自動車整備業&車両販売業のCS経営をコンサルタントする TIO21ブログ

自動車整備業、車両販売業のCS経営のためのコンサルティング、現場改善指導、制度設計、社員教育、各種セミナー・講演

速報、H23年度自動車分解整備業実態調査-2.作業別売上高は全種目で増加

2012年02月14日 | 業界動向

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、平成23年度自動車分解整備業実態調査ー2.作業別売上高は全種目で増加、です。

整備売上高を作業別に見てみると、車検整備は2兆1,344円、前年比+2.4%と伸ばした。
内訳は、2年車検が1兆5,686億円、前年比-0.4%と落ち込んだ。1年車検は5,658億円、
前年比+10.9%と大きく伸ばした。

2年車検は、価格競争が激しいのか売上が伸びない。
台数のデータがないので、何とも言えないが06年、07年の新車販売が落ち込んだ影響があるのではないかと思う。

定期点検は3,193億円、前年比+2.1%であった。
特に1年点検が前年比7.1%と大幅なの伸びとなった。また、6カ月点検も前年比2.1%のプラスで
あったが、3カ月点検は前年比-18.4%と大きな落ち込みであった。

事故整備は1兆2,549億円、前年比+4.0%となり、作業別では一番の伸び率であった。
その他整備は、1兆8,935億円、前年比0.6%のプラス。

作業別売上高の構成比を専業工場とディーラーで見てみると、
専業工場は、車検43.9%、点検3.4%、事故整備22.1%、その他整備30.4%となっている。
ディーラーは、車検31.9%、点検8.1%、事故整備22.8%、その他整備37.2%であった。

5年前の平成18年度は、
専業工場は、車検44.8%、点検3.2%、事故整備19.3%、その他整備32.7%であった。
ディーラーは、車検30.1%、点検6.3%、事故整備22.4%、その他整備41.2%である。

専業工場の事故整備の構成比が伸びたのは、鈑金塗装業者の認証取得が大きく影響していると思う。

他方、ディーラーはその他整備が落ちているが、車検と点検を伸ばしている。特に、点検の伸びは
大きい。メンテパックなどによる顧客囲い込みを、加速させている様子がうかがえる。

総合付加価値経営、いまでいうバリューチェーンが叫ばれているにもかかわらず、専業工場の
車検依存度は、相変わらず高めのままである。


問い合わせ先株式会社ティオ

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速報、H23年度自動車分解整備業実態調査-1.2年連続の売上増加

2012年02月13日 | 業界動向

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、平成23年度自動車分解整備業実態調査ー1.2年連続の売上増加、です。

先月末に「平成23年度自動車分解整備業実態調査」の結果の概要が公表された。

本調査は、認証工場の約2割を対象とし、有効回答を全事業所の約1割を対象として実施された。

平成23年度の整備売上は、前年比2.1%アップとなり、2年連続となった。
整備売上高は5兆6,021億円となり、1,152億円の増加である。

東日本大震災の影響は、ないに等しいものであった。
とはいえ、平成18年度の6兆円には遠く及ばず、基調的には回復と言うまでには至っていたいと言える。

業態別に見てみると、兼業工場を除く全ての業態で前年比プラスとなった。
専業工場は、2兆1,146億円、前年比+5.8%と大幅に伸ばした。

一方、兼業工場は5,949億円で、前年比-5.7%と、専業工場と逆に大きく落ち込んだ。
専業、兼業を合計したモータース店では、2兆7,095億円、前年比+3.0%の増加となった。

ディーラーは、2兆6,6,37億円、前年比+1.2%となった。
専業工場と比べると、伸び率が小さくなっているのは、工場数がわずかだが減ったことも原因だったのでは
ないかと推測する。そして、自家工場は2,289億円で前年比+1.6%であった。

この結果、モータース店の整備売上シェアは48.4%、ディーラーは47.5%となり、モータース店はわずか1年で
シェアトップに帰り咲いた。

概要なので、整備売上が2年連続で伸びた要因がはっきりしないが、整備工場数の増加、平均単価の上昇、
保有台数の横ばいなどが、フォローになったと思われる。
中でも「平均単価の上昇」が、大きなけん引役となったのではないかと思う。


