ひねもす日報

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柳家三三独演会/ドリームガールズ

2007年07月12日 | 落語
 一ヶ月振りに師匠の独演会へ。初めて落語中少し眠ってしまった。夕飯直後で、しっとり聞かせる落語で、つい眠ってしまった。周りにもそういう人が数名いた。マクラでは談春師匠と新橋で飲んだ話が。談春師匠は、わたしが好きな「競艇」と「落語」を併せ持つ人。早く見てみたいなぁ。マクールにサインしてくれるかな。
 噺は、志ん朝師匠のCDで聴いたことがあるのと、タイガー&ドラゴンで観たことがあるやつで、三三師匠バージョンで聞けて興味深かった。

 今朝は、「ドリームガールズ」という洋画を朝6時台から観る。ラジオや雑誌で大変評判が良かったこの映画。後半少し眠くなったし、よくある話といえばそうなんだけれど。
 最後、一人ぼっちになってしまう男の人の引き出しに、かつて我侭が過ぎて分かれた恋人のレコードが見付かるのが、一番好きだった。
 その別れた女性も、破局後に分かったかつての恋人の子供を産む。それを誰にも言わずに一人で育て上げる。
 
 わたしは悩みも嬉しいことも、大体何でも誰かに話さないと済まない性分なので、このように、ひっそり自分だけに秘めた想いであるとか、子供を私生児として育てる想いってのに弱い。素敵よねー、出来ないけれど。
 このわたしの性分は恐らく血で、父親も兄貴も、このような性分である。男なのに、珍しい人たちだなぁと思う。
コメント (2)
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