ひねもす日報

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映画「初恋」。宮崎あおいは遠藤久美子に似て蝶

2006年07月13日 | 本・映画
 感想の前に。
 夏になると、通常でも低い「めかし度」がさらに低下する。
ドライヤーの使用頻度。女子前髪を作っているのだが、
前髪のブローほんの3分が暑くて嫌で、ひっ詰めている。前髪を
ぴったりと分けて飾りピンで止める。飾りピンに飾りゴムを使う
のだけで精一杯。
 
 さて映画の感想。
 好きな人の為に、犯罪を犯すのを頑張っている様に打たれた。
「止まりなさい!」と白バイで、普通の女子高生が、ただ好きな
人の為に。初めて得た自分の場所の為に?
 これはわたしでは出来ない。
 お金持ち逃げされると嫌だし(ちゃんと半分くれるなら考える)、
濡れ衣されて、一人刑務所に入れられるかも知れない。
何にせよ大変リスクが大きい。普通に考えたら出来ない。
自分に出来ないことを、「純粋な初恋故に」やってのけるのを
観るのが、映画。こういうのを「物語だ」と観られるようになった。

 自分の居場所がなく育つコなんて、自分もだけれど、周囲に
ザラにいたので、思春期を思い出した。

 あとは、小嶺麗奈。何で彼女のパイモロが話題になってないの?
彼女の演技をスクリーンで観たのは初めてだが、下手。
12年ほど前に「夢ノ銀河」だっけ。そんなやつで
浅野忠信と共演した時分は美少女美少女とモテハヤサレて、
当時カリスマだった「アンダーカバー」のジョニオファミリーに
入っていて、オリーブに出ていた。
 美少女は、少女でなくなってからが正念場だ。売りが
なくなり、美人で当たり前の芸能界で生き残る為に。
 そういう意味で、小嶺麗奈は、話題になればつい見て
いたので、今回演技を観て「ほほぅ」という感じ。確かに美人だった。 
コメント (2)
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