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2008,8,14-17北アルプス・槍穂縦走 前編・上高地~北穂高岳

2011年11月26日 | 054.槍ヶ岳 055.穂高岳

8月14日、槍ヶ岳、穂高岳テント泊縦走。

夏休み、念願の北アルプス岩稜地帯のテント泊縦走、大キレットを渡ります。8月10日11日で富士山・御殿場コースを登り準備万端です。

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前日の深夜に沢渡の駐車場に車を置き、朝一のバスに並び上高地のバスターミナルに向かいます。夜明けのターミナルにはこれからアルプスに取り付く登山者たちがたくさんいます。

早々に朝ごはんのおにぎりを詰め込んでスタートします。今日は槍ヶ岳山荘までの10時間を越えるハードコースです。

コースとしては横尾までは一時間弱のペースで大曲から殺生ヒュッテまでが約三時間半で今日の佳境となりそうです。上高地バスターミナル→明神館→徳沢→横尾→槍沢ロッヂ→大曲→殺生ヒュッテ分岐→槍ヶ岳

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まずは河童橋を目指します。

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ほんの数百メートルですが、林の中の遊歩道を抜けて行きます。

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河童橋に到着しました。今日は見て写真を撮るだけで渡りません。このあたりにはたくさんのホテルがあります。

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これから梓川沿いを上流まで上がっていきます。梓川の水量は少なめで、今日はまだ岳沢方面はガスがかかっています。

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川のせせらぎが涼しげです。

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小梨平キャンプ場を通過します。夏休み期間なので色とりどりのテントの花が咲いています。

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約40分くらいで明神池、穂高神社奥宮のある明神館に到着します。

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日が射してきました。

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徳沢ロッヂに到着です。ここで小休憩です。

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徳沢ロッヂです。明神館からちょうど40分です。

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新村橋です。

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徳沢から45分で横尾到着です。平地なのでいいペースは当たり前。手前から横尾避難小屋、トイレ、横尾山荘と並んでいます。

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横尾大橋も今日は見るだけで渡りません。渡ると涸沢を目指す事となります。

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分かれ道です。今日は左です。

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一ノ俣橋です。

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ニノ俣橋です。ここは以前は吊橋だった様です。

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このあたりは沢沿いを歩きます。

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整備されているので歩きやすいところです。

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槍沢ロッヂ到着です。ここで休憩、昼食をとります。

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次は大曲を目指します。

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整備された山道を登っていきます。

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ハバ平です。ここは旧槍沢小屋の跡地でキャンプ場となっています。

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大曲周辺です。槍沢は左に大きくカーブしています。これから徐々に斜度が増して佳境に入っていきます。

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ホントならここから大喰岳と中岳、左にはツバメ岩が見えるはずなのですが今日はダメそうです。きつくなってきました。

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天狗原分岐です。天狗池を経由して南岳に上がるルートです。

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だんだん高度も増していきます。苦しいですが、あせらず少しずつ登ってきます。 

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トリカブトです。

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槍沢モレーンまで来ました。

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一旦、緩やかになります。この辺りからガスもひどくなりとうとうガスの中に突入します。

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いったい全体、どこを登ればいいの? しかし、ガスった時はこれが頼りです。

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坊主岩屋下、ヒュッテ大槍分岐です。晴れていれば右手にヒュッテ大槍へのつづら折りの急登の山道が見えます。

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播隆上人が寝泊まりしたと言われる坊主岩小屋です。

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モレーンを歩いた後、槍ヶ岳山荘がある肩までの急登が待ち受けています。

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3時過ぎにようやく槍ヶ岳山荘に到着しました。テン場の受付に行ったのですが、既に満杯で宿泊に変更するか下の殺生ヒュッテまで戻るか選択してくれとの事。明日のスケジュールもあるので槍ヶ岳山荘に宿泊することにしました。

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8月15日、二日目です。結局、ガスは晴れませんでした。これから槍の穂先に向かいます。

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二連の梯子を上りようやく槍ヶ岳登頂となります。

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ガスっているので高度感がありません。

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槍ヶ岳山頂です。

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あこがれの槍ですが、なんにも見えません。

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クサリ場も鉄ハシゴも岩の上もガスで濡れてるのでスリップに細心の注意を払って降りていきます。

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これから大喰岳、中岳を通り、南岳まで向かいます。

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そして、南岳から大キレットを渡ります。

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中岳です。

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南岳です。

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南岳小屋に到着しました。

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いよいよ大キレットに突入します。

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二連のハシゴを下りたらスタートとなります。スタートは突然やってきます。ハシゴを下りてもキレットが始まる感覚はありません。

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ガスッていてよく見えませんが長谷川ピークのあたりです。

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長谷川ピークが終るとA沢のコルです。少ない大キレットの休憩場所です。

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雲湧わく北穂高岳と飛騨泣きです。

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北穂高岳の切れ落ちた北壁です。

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飛騨泣きも終わり、北穂の直下まできました。しかし、最後まで気が抜けません。

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北穂高岳に渡り切り、大キレットが終了しました。これで前半が終了しました。大キレットは長谷川ピークから北穂高岳までが難所ですね。

人気の北穂高小屋の前で大キレットをいっしょに通過した青年と記念撮影をとります。お主はこれで本日は終了して北穂のテン場へ、彼はこれから涸沢までの難所を渡るそうです。

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北穂高小屋の上が北穂高岳山頂です。

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翌日は晴れたのに写真はとりませんでした。残念。

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今日はこれで終わり、北穂のテン場に向い、テント設営準備です。

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ガスが抜けてきました。目の前には常念山脈が見えました。

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北穂高岳山頂とテン場です。

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後編・北穂高岳~上高地に続く。

2008,8,14-17北アルプス・槍穂縦走 後編・北穂高岳~上高地まではこちら

http://yama-umi.blogzine.jp/blog/cat12043824/

登頂日:2008年08月15日 メンバー:単独 天候: 曇り  標高:3,180m
標高差:1,675m  コースタイム:9時間45分(休憩、食事他全てコミコミの1日目のタイム)
コース:北アルプス槍穂縦走
(1日目)上高地→徳沢→横尾→槍沢ヒュッテ→殺生ヒュッテ→槍ヶ岳山荘
(2日目)槍ヶ岳山荘→槍ヶ岳山頂→槍ヶ岳山荘→大喰岳→中岳→南岳→大キレット→北穂高岳山荘→北穂高岳→北穂高岳テント場
(3日目)北穂高岳テント場→涸沢岳→穂高岳山荘→奥穂高岳→穂高岳山荘
(4日目)穂高岳山荘→奥穂高岳山荘→紀美子平→前穂高岳→紀美子平→岳沢→上高地


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