玉川上水みどりといきもの会議

玉川上水の自然を生物多様性の観点でとらえ、そのよりよいあり方を模索し、発信します

スタッフからの感想

2019-07-23 07:05:05 | 生きもの調べ
あいうえお順
坂本有加(香川県にいます)
 フン虫の観察会はこれで3回目だそうで、「人気企画なのだなあ」と思いながら参加しました。私は学生時代にタヌキのフンを調べていたのでフン虫を見ることは多かったはずですが、ぜんぜん詳しくなくて、「フン虫の名前わからないけど大丈夫かなあ。でもまあ、楽しむ気持ちが大事よね。」なんて行きの電車の中で考えながら、初めての参加でした。
 トラップのバケツには水が少し入れてあって、フンのにおいにつられて飛んできたフン虫は、水の中で溺れた状態になっていました。実際には雨が降ってバケツに雨水が入ったトラップもあり、深くなった水の中で死んでいるフン虫やハネカクシがいました。自分の調査だったら同定のためにすべて回収すると思ったので、死んだハネカクシ1匹だけの場合もシャーレに入れて渡したのですが、「今回は必要だったのかな?」と後で気になりました。もし自分が参加者で、シャーレにハネカクシ1匹だけだったときの気持ちが想像できないのです。
 フン虫のトラップを皆で見に行くときは、調査で大切なことも習いました。使った道具は持ち帰り、なにも残さないこと。片付けを手伝ってくれた上級生にありがとうの拍手を送ったときの、照れた表情が印象的でした。私はちょっとくらい手にフンが付いても仕方ないや、で済ませますが(あとでちゃんと洗いますよ)、ふつうフンは臭いし、触りたくないし、持って歩きたくないし、嫌だったろうと思います。だからこそ誰かがそれをすることは、大切なことなんですね。
 スケッチと粘土がセットになった観察会も初めてでした。前から高槻先生のお話を聞いていた通りで、スケッチは年齢によって得意不得意とか、色の使い方もちがうし、3次元のフン虫を2次元の紙に変換することが出来るかどうか、境があるように見えました。でも粘土のフン虫は年齢による違いはあまり無いみたいでした。そしてスケッチよりも楽しそうでした。
 イヌもウシもヒトも食べ物を食べたらフンをする。そのフンを食べるフン虫がいる。フンを食べるのは栄養があるかららしいけど、フンなのに栄養があるってどういうこと?で、フン虫もフンをするんだろうけど、どんなフンかしら。フン虫は甲虫の仲間で、カブトムシみたいに硬い外骨格をもっている。今日トラップに入っていたセンチコガネは、青色に光ってきれいだった。オオセンチコガネはもっとピカピカでいろんな色に輝いてとってもきれい。フン虫の体が、あのフンからできてるなんてほんとに不思議。
 以上、私の思ったこと。

 玉川上水にはフン虫がいる。本物を見て、本当にいるんだということが伝われば、その先は参加者それぞれ興味がわいたり不思議に思ったりして、次につながるのだろうと思います。子供たちがどんなことを思うのか気になります。

 私(高槻)は大学生には教えましたが、子供に教えるということをした経験がありませんでした。それで、退職してから少しずつ体験するようになりました。それで少しわかったのは「教えないこと」です。ある目的がある時、それに到達する一番滑らかな流れを作るということです。今回の場合、ハネカクシやダンゴムシも入っていました。これらを説明することで解説は充実します。大人の観察会ではそれもしますが、幹に枝をつけ、葉を茂らせる解説です。大人は枝葉に反応しがちです。でも、子供にはそれによって幹がわからなくなることがよくあります。ですから、糞虫のことに集中してもらうことがわかりやすくなると考えました。でも坂本さんはそういうこともあるけども、解説的なわかりやすさと同時に、あるいはそれ以上に、自分が担当するトラップに何も入っていなかった子供の気持ちを考えたのですね。その時、本当に何も入っていないのではなく、糞虫は入っていないが、ハネカクシが入っていた時にそれを無視することが、わかりやすさには繋がっても子供はガッカリするのではないかと配慮したのですね。あるいは「糞虫でない虫がきたのは意味がないのだろうか」と思ってしまうかもしれません。難しい課題です。
 糞は消化吸収できなかった老廃物だから、栄養があるのはおかしいと思ったのかもしれませんが、贅沢な食事をする現代人が食べるものは普通に消化しても高栄養が残っているし、そうでなくても老廃物(非消化物ではない)は良質なタンパク質のはずです。そもそも「臭い」というのは高栄養の証拠です。多くの食物になる生物物質のうちでも、死体と糞は良質で局在するので、常に「競争の舞台」になります。ハエもきて産卵します。蛆虫の理想的な食べ物だからです。


