けの展示車両を撮影した後は、隣の工場区画へ。ここはミニゲームや、記念撮影、体験工房をやっていたようです。これはパスしまして、115系の体験乗車を撮影します。と言っても、115系なんて乗り飽きるほど乗っているので、自分で乗るのではなく、撮影するだけです。今回の体験乗車の車両は八王子支社の通称「山スカ」ことスカ色の115系でした。ちょうど展示車両の撮影場所の少し奥でこの電車の撮影が出来たのですけど、小さな子供が泣いているのを「うるさい！だまれ！」と何度も叫ぶ私並みに太った20代くらいの男が1人いました。あまりにも何度も叫ぶので頭に来て、「お前がだまれ。子供が泣くのは当たり前だろうが！」と言ったら、ようやく黙りました。その後、115系の撮影が済んだ後に睨み付けたら、目を合わそうとせずにすごすご帰って行きました。まったく、こういうイベントで子供がいて泣いているくらいは当たり前なのに、いつまでたっても「自己中撮り鉄」はいなくならないですね！

展示車両の隣の建物。入り口にはこんな看板が

中はこんな感じ。いかにも工場ですね

記念撮影用スペース

115系スカ色の体験乗車。けっこう一杯乗ってます。立川～小淵沢くらいで普通に乗れる電車なんですけどねえ

近づいてきました。よく見ると、前面上部の列車種別幕が「急行」。なんと、115系遜色急行です！

走り去っていく115系。ちなみに側面は白馬行きでした

戻ってくる115系。撮影者が一杯なので、なんとか超望遠で撮影してます

戻りの側面方向幕は新宿でした。白馬も新宿も、今の山スカでは入らない場所ですねえ

115系の撮影後、近くにあった車両や部品なども見て回ります。工場の面白いところは、普段見られない業務用の機会や、バラしたパーツを見られるところです。また、中間車の連結器など、通常の運転では見られない部分も面白いですね。

大量にあった車輪。錆びてますね

その車輪置き場にあったクレーン

中央総武緩行線用E231系の中間車。切り妻の形状から、東急車輌製かJR東日本新津車両製作所製ですね

普段は見ることの無い、E231系中間車の永久連結器。分離併合することが通常は無い電車の中間車の連結器は、このようなシンプルな構造であることが多いです

工務用車両。所謂マルチプルタイタンパーのようです

反対側に回れまして、こちらは側面まで歩けます

持ち上がって・・・・

叩く！奥の方は掘ってます

こんな感じ。

反対側の先頭

短いですけど、一応動画でも。
マルタイのお仕事


マルタイを見た後は、メインイベントの1つ、車体の上げ下ろしを見に行きます。
14:00の最終回だったためか、割と人も少なくて、じっくりと見ることが出来ました。

戻る途中で展示車両を横から撮影

これが上げ下ろし対象のE231系中間車。テープラインから、近郊型である

クレーンをアップで

行きの行程は動画でどうぞ。
E231系車体上げ下ろし



降ろした後のE231系。側面がかなり汚れています。車体は川崎重工製の物ですね

持ち上げた後の底面

もう少しアップで

空飛ぶ電車。この光景は何度見ても楽しいです

こちらは望遠撮影した台車です

降ろす時は、片側ずつゆっくり固定していきます。この辺りの動き方は多度津工場での2000系の時と一緒ですね

メインイベントを見終えると、徐々に終了時刻が近づき、小雨もぱらつくようになりました。
グッズ系を少し買い込んだ後、まだ見ていなかったところを見つつ撤収しました。実際は、見逃したところも多かったんですけどね・・・思った以上に広かったもんで。うーん、2時間程じゃ足らなかった。

E217系。更新前の車両を見たのは久しぶりだ。どうも更新工事中の様子

E231系が奥に見える

209系、E217系用のコンプレッサー。ほかに113系用とE231系用も展示していました

E233系用シングルアームパンタグラフ。ほかにE231系用、E217系用も展示していました

帰り際、掲示板にあった物をちょっと撮影。

年間1837両の計画進行状況。この他に、詳細な改造・更新工事の計画を書いた紙も張られていました

朝からの混雑には巻き込まれたくなかったんですけど、もう少し早く行っていたらよかったかなあと反省。
見るべきものの多いイベントでした。来年も都合が付いて行けると良いですねえ。