問い合わせ先株式会社ティオ

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金沢自然公園で野点

2012年02月12日 | 日記&写真



おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、金沢自然公園で野点、です

金沢自然公園で「梅見のお茶会=野点」行われた。
透きとおるような快晴の中で行われ、今年で5回目だそうだ。

会場の入り口で一人300円をお払って、野点を味わってきた。
我々が2番目の客だったようで、すぐに席に着きお茶が振る舞われた。



今年は、厳冬続きで梅の花は固い蕾のままだ。
梅が満開であったら、もっと華やかで賑やかな野点になったのに残念だ。10月サクラも5輪ほど咲いていた程度。
その分、水仙がまだ沢山花をつけていて、いい香りを漂わせていた。





梅林を散策し、歩いて「称名寺」に向かった。
風は冷たいが日差しが強く、歩いていると汗が滲むほどだ。

12時を少し回った時間に称名寺に到着。
池は薄氷が残っていて、いかにも冷たげであった。



ベンチに腰かけ、用意してきたお稲荷さんとお新香で昼食。
持ってきた缶ビールが美味い。我々の頭の上をトンビが輪を描いて飛んでいる。
多分、すきを見て弁当を横取りしようと狙っているようだ。

たまに、バスではなく歩くのもいいものである。
バスでは気づかない風景が見れて、得した気持ちになる。

ああー、久しぶりにノンビリした一日であった。



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代替販売のすすめー5.車検予約客を代替させる

2012年02月10日 | 営業・フロント全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、代替販売のすすめー5.車検予約客を代替させる、です。

車検到来6カ月前から代替促進活動がスタートする。
営業マンは、お客さまに対して「お奨め車の提案書」を作成し、提出する。

これに対して、お客はより有利な条件を引き出そうとして、代替の意思を明確にしないで、
ノラリクラリと営業マンをかわしていく。

条件が合わないと、基本「車検」になる。
代替か車検かが不明なまま、車検到来2カ月前になると、サービスフロントに引き継ぐ。

サービスフロントは、車検到来2カ月前のDMを郵送し、その後電話で車検入庫促進
活動を行う。

この時、絶対に車検を受けるという意識で、促進コールを行わないことだ。
特に、年式が5年以上で走行距離が5万キロ前後のクルマは、車検整備費用もそれなりにかかる。

この整備代金を頭金の一部に充当し、代替の話しをすることもできる。
これだけでは、具体的な代替商談にならないので、下取り(場合によっては買取)金額を
掴んだうえで、臨むことだ。

また、車検実施前には必ず見積もりを取り、整備費用がどれくらいかかるかを具体的に
明示して、代替の商談を進めるといい。

数の上ではそんなに多くないが、この時点で代替になるケースもある。
したがって、車検予約日は1か月前にすること。少なくても2週間前には車検予約日とすることだ。

こうしたサービスフロントで代替商談をするのには、立会い車検が都合がいい。
お客さまを目の前にして、車検見積金額を見せながら、この費用を代替の費用に充当すれば
費用負担が軽減される旨を、説明しながら「代替意欲」を刺激していくことだ。

実は、私がこのケースにはまってしまい、車検受けるつもりが代替をしてしまったのだ。
ついうっかりショウルームに展示してあったクルマの値段や、カタログを見せた貰ったりしているうちに、
代替の虫が騒ぎだして、見積書まで話が進み、翌日に契約書に印鑑を押してしまった。

同じ代替商談を行うのだが、サービスフロントの商談の方が、お客もリラックスして、わりと本音で
話しをしてくれる。その意味では、サービスフロントの方が、成約率は高い。

だから、サービスフロントにも車販営業の学習をさせることだ。


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代替販売のすすめー4.代替のタイミングは車検時期だけではない

2012年02月09日 | 営業・フロント全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、代替販売のすすめー4.代替のタイミングは車検時期だけではない、です。