+++++++++++++++++++++++
関野吉晴
五感で感じる子供たち - 糞虫観察・スケッチと模型作りする会に参加して

 鷹の台駅近くのウサギ橋で待ち合わせ、前日に玉川上水の茂みに仕掛けた糞虫トラップを点検した後、津田公民館の教室でタヌフン博士の説明が始まった。前回までと違ってざわついていたが、博士が静かにするよう諭すと、やがて静かになった。
 糞虫トラップを点検するときに14個のトラップを子供たちに自分のトラップを決めてもらい、チェックしてもらった。糞虫がいないトラップもいれば、10匹以上取れたトラップもある。子供たちはチェックするたびに歓声上げたり、シュンとなったりしていた。そこでコブマルエンマコガネという小型の糞虫が35匹も捕れ、ここではめったに見れないセンチコガネまで捕れた。ざわついていたのは、大いに盛り上がったので、まだ興奮覚めなかったせいだったのだろうか。全体的の子供たちの年齢が低かったこともある。
 博士の話を静かには聞いていたが、まだ落ち着きがなかった。しかし糞虫のスケッチを始めると、観察する目、スケッチする表情が俄然真剣になった。

 私が小学校5年生の時に、墨田区立の小学生向けに、理科の実験、観察教室があった。各校から1人ずつ選ばれ、月1回土曜日に、フィールドに出て、生き物観察をしたり、実験室で理科の実験をして、その成果をもとに考察して、皆の前で発表した。
 60年近く前のことなので、何を観察し、どんな実験をし、どんな発表をしたのか、ほとんど覚えていない。しかし、私のその後の生き方に影響がないかというと、大きな影響を与えていると思う。自分で歩き、見て聞いて、自分の頭で考え、稚拙でも自分の言葉で書いたり話したりする習慣は、その時の体験が少しは影響していると思う。
 私の小学生の頃はテレビが少しずつ普及し始めたが、PCもスマフォもなかった。バーチャルな体験より、汗をかき、手足、五感を使って物事や周囲を確認することが多かった。それに対して現在は五感を使って確認する機会が減ったので、今回のようなワークショップは子供たちにとって貴重な機会だ。
 
 自分がチェックすることになったトラップを点検する時の緊張感、トラップに糞虫を確認した時の喜び、捕れていない時の落胆。どれも貴重な体験だ。また糞虫を掌に置き、握った時の糞虫たちがもがく時の予想以上の力強さ。私も、初めて糞虫を掌に載せて、手を握った時の、あの感覚は掌と脳にしっかりと刻み込まれている。子供たちも一生忘れないだろう。
 スケッチや紙粘土作品は今回の体験の記憶を蘇らせてくれるだろう。子供たちは照れくさそうに、でも少し誇らしげに表彰状や博士手作りのオオセンチコガネの標本を受け取った。ヴァーチャルな世界に取り囲まれた生活の中で、自然にじかに接し、五感で感じることの大切さを知る契機になったろう。

 子供たちは照れくさそうに、でも誇らしげに認定証やタメフン博士手作りのオオセンチコガネの標本を受け取った。ヴァーチャルな世界に取り囲まれた中で、自然に直に接し、五感で感じることの大切さを知る契機になった。それだけでなく、後日、スケッチや、紙粘土作品、表彰状や標本を見るたびに、今回の体験の記憶を蘇らせてくれるだろう。

