ひねもす日報

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駿ドキュメンタリー

2008年08月08日 | Weblog
 ポニョの感想も書けていないのですが、昨晩録画していたNHKのポニョができるまでの駿氏のドキュメンタリーを観ました。
 それで印象に残った場面。駿が締め切りに追い込まれて「面倒くせー、面倒くせぇ」って言いながら作業をしていたところ。今日ラジオ聴いていたら、森三中の旦那鈴木おさむ氏もそこが印象に残ったという話をしていた。印象に残った理由は違ったけれど、やっぱりね。

 映画を観て、「何でこのシーンが挿入されたんだろう?」という、不思議な違和感があったシーンがあったんですよ。まぁ、不思議な感動もあったシーンなんだけれど。そこが実は駿が一番難産だった場面だったというのを知れたのも収穫でしたね。幼い日の自分と病弱だった母親を投影させたシーン。駿、書きながら泣いていたから。わたしも観ながら泣いていたけれど。

 映画音楽担当の巨匠久石譲から、「できあがった映画の音楽聴きました?」と聴かれてからやっと聴いていたのも、素直に写してあって好感が持てた。駿、音楽聴く余裕まったくないくらい追い込まれていた。歌詞に「お迎えは、来ないから」というのがあって、締め切りに追い込まれた作業をしながら「お迎えきちゃった」と苦笑いをする駿がよかった。

 現在ビジュアルがハイジのおんじ似な駿ですが、おんじを彼が描いていた頃に、彼は自分がおんじに似るっては思っていなかっただろうな。
 ピシっとアイロンがかけてあるシャツを着て、2CVが家の前にあって、そういうのは、何だかこちらの想像を裏切らない人だなぁと思いました。
コメント
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