みやしたの気まぐれblog

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10月3連休・北近畿の旅 その5

2010-10-15 00:59:49 | 乗り鉄
餘部駅に到着し、乗車してきたキハ47形を見送った後、駅の撮影を始めます。
私が餘部へやってきたのは約4年ぶり。4年前は、掛け替え工事の始まる前の夏でした。
そして今回は掛け替え工事が終了した後になります。
団体客はだいぶ駅からすでに降りて、下の大型バス用駐車場に向かい、ホーム上は10人程度が残るのみとなりました。

餘部橋梁側のホーム端で、橋梁部分を撮影。左側は、旧ホーム跡。かつてのお立ち台は現在は無い

駅に1本だけある、旧鉄橋の鉄骨を使ったベンチ。

コンクリ製の待合室

待合室には旧駅時代に贈られた近畿の駅百選の記念板

待合室。ベンチ2本にゴミ箱がある

無人駅の1線ホームで、現在は展望台ことお立ち台も無いので、あまり見る物もありません。次の列車が来るまで時間もあったので、一旦下へ降りることにします。なお、餘部橋梁は地上41mの高さですので、街に降りる坂道は依然としてなかなかのきつさ。特に雨上がりのこの日は、足を滑らせそうでちょっと怖かったですね。電灯もないので、夜だと懐中電灯が必須です。ツアーの観光客の中にはヒールで来ている女性もいましたけど、こういう駅だと知らなかったんでしょうな(笑)

橋梁下へ降りる坂道からだと、ホームを見上げることになる

駅への坂道にある周辺案内図。かなり大雑把だが

途中から旧駅時代の坂道と合流し、旧駅時代と同じアングルで橋を見られる。旧鉄橋は、2本分の橋脚が残されている。なお、旧駅時代の坂道は立ち入り禁止だが、マナーの悪い撮り鉄が入り込んでいた模様

下まで降りたところ。他の橋脚も下の方はまだ撤去が済んでいない

駅への入り口付近にある餘部鉄橋の標。鉄道橋という表現では、今でも鉄橋なのだが、鉄製の橋ではないので、私は鉄橋と呼ばない

鎧側のトンネルの辺り。新橋は旧橋よりトンネル入り口が見づらい(=写しづらい)

新餘部橋梁を見上げる

橋梁近くの駐車場で寄り添ってきた野良の三毛猫。この後、何度か会うことに

餘部橋梁の写真などを販売していた店にあった。この漫画、私読んでないので知らないんですけどね。漫画家さんは以前チャンピオンで描いてた漫画で知ってますが

慰霊碑。1986年12月28日に回送中の12系客車「みやび」とDD51形機関車が強風にあおられ、客車が全て転落。橋梁下の水産加工工場の職員5人と車掌1人が死亡、車内販売員1人と水産加工工場5人が重軽傷を負った。私はTVで見ただけだが、けっこう鮮明に記憶が残っている事故だ

逆光で橋梁を影にして撮影

橋梁近くには石の海岸。夏場なら、海水浴も可能なのでは

海岸近くにあった碑

駅に戻る途中、民家の軒先で毛繕い中のさっきの三毛猫に会う

駅のホームに戻ると、すでに親子連れの小学生が橋梁寄りのホーム端にいたので、一番の場所は彼が優先。私はその隣で撮影しました。私の他にもいくらか撮影者がいまして、この小学生の子も含め、待ち時間は鉄道談義で盛り上がりました。

旧線のレール。ホームを挟んで新線の反対側にある

ホーム端はとても景色がよい

そういやずっとトンビが飛んでいた

浜坂側から、先ほど自分が乗っていたキハ47形が戻ってきた

橋梁を渡るキハ47形

手前にある信号機がちょっと邪魔で、車体がほとんど隠れてしまうのが残念

20分ほど経過すると、今度は香住側からキハ47形がやってきた

私のいた場所からだと、この辺りのアングルがベスト

普通列車2本を撮影した後は、いよいよメインディッシュのキハ181系です。
以下、次回。
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