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2011,08,01北海道・十勝岳

2011年09月04日 | 007.十勝岳 008.幌尻岳

北海道百名山登山三日目、第二座目、十勝岳。

この山もかなり活発な火山で1900年初めより噴火を繰り返している様です。

十勝岳の直登コースはこの望岳台からのコースと反対の東南側にも一本あります。あとは美瑛岳、上ホロカメットク山を経由しての縦走登山となります。

そして望岳台コースの登りは雄大な富良野をバックに登って行く事となります。

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望岳台には数十台が駐車出来るスペースとレストハウス、トイレ、自販機などがあり、昼間は普通の観光客なども訪れて広大な十勝岳と富良野を満喫しています。

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朝早く、まだガスが抜けていない5時過ぎよりスタートします。

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何組かのグループや単独登山の方々もちょっと前にスタートしています。追いついてしまって抜かしにかかります。

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イワギキョウ

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だんだん雲が取れ始めましたが、下界はまだ雲の下。雲の下に富良野の町が広がっています。

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三段山、十勝岳温泉方面です。大雪山同様とても雄大な山ですね。

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雲の平分岐です。ここで十勝岳方面と美瑛岳方面に分かれます。

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分岐を十勝岳方面登って行くと避難小屋が見えてきます。

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十勝岳避難小屋です。以前、古い避難小屋があったらしいのですが、一時取り壊されて無かった時代があった様です。2008年に新しい小屋が出来ました。

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しっかりした小屋で縦走などで泊まるには十分ですね。

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イワブクロです。

避難小屋を過ぎると左側に直角にコースを誘導されます。沢を越えた辺りから岩も多くなり、少しガレて急登が始まります。

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ペンキの指示に従って登って行きます。

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雄大なだけに山道がちょっと単調で面白くないかもしれません。

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以前、ここから噴煙が上がっていた様ですが、今は上がっていません。

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前に先行している人がいます。火口跡までもうすこしです。

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火口跡迄上がって来ました。ケルンとも言えないような道標です。ガスったら間違いなく迷いそうな広いルートです。

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彼方に十勝岳の頂が見えてきました。距離も標高もまだまだです。一時間では到着出来そうもありません。以前出来た噴火口の縁の部分を歩いている様です。

また、このあたりは自生している植物はほとんどなく、遮るものが一切何もありませんので、天候が急変したり雲がかかったりした時は無理しない方が無難ですね。

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いろいろな年代の火口がある様です。これは昭和噴火口です。

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砂礫は固めでそれほどザレていないので歩きやすいですが、どこかの惑星に降り立った様なちょっと不思議な感覚です。

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泥流が流れた後がくっきりしています。

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本峰下迄来ました。ガレた最後の急登です。

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本邦急登途中からの風景ですが、ガスが出始めています。

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とうとう山頂が見えてきました。

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十勝岳登頂!

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十勝岳頂きました。第89座目の登頂となります。

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美瑛岳方面です。

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上ホロカメットク山方面です。

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火口から噴煙が上がっています。

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休憩後、下山を開始します。今日はピストンなのできた道を戻ります。

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かなりガスってきました。ここは一本道なので、トレースを外さないよう心がけなればいけません。

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急登場所からは富良野の広大な土地に向って下りて行きます。避難小屋を過ぎるとようやく望岳台が見えてきます。

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目の前には富良野大地が広がっています。

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望岳台に到着しました。観光客の車もかなり多いですね。

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観光客の車もかなり多いですね。登山道まで入り込んで望岳台と刻まれたケルンで写真を撮ったり、花ながめたりしています。

ダイナミックで雄大なロケーションをもつ十勝岳も何とか晴れ間の間に頂に上がる事が出来ました。

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吹上温泉、吹上露天の湯です。

『北の国から』のロケにも使われたところです。お主が入る前に外人を含む数名の若い女性たちが露天風呂を見学に来ていました。その前だったら恥ずかしいですね。

地元の方を含めて二名の先客がいました。上のお湯はすごく熱くて三分と入ってられませんでした。ちょっと注意です。*この露天の湯の写真は名湯・秘湯・立ち寄り湯500からお借りしました。

今日の午後は、明日のトムラウシ山日帰り登山に挑む為、帯広に移動します。

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<aimg title="Rimg0240" width="400" height="300" alt="Rimg0240" src="http://yama-umi.blogzine.jp/blog/images/2011/09/04/rimg0240.jpg" border="0"></aimg>

中富良野にあるポプラファームで『サンタのヒゲ』を食べてきました。メロンの甘さもソフトに負けてませんよ。ちょっとお高いですが、また食べたいですね。赤肉のメロンが終わると普通のメロンに変わるそうです。

ポプラファーム:  http://www8.ocn.ne.jp/~popura/

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帯広と言えば豚丼、豚丼と言えば『ぱんちょう』なのですが、この日、ぱんちょうは何と定休日でした。どうしても豚丼が食べたくて、駅ビルにある『ぶたはげ』の豚丼を食べました。甘辛のタレも追加できるし、胡椒をかけるとまた別の風味が出ておいしく食べさせて頂きましたよ。

豚丼の店:  http://www2s.biglobe.ne.jp/~n_kawa/butadon/butadon.htm

メロンも豚丼もご馳走様でした。

何かグルメブログになってきましたね。これじゃあ痩せないですね!

