あぁぁ。博多帰りたい。本当に。

　今年も終わりの１２月に今週入る。１２月は嫌い。街がネオンでキラキラしていて、
クリスマスに大晦日に盛り上がっている気がして落ち着かない。
　わたしの落ち着かない気持ちの大部分は大掃除のせい。高校時代からである。じゃあ早めに終わらせりゃ良いのだが。どうせ捨てる物ばかりだ。今、家に存在する物の１/３で暮らしている自信アリ。あとは何となく捨てられない物たちだろう。しかし、初めての引越しの時に「面倒臭い度数」が高まって、スタジオボイスを大量に捨てたのは良いが、その中にフィッシュマンズ特集のがあったのだけは、本当に悔やまれる。
　今年は何だか色々あった。新しくなったこと、リスタートしたこと、なくした物や、欠けた物。「長所と短所（物事）は裏表」。わたしが二十歳過ぎに人から聞いて、深く納得したことば。得た物があれば無くす物もある。わたしは、ちょっと今、飽和しているかも知れない。あっという間の一年だった。それを整理しに、博多に帰りたいのだと思う。
　そんな気持ちのわたしの支えはとんちピクルスのＣＤと、水中、それは苦しいのＣＤだ。水中のデビルセックスの曲は笑える。オオクボＴのパンク版という感じか。高校時代に聴いたナゴム（だっけ？）の猛毒を思い出す。