私(高槻)も同じ世代なので実によくわかります。テレビは明らかに日本人の生活を変えたし、あの頃から劇的に進んだ都市化は子どもと自然を「切り裂いた」といえます。観察会は子どもと自然との直接対話の場であり、私はその場作りをしたいと思っています。考えはそれでいいのですが、実際の作業としては、装置というか具体的な作業項目が必要です。なんといっても最重要なのは実際に糞虫が採れること。事前に採集しておいて子どもに見せるという安全策もありますが、入っているかいないかわからないものを覗くというのは本能的におもしろいことです。それを今は「省く」、正確には「奪う」ことが多いと思います。それで人数分のトラップを準備しました。いないのが2つあったのも良かったと思います。それと「みる」ことです。「見る(see)」ではなく「観流(observe)」ですね。そのためにはただ「よくみなさい」というだけではなく、スケッチをさせる。小さい糞虫ですから実体顕微鏡を用意する。描こうとするとよくみないといけない。ただ絵を描くというのは色々な約束事があるので、小さい子にはむずかしい。その点、粘土は意外に小さい子もそれなりに作ります。直感的だからだと思われます。これは視覚によるものですが、手に握らせることで触覚にも訴えるようにしました。そういえば粘土細工は半分触覚作業です。フンの片付けをしてくれた子は嗅覚でも感じたことでしょう。鳥やセミなら聴覚も重要で、出来るだけ多くの感覚を動員させるのがいい観察会だと思います。

++++++++++++++++++++++
棚橋早苗
◉場所も内容も違うので反省は尽きない
<公民館>
 津田公民館にはカラーコピー機はないということが当日わかったり、汚れた靴底をきれいにするのに水をくめる場所がトイレの手洗いのみで、水がなかなか貯まらず、結局水たまりを使った方が早いということになったりと、段取りには行きません。
<チラシ制作>今回、初めてチラシを印刷発注した。4人で確認をして修正したのに、大きな文字で書いた西暦がまちがっていることに気づいたのは、入稿した後。本当に人の目って節穴だらけ。仕方なしに、アクリルガッシュの白で塗り、マッキーで数字を修正しました。

<集合場所>
 「うさぎ橋」に迷った人が数名いたようでした。一応図解はしたのですが、どうしたらよかったのか…、まだ正解がわからないです。

◉これまでの子ども観察会の反省をかなり生かせた点
<待ち時間>
 昨年のように炎天下でみんなが来るのを待ってもらうようなことはなかった。

<糞虫を握る>
 終わった後に学生に教えてもらってフン虫を手の中に入れてみたとき、フン虫が這い出ようとする「生きる力」を感じられたことがとても強く印象に残り、これをぜひ子どもたちにも体感してもらうといいと思い、準備の打ち合わせのときにそのことも伝えました。
 高槻先生が糞虫を握ってみることを参加者さんにも伝え、あの感覚をみんなにも体験してみてもらえて、とてもうれしかったです。

◉くさい糞の処理
 私の鼻は他の人よりきく方です、前日のトラップ設置はかなりのくささ、当日も回収するときにはそれなりににおいました。犬のフンは本当にクサイ。手につくかもしれないと思うと平気ではいられません。
そんな中、お箸やフン、器を回収してくれた子どもたちががんばって担当してくれたことを本当に偉いと思いました。
このプログラムには、フン虫を採集するだけでなく、「片付けること」を子どもたちに担当させたり、最後にやってくれた子どもたちに「ありがとう」と伝えることが組み込まれていました。高槻先生のやり方は本当にすばらしいなぁと思います。

◉感想文を読んで
 一番大きな子は、トラップにかかった平均の数を考えたり、玉川上水全部でどれくらいいるだろう?と想像してみたりしていることに感心しました。生き物は関わってみたりよく見たりするとかわいく思えてきます。生き物を愛でる気持ちや、生き物ってすごいなぁと思う機会になっていることが伝わってきました。
 親御さんからの感想には、いつも感動します。自然観察会を通して、我が子を見守り愛で育てていることがひしひしと伝わってきます。家に帰ってからの様子は、現場での様子とは全然違っているなど、スタッフとしてもとてもうれしいものでした。ありがとうございました。

