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2008,07,19-20北アルプス後立山連峰・白馬岳 白馬三山縦走登山

2011年11月06日 | 045.白馬岳

夏の白馬三山縦走登山。

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白馬大雪渓です。

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白馬の駐車場に車を止めて、猿倉へ向う三人グループとタクシーを相乗りして猿倉まで向かいます。タクシー代が少し浮きました。

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猿倉に到着しました。大雪渓をこれから登る人たちでごったがえしています。準備を整えてスタートします。最初は林道歩きからスタートします。

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まずは大雪渓のスタート地点である白馬尻小屋を目指します。猿倉より約1時間くらいのところにあります。ガスはありますがいい天気ですよ。

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林道も終わり、沢も越えてさらに奥を目指します。

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木道もあります。

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遠くに雪渓が見えてきました。登山客が続いています。

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白馬尻小屋が見えてきました。

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白馬大雪渓です。

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白馬尻小屋に到着しました。天気も良くたくさんの人たちが束の間の休息を楽しんでいます。

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大雪渓のスタート地点ではアイゼンを付けて準備をする人たちがいます。先の方ではすでに上りの人たちの数珠つなぎが出来ています。

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お主たちも軽アイゼンを装着してスタートします。斜面の斜度があるのでアイゼンがないとちょっと厳しいですね。アイゼンは猿倉でも白馬尻小屋でも白馬の町でも借りることが出来て、どこでも返却出来るみたいです。

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後ろを振り返ると続々と登山者が上がってきます。

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天気がいいと気持ちが高ぶりますが、雪渓では落石にくれぐれも注意しなければなりません。落石が起こっても音がもせすに転がってきます。登山中にも何度となく落石がありました。『らく、らく、らくーっ!』と叫びます。大雪渓を上がっていると、この声がかかりました。

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この雪渓で雲が出来て流れていきます。ここは雲の発生源だったんですね。

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いい天気で何よりです。

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大雪渓もようやく終わりを迎えます。

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大雪渓の途中では休憩できませんでしたので、休憩を兼ねて岩場で昼食をとります。

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雪解け水が勢いよく流れています。

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シナノキンバイ(知っている花の名前だけ入れていますが、間違っていたらごめんなさい)

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次は雪渓を登りながらトラバース気味に登っています。

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足もとに気をつけてトラバースします。

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大雪渓の左手の天狗菱です。大雪渓の両側が非常にもろく、大雪渓を上がっている時にも落石を何度も見かけました。

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ガイドの人が監視しています。

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何度となく雪渓をトラバース気味に上がって行くと、白馬岳頂上宿舎が見えてきました。

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この宿舎のあたりも高山植物がたくさん咲き乱れています。

ミヤマオダマキ

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チングルマ

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白馬山荘と白馬岳頂上宿舎の間の清水尾根分岐です。

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ミヤマツメクサ

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タカネシオガマ

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今日の宿泊先の白馬山荘です。日本最大級の山小屋です。先にチェックインをして山頂を目指すことにしましたが、連休の為に受付は大混雑していて順番待ちとなっています。

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白馬岳山頂、標高2,932mです。

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白馬岳は非対象山稜なので片側は絶壁、片側はゆるゆかな斜面となっています。

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お花畑です。この時期はいろいろな高山植物が咲き乱れています。

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杓子岳と白馬鑓ヶ岳です。さすがに北アルプスです。この様な雲上の絶景を見ると晴れてよかったと思いますね。

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夕暮れです。陽が沈んで行きます。

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翌日はあいにく雨となってしまいました。白馬山荘前で記念撮影をして出発します。

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イワベンケイです。

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ミヤマアズマギク

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天気が悪いので、杓子を越えて白馬鑓ヶ岳を目指します。

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まったく見えません。

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白馬鑓です。標柱は折れていて一生懸命支えながら写真を撮ってます。

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山頂の写真ですが、まったくわかりません。

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ガスっているので方向に注意して進みます。この後は鑓温泉に下りて行きます。本日は鑓温泉に一泊する予定です。

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急斜面を下山します。斜面を下りていくと鑓温泉の手前にコース唯一のクサリ場があります。

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小さな残雪をたくさん越えて行きます。

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残雪から雪解け水が滝となって岩を落ちています。

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白馬鑓温泉に到着しました。ここは雲上の温泉が楽しめる希少な小屋です。小屋の人の話では今日は三連休の二日目で超満員で何人泊まるかわからないとの事。

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昼食をとりながら今日の予定を話しました。温泉には非常に魅力があるのですが、今日中に帰ってしまえば明日は家でゆっくり出来ます。

結局、今日は白馬鑓温泉小屋に泊らずに下山することにしました。白馬山荘からコースタイムで8時間を越えますが、体力も大丈夫そうです。

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雪渓には赤い色が付いているのでそれをトレースしていきます。岩が落ちているのは落石の跡です。

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雪渓をトラバースしていきます。この雪渓を越えたところで老夫婦と話す機会があったのですが、雪渓をトラバースしている最中に落石があり、間一髪だったとの事。狭い雪渓は逃げ場がないので要注意です。

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残雪の関係か一部のルートで通常ルートではないルートに誘導された様です。

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キヌガサソウです。

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水芭蕉です。

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小日向のコルに到着しました。ここから猿倉まであと2時間位かかります。

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モリアオガエルの卵がありました。

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ニッコウキスゲです。

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コイワカガミ

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距離も長く、足の裏がかなり痛くなってしまいました。

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北アルプス3,000m級の大展望と三山縦走、夏の大雪渓、短い夏に咲き乱れる高山植物、雲上の温泉とたくさんの魅力が凝縮されていて、しかもアルプスの初心者にも開かれた山が白馬岳です。

一度は登って欲しい魅力的な山の一つです。      

登頂日:2008年07月19日-20日 形態:小屋泊 メンバー:2名 天候: 晴れ 標高:2,932m
標高差:1,702m  コースタイム:7時間10分/10時間30分(休憩、食事他全てコミコミのタイム)
コース:
(1日目)猿倉より→白馬尻山荘→葱平→白馬岳頂上宿舎→白馬山荘→白馬岳頂上→白馬山荘(泊)
(2日目)白馬山荘→杓子岳→白馬鑓ヶ岳→白馬鑓温泉→小日向のコル→猿倉


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