登頂日:2011年8月1日  形態:日帰り メンバー: 単独  天候: 晴れ 標高:2,077m
標高差:1,147m コースタイム:5時間45分(コミコミタイム)
コース: 望岳台→雲の平分岐→十勝岳(下山は同一ピストン)

北海道百名山登山第二座目


2011,07,31北海道・大雪山(旭岳)

2011年09月04日 | 005.大雪山 006.トムラウシ山

今年は会社の長期の休みが取れたので7月30日から8月15日迄ブログも休みをもらい、夏の北海道百名山登山と称してレンタカーで北海道の百名山9座をメインに観光を兼ねてグルメに温泉にと忙しく北海道を縦断して来ました。ルートとしては旭川に降り立ち、北海道に大きく『の』の字を描く様に移動して最後は釧路から戻ってきました。

という事で、北海道第一座目は足慣らしも兼ねて短時間でこなせる大雪山(旭岳)からスタートします。もともと最初に縦走を行う為に旭岳をトップバッターとしていたのですが、今回の登山では縦走は行わない事としました。

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前日にロープウェーの乗り場を視察しました。乗り場の売店にはお土産の他、ちょっとした山用品やプリムスのガスカートリッジ等も手に入りますよ。

大雪山ロープウェー:  http://wakasaresort.com/asahidakeropeway/

始発ちょっと前にロープウェー乗り場の入口がオープンするのですが、その前から建物の前にかなりの行列が出来ますよ。

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大雪山ロープウェーの駐車場です。二箇所あって突当りのロープウェー乗り場の有料駐車場と写真の無料駐車場があります。無料駐車場は突当りの有料駐車場の手前の右手にありますが、すぐに一杯になってしまいます。

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無料駐車場の斜め向かいにビジターセンターがあります。ここは大雪山の自然についてを展示物で紹介しています。また、無料休憩所が併設されていてトイレや自販機が置いてあり、休憩ができますので天候の悪い時などはいいですね。

旭岳ビジターセンター:  http://www.welcome-higashikawa.jp/info/?c=16

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朝一番のロープウェーの順番待ちです。キップを買い終った人たちが始発を待っています。

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何とか朝一のロープウェーに乗り込む事が出来ました。ロープウェーの終点の姿見駅迄は約10分で到着します。姿見の周辺は遊歩道となっていて軽装の観光客もたくさん歩いています。ロープウェーを降りると展望所があり、その前には旭岳が初めて顔を出します。噴気口より噴煙?水蒸気!?が上がっています。記念写真を撮ってスタートします。

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旭岳山頂を目指して北海道の登山スタート!

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数百メートル歩いた高台に『大雪の鐘』があります。

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そして、そのすぐそばには避難小屋『旭岳石室』があります。

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その中はまだ新しく綺麗で緊急時のみ使用可との事。

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地獄谷の数か所から勢い良く噴気が上がっています。

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ちょっと登るとすぐに六合目に到着します。石室を過ぎたあたりからガレた山道となります。

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大雪山、化雲岳、五色岳方面です。天気が良ければ。。。

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トムラウシ山を見つけました。あそこ迄縦走したかったですね。

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ここから見える限り7-8箇所から噴気が出ていますね。

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尾根づたいに徐々に高度を稼いで行きます。

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この当たりが旭岳の頂上付近となります。

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さすがに噴火を繰り返している山だけあって木々のない険しい山肌ですね。百名山の中にも浅間山、御嶽山、焼岳、阿蘇山など山から噴気が上がっている山があります。

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時々、お日様が顔を出します。この先が八合目になります。

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八合目を越えたあたりで、ここまで来るとあと一息です。

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金庫岩です。何故、金庫岩というのでしょうか?全国各地に点在しますね。

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地獄谷を上部からみたところです。

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ようやく頂上が見えて来ました。

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旭岳は一等三角本点です。

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第88座目、旭岳登頂!

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旭岳頂きました!

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姿見の池。帰りは遊歩道を通って姿見駅迄戻ります。

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ときどき晴れ間も見えています。

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いつもの通り花の写真をたくさん撮りましたが、いつもの通り花の名前がわかりません。

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小さなシャクナゲが咲いてます。

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。。。

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ハート型の花びらです。

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チングルマ

時々、晴れ間が見えましたが、天気が良ければ更に広大な大雪山が満喫出来るでしょう。

時間が早い為、旭岳温泉には入れず、富良野の国道沿いにある『万華の湯』へ入りました。 万華の湯:  http://www.f-laterre.com/

10時過ぎには既に下山が完了していたので、美瑛の丘巡りと富良野の『北の国から』ロケ地ツアーに出かけました。

美瑛には丘がたくさんあり、有名なコーマシャルやデザイン画に採用されてたり、ロケ地に使われたりとおなじみの場所がたくさんあります。

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ご存知、ケンメリのスカイラインのコマーシャルで一斉を風靡しはたケンとメリーの木です。

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マイルドセブンのパッケージに使われた並木です。

美瑛にはカルビーの工場もある様です。

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かんのファームです。富良野方面に車を走らせれば左手に必ず見えてきます。ラベンダーも咲いていて、たくさんの人で賑わっています。

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食べかけですいません、スープカレーです。

登頂日:2011年7月31日  形態:日帰り メンバー:単独  天候: 曇り  標高:2,290m
標高差:690m  コースタイム:3時間25分(休憩、食事他全てコミコミのタイム)
コース:姿見駅→旭岳石室→旭岳(下山は同一ピストン)

北海道百名山登山第1座目