++++++++++++++++++++++
東内一弘
 初めてボランティアとして参加させて頂きました。
 地球永住計画の真骨頂とも言えるイベントだと考えており、身近な自然から「生き物同士が関係しあって生態系ができている」大きなテーマに結びつくきっかけをくれるイベントだと感じました。
 イベントは、1)子供達と糞虫採集、2)糞虫スケッチ、3)糞虫を紙粘土で制作の流れで、糞虫採集では採れるたびに歓声が上がっていました。このイベントは教育的側面が強いのですが、座学ではなく昆虫採集というキャッチーな入り口で、楽しく学習できる点に魅力を感じます。またスケッチや紙粘土細工を行うことで、じっくりと観察する機会の少ないであろう糞虫に興味を抱くきっかけになっていると感じました。先生の上手な粘土細工に負けまいとしっかりと観察する子、虫が好きでずっと握りしめている子、顕微鏡でずっと観察している子など、関わり方は違えど虫に対して興味津々な子が多く見られました。
 最後に、先生から糞虫の役割について、玉川上水にどれだけ糞虫がいるのか、いないとどうなるのか?についての話を受けました。これまで楽しく触れ合ってきた糞虫の新たな側面に、自分自身もとても関心が高まりました。また、授業としての完成度や満足感を強く感じ、実体験を通して生態系について理解を深める良いきっかけになりました。同時に、事前の糞虫トラップや、標本のプレゼントなど子供たちが楽しんで学べるよう綿密な準備を行う先生の教育への熱心さを大きく感じました。
 来年もぜひ参加し、自分自身も何か伝えることができるようになりたいと考えました。

気がついたこと
1 糞虫回収の際、順番がわかりにくいと感じた。糞虫回収の順番をメールに明記して保護者に共有できればいいかもしれない。
2 回収道路に自転車が多く危険。保護者に子供の誘導、道のどっち側に避けるかを事前に伝えると安全になるのではないか。
3 集合写真の際、自分で描いたイラストを持って撮影すると、より思い出に残るのではないか

 ご指摘の通り、玉川上水は人通りが多く、あの人数が塊でいると邪魔になります。アドリブで行うので、スタッフも糞虫に夢中になって、通行人とのことに気が回らなかったようです。高槻

++++++++++++++++++++++
豊口信行
 うんち(フン)はくさくて汚い。
 私たちはそう教えられながら大きくなりました。実際その通りだし、仮に教わらなかったとしても、たぶん同じ結論にたどり着くでしょう。やがて大人になる過程のどこかで、うんち(フン)は肥料や燃料などとして利用価値もあると知ることになりますが、これは都市生活とは相性の悪い二次利用で、都市生活者でいる限りはなかなか肌身にしみることのない情報です。有用な使い道もあるにはあるけど、基本的に決められた場所で出し、然るべく処理することが義務付けられていると言っていいと思います。飼い犬のフンも、放置するわけにはいかないわけですから。うんち(フン)は忌避の対象であり、レバーを引いて一刻も早く自分の視界から消してしまいたい。そういう人は多いのではないかと思います。当然です。
 では、人間とペット以外の野生動物のフンはどうなのか。決められた場所にする動物もいることはいるけど、その先は人間のモノが処理されるような行程には乗りません。でも、その処理を担う生きものがいるおかげで、野生動物のフンは、確実かつ適切に、しかも有用に、使われていくのです。いろんな生きもののすることが、他のいろんな生きものの生活に大きく関わっているのです。
 ごく短くまとめるならば、「玉川上水にはフン虫がいるよ」の根底にあるテーマは上記のようなことだと私は思っていて、この観察会に関わりを持ってからはうんち(フン)のことについて考えることがとても多くなりました。考えるだけでなく、探したり調べたりすることも増えました。誰かにとっていらないものでも、それはほかの誰かには必要なものかもしれません。
 三回目となったこの度の観察会は、まだ梅雨の空けない雨交じりの会とはなったものの、たくさんの参加者とともに玉川上水を歩いてフン虫を捕まえ、一緒に観察することができたのは大きな喜びでした。
 こんなに小さな虫が、大きな生きもののフンをあっという間に分解すること、分解するためのギザギザのついた脚をもつこと、手の平にそっと握るとものすごい力で堀り進もうとすること。
 そんなフン虫のことを高槻先生の解説で教わり、顕微鏡をのぞいて自分の目で確かめ、画用紙にスケッチしたり紙粘土で模型を作ったりという作業を通じて、参加した子どもたちはそれぞれの方法でフン虫を知り、感じてくれたのではないかと思います。
 どこか遠くに旅行して、普段見ることのない珍しい景色や生きものを観察するのももちろん楽しいし貴重ですが、私たちのごく身近に生きている生きものについて知ることも、同じくらい意味があり面白いことではないかなと思います。

