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2011,07,17-18北アルプス・立山/剱岳 第一日目・立山編

2011年07月24日 | 048.剱岳 049.立山(雄山)

2011年海の日の三連休、北アルプス、立山・剱岳に行ってきました。

岩と雪の殿堂。

この言葉にふさわしい場所ですね。

この立山・剱岳もリベンジ登山です。

あれは忘れもしない2009年7月、立山から剱岳への縦走を計画。山友『山爺』と直通バスで室堂に入りました。到着した頃より大雨となり、一の越山荘に到着した頃より風雨が更に激しくなりましたが、雄山の頂きに向けガレた山道を登りました。何とか登頂したものの、ガスっていて山頂以外は何も見えず、写真を撮っているうちにカメラのレンズも曇ってきました。結局、カメラは曇った上に動かなくなり、その上、カッパのポケットに入れていた携帯もポケットを開けていた為にポケット内に水が溜まり(ゴアで縫い目にはシームテープが施してあるので湿気は逃がしますが、水分は染みない様になっている)、気が付いた時には既にポケットの中で水没をしていました。

立山三山を縦走して何とか宿泊先であった剣山荘に到着したものの、翌日は風が強く、断念して雷鳥沢を経由して室堂へ戻りました。宿泊したその夜に目にゴミが入り、眼球を傷つけてしまいました。富山から家に戻った後、救急病院へ行くはめになり、最悪の山行となりました。

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これが2009年その時の雄山頂上の写真です。

ガスっていて何も見る事ができませんでした。

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これは今回の2011年の写真です。

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前回はバスで直接室堂まで入りましたが、今回は長野県大町市の扇沢からトロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスを乗り継いで室堂へ入る計画です。駐車場は有料と無料があり、ターミナルの目の前のこの駐車場は有料駐車場、手前のトンネルを左折した舗装されていない広場が無料駐車場となります。

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トロリーバスの始発に乗る人たちのチケット購入の大行列が出来てます。扇沢と室堂の往復で一人当り8,800円で5日間有効です。

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トロリーバス改札口でも大行列となっています。

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何とか始発のトロリーに乗り込み出発しました。扇沢のターミナル以外は全てトンネルの中を通行します。

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黒部ダム湖駅に到着しました。次は10分かけて黒部ダムの反対側にあるケーブルカーのターミナル迄歩かなければなりません。

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トンネルを抜けると突然、目の前に黒部ダムと立山連峰が飛び込んできます。こういう光景を目にしてしまうとワクワクしてきます。

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黒部ダムのその大きさに圧倒されます。 いつもよりたくさん出してます。

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ダムの放水や自然を見ながら歩いているとあっという間にケーブルの駅の到着してしまいます。

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暗くて写真がぼけてますが、黒部平行きの朝一番のケーブルに乗るところです。ここのケーブルカーも冬の雪の影響を受けない様にトンネルの中を走ります。

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黒部平に到着しました。日差しが眩しいです。売店もあり一息入れられます。

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今日は打って変わっていい天気です。本当にワクワクしますね。

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黒部平から大観峰迄は今度はロープウェイとなります。ロープウェーはチケットが配られて、あいにく二番目のロープウェーの予定でしたが、改札口で早くから待っていると一番で空きがでたらしく、一番に乗る事が出来ました。輸送能力としてはこのロープウェイの一回当たりの輸送能力がボトルネックで一番少ないですね。

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このロープウェイには鉄柱が全くありません。大きく、早いですよ。

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最後は室堂迄もう一度トロリーバスに乗ります。

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下りのトロリーバスとすれ違います。

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朝一番だったので約1時間30分位で立山・室堂に到着しました。立山三山には雲一つありません。

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立山の標と立山をバックに記念写真を一枚。二年前に来た時はガスっていてこんな景色だとは思いませんでした。

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凄い景色ですね。

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歩きはじめていきなり雪渓を渡りますよ。この時期、雪渓はまだたくさん残ってます。

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見事なスプーンカットが現れてます。

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上の方では既に渋滞しています。

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一の越山荘に到着しました。ここからでも北アルプスが一望出来ますね。

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三連休のなか日、天気もよく雄山へ登る山道は大渋滞しています。雄山迄は子連れの観光客から登山者迄いろいろな人がいます。

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休み休み行くにはちょうどいいですね。

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ようやく山頂が見えてきました。ここまで来たらあと一息です。

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雄山は一等三角点です。

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笠ヶ岳、黒部五郎岳、薬師岳、水晶岳、槍ヶ岳など北アルプスの名だたる山々を見渡す事が出来ます。凄いですね。

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雄山登頂!!

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山頂風景です。

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室堂周辺のゼブラ柄の雪渓が見事です。

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山頂側から雄山をとった写真です。

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登拝料500円を納めると山頂のこの社迄入山が許されます。宮司さんがお祓い!?をしてくれます。

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そしてここで写真が取り放題となります。ただ、人が多いので時間制になっています。

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遠くに剱岳が見えます。

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登拝料を払わない場合はここで写真を撮ります。

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この後、この山道で大汝山へ向いますよ。

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ゼブラ柄です。

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大汝山へ向かう途中の山道から剱岳を望みます。

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大汝山の頂上です。

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大汝山登頂です。雄山は3,003mですが、大汝山は3,015mです。大汝山の方が高いんですね。

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ゼブラ柄2です。

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富士ノ折立の手前です。

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富士ノ折立です。折立は剱岳と標高が同じですね。高度感がちょっとだけある様です。

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真砂岳には一旦、下ってまた登ります。

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真砂岳ですが、三角点に誰かがくくり付けただけの標です。

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本日、最後の別山への登りです。結構距離もあって厳しいですね。

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別山です。また、晴れました。

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見覚えのある花もありますが、色とりどりの花たちが咲き乱れています。

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剱御前小屋に到着しました。少し休憩をして本日最後の約1時間の縦走となります。御前小屋にはこれから剱岳に向う人、戻る人でかなりの人たちが休憩を取っているます。昨日の三連休の一日目がピークの様で今日は帰る人の方が多い様です。

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雪渓をトラバースしながら越えて行きます。二年前に比べて今年の方が雪が多い様です。ほとんどアイゼンは使っていないですが、ストックがあれば重宝します。足元とスリップの注意が必要です。

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剱沢小屋と剱沢キャンプ場です。ここには行った事がありません。            

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剱沢キャンプ場です。題して『真夏の紅葉』

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本日の宿泊先の剣山荘が見えてきました。

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しわくちゃの花です。以前、どこかで見ました。

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剣山荘はそんなに混んでおらず、隣の布団は空いていたのでぐっすり寝ることが出来ました。

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食事後、前剱が顔を出しました。

2011,07,18北アルプス・立山/剱岳 第二日目・剱岳編はこちらから

http://yama-umi.blogzine.jp/blog/1_1/

 

登頂日:2011年07月17日  メンバー:単独 天候: 晴れ  標高:3,003m   標高差:615m  コースタイム:5時間50分(休憩、食事他全てコミコミのタイム)
コース:
(1日目)室堂→一ノ越山荘→雄山山頂→大汝山→富士ノ折立→真砂岳→別山→剣山荘
(2日目)剣山荘→前剱→剱岳→前剱→剱御前小舎→雷鳥平→室堂

 

 


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