河津桜と十国峠 その1

今日は予定通り、河津と十国峠へ行ってきました。
まずは武蔵小杉から南武線で川崎へ。川崎で、毎年同様に373系の静岡行きに乗り換えます。

川崎駅での案内表示。9両編成2ドアの静岡行き

373系普通列車。かつては快速「ムーンライトながら」の折り返し運用であったが、現在はこの運用が本運用になってしまった

このとき、私が先頭で並んでいたんですが、東京方面から乗車してきた人が降りるのを待っていると、後に並んでいた中学生男子2人がドアの反対側に回り込んで、降りる人をかき分けて走って乗っていきました。
さすがに頭に来て、2人目は制止してマナーを守れと怒りましたが、まったくお構いなし。謝りもしない。18きっぷ期間でもないのに、この中学生達は私が降りた熱海よりも先に行っており、いったいこの子達の親は何をしているんだと非常に疑問でした。こんなマナーも分かっていない厨房（中坊）が、早朝の普通列車で熱海より先の静岡方面（会話が聞こえてきた感じでは、静岡付近まで行くようでしたが）へ行くことを親が許すなど、常識的には考えられないですが。こんな列車に乗る以上、間違いなく鉄道好きの中学生と思われますが（普通なら静岡行くのは新幹線使うでしょうし）、209系の騒ぎの時もそうでしたけど、最近の子供（特に小中学生）鉄道マニアはマナーというものを親からも、学校からも習わないんでしょうね。

話がそれましたが、熱海で伊豆急下田行きの電車へ乗り換え、河津へ向かいます。去年までは伊豆急8000系の4+2の6連運用でしたが、今年は3+3連で、しかも後方3連は伊豆高原で切り離し。ちょっと混雑が心配になりましたが、時間が早いこともあり、河津までそれほどひどい混雑にはなりませんでした。

熱海駅で撮影した伊豆急8000系。元東急8000系で、東横線で走っていた物

河津駅を発車して伊豆急下田へ向かう伊豆急8000系

河津駅は今年の「河津桜まつり」前にリニューアル工事が行われ、駅舎が大きくなり、改札周辺が整備されました。また、これまでホームまでは階段しかなかったのですが、バリアフリー化でエレベータが設置されています。

ホーム上から見た河津駅の新駅舎

河津駅

駅前から河津川沿いまでの桜並木はやや開花が遅め。おおむね6～8分だと思いますが、遅い木は5分くらいのもありました。河津桜は1本の原木を起源にする、接ぎ木で増やされた桜なんですが、同じような場所でも咲き方が違うのは不思議な物ですね。台木の影響なんでしょうかね？

駅前の桜並木。この時間はまだ朝9時前なので、人影もまばら

最初は列車を2本撮ってから花を見に行こうと思い、やかた橋で待機。この間、ちょうどここにある大きめの木にメジロがたくさん集まっていたので撮影しました。去年まで使っていたS6000fdではこのメジロの動きの早さをAFで捕らえるのはなかなか難しかったんですが、今年はS200EXRでAFが早くなり、素早いメジロの動きを捉えやすくなりました。

河津桜の蜜を吸うメジロ

緑色の体が木に溶け込むが、ピンクの河津桜の中ではかえって目立つ

緑色から通る人にはウグイスと勘違いされていたが、実際のウグイスはこんなに緑色ではなく、雑食性ではあるが蜜は吸わない

ウグイスを撮影していると列車がやってきました。予定通り2本を撮影しました。

河津側橋梁を渡る伊豆急下田行きの伊豆急8000系

河津側橋梁を渡る東京行きのJR185系特急「踊り子」

この後は川沿いをひたすら歩きながら花見を始めます。以下、次回。