++++++++++++++++++++++
中塚智恵美
 えっ、糞虫って呼ばれているそんな虫がいるの!? 今回のイベントに参加するまで、実は糞虫の存在など全く知りませんでした。虫といえば、カブトムシ、クワガタ、セミ、バッタ、チョウ…私が知っている虫は本当にわずかです。(しかもそれらの虫の絵を描いてみてといわれても、残念ながら描けません。じっくり観察したことがないのです…)
 糞虫ってどんな虫なんだろう?本当に玉川上水にいるのかな?汚くないのかな? 子どもたちと同じように私も好奇心一杯で今回のイベントに参加させていただきました。
 嬉しいことに前日に仕掛けてあったトラップには全部で35匹の糞虫がいました。初めての出会いです!子どもたちもシャーレの中の糞虫が羽を出して元気よく動きまわる様子に喜んだり、顕微鏡やルーペで拡大した虫の姿に驚いたりしていました。中には逃げないようにそっと手の中に握って「あんがい力が強いんだよ!」って教えてくれたお子さんもいました。子どもを惹きつけるのは、虫の王様(?)カブトムシだけじゃないんですね。
 じっくり観察した後は、スケッチをして、粘土制作をするというのが高槻先生のイベントの特徴です。一人で参加してくれた少年は、「帰ったらお母さんに見せるんだ」といって奮闘していました。(お母様からの感想を拝見しました。帰宅してから糞虫の話で盛り上がったみたいですね。良かったです^^)高槻先生からのプレゼントのオオセンチコガネがキラキラ輝いているのを見て「レインボウって名前にする」と、とても嬉しそうでした。
 林や草の中には、ただ私たちが気付いていないだけでたくさんの虫たちがいるはずです(私も未知の世界ですが)。今回知った「糞虫がタヌキやいろいろな動物の糞をエサにしてくれているおかげで、玉川上水の林もきれいになっているんだよ」って身近な生きものの関係を教えてくださったタヌフン博士(高槻先生)のお話が印象に残りました。子どもたちもいつかまた思い出してくれると嬉しいです。

++++++++++++++++
林 若菜未
 今回、初めてスタッフをさせていただいたので少し緊張しましたが、特に怪我などなく終えられて良かったです。(保護者同伴の子が多かったからかもしれませんが)。
 調査の結果も、たくさん採れたり、センチコガネが入っていたり、1匹も入っていなかったりトラップが壊れていたりと、いろんなパターンに遭遇したので子供たちも楽しめたのかなと思いました。
 1人で来ていた子もだんだんと心を開いていっているように見えました。
 しいて言えば、観察用の顕微鏡(?)の使い方を自分がよく分かっていなかったのが悪かったと思いました。
 あと、立体制作に使った粘土を「紙粘土」と説明していたと記憶していますが「石粉粘土」だったのが気になりました。質が良いものなのでその場での制作には支障がないと思い言いませんでしたが、今思うと粘土をちぎったりするのに手間取っていたようにも見えました。子供には軽くてちぎったりしやすい紙粘土の方がいいのかもと思いました。

-> 説明の時に紹介した糞虫の模型は紙粘土で作ったので、その時に紙粘土と言いました。子供達に配ったのは石粉粘土でしたが、ただ粘土と言いました。紙粘土は乾燥した時、表面が柔らかく、触ると凹みます。また叩いてもペコペコと音がします。石粉粘土は乾燥すると石膏のように硬くなり、叩くとカチカチと音がします。それで石粉粘土の方を選びました。ややこしくなるのでそのまま粘土と説明しましたが、今度やるときは正確に言おうと思います。アドバイスありがとうございました。高槻
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 保護者からの感想 | トップ | 作品 粘土 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

生きもの調べ」カテゴリの最新記事