代替営業の場合、車検到来時期が活動のタイミングになっている。

闇雲に代替営業するよりも、車検を話のきっかけとすれば、コンタクトも取りやすいので、
楽な営業となる。

しかし、営業をやっていれば経験するように、代替のきっかけは車検ばかりではない。
他にもきっかけは沢山ある。

例えば、子供が入園、入学したとか、就職したなどだ。
あるいは、新築や増改築に合わせて、代替をするケースもある。

要は、代替のきっかけは家庭のイベントや人生の節目などが「引き金」になり、
ではクルマも、ということになる。

だから、代替営業で10%を確保するには、日頃のフォロー活動が大事になる。
それを、訪問すると嫌われるとかの理由をつけて、フォローをしない営業マンが結構いる。

特に、専らハウス営業の会社においてはフォローが雑になりがちだ。
お客の来店時に顔を合わすぐらいが関の山だ。営業マンが休んでいたならば、顔を合わすこともできない。

段々と疎遠になり、お客のことを忘れていく。
で、気付いた時には「他社代替」なんてこともしばしばだ。

営業マンは、代替のきっかけを「車検」だけとせず、どのタイミングでも「あり」として、
常にレーダーを働かせて、お客の変化をキャッチすることである。

そのためにも、訪問し玄関の履き物をみて、いつもと違い履物があるか確認し、
ある場合は「お客さまがいらしているんですので、今日は・・・・」と探りを入れる。

あるいは、リホーム会社や家電店のクルマが止まっていないかを確認することも
大事な仕事である。

お客さまのクルマがあれば、手入れ状態、タイヤの溝の深さなども確認する。
また、車内にクルマのカタログが置いてないかなども、確認することだ。

また、保有年数も統計上はあるにしても、自分お客は当てはまらいと言うぐらいの
意識を持って、代替のきっかけを掴み、積極的に提案をしていくことだ。



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代替販売のすすめー3.御用聞き営業は代替意欲を萎えさせる

2012年02月08日 | 営業・フロント全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、代替販売のすすめー3.御用聞き営業は代替意欲を萎えさせる、です

〇〇様、早いもので6カ月先の〇月が車検ですね、代替をご検討ではありませんか?
なんて、御用聞き営業をしていては、代替の話しは進んでいかない。

いまどき、このような御用聞き営業はしていないと思うが・・・・・・。
代替促進は、こちらから仕掛けていく営業である。

ということは、仕掛けの材料が必要になる。
それが、「提案」だ。提案することで、客の代替意欲に火をつけることになり、欲望を刺激することになる。

アルトエコ、ミライースあるいはアクアなどの新型車のカタログを持参し、低燃費車はいかがですか?
といって提案しても、全てのお客が食いついてくることはない。まあ、これを提案というかは甚だ疑問である。

下手な鉄砲も数打てば当たる、的な営業は商談が長引くし、商談をお客にリードされてしまう。
ここで、役立つのが日頃のコミュニケーションなのだ。

現在のクルマの不満、不便な部分を聞いていれば、それを解決する「提案」ができる。
つまり、お客が欲しいと思えるような具体的な提案ができるだ。

提案は、「このクルマいかがですか」と、提示することではない。
ナゼ提案したかの「理由」を添付してこそ、初めて提案になる。

低燃費車いかがですかと提案しても、お客さは「そんなに走らないから」などと営業をかわすように
抵抗をする。

〇〇様、口癖のように言っていた、〇〇について、このクルマは見事にクリアーしています、
一度試乗してみてください、という奨め方をすれば「なるほどー」となって、目が輝いてくる。

提案とは、お客のカーライフがより充実できるように、お客の特性や属性を踏まえて、
解決策を示すことなのだ。




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代替販売のすすめー2.代替販売目標を明確にする

2012年02月07日 | 営業・フロント全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、代替販売のすすめー2.代替販売目標を明確にする、です。


ところで、営業マンは台数目標の内訳として、代替販売目標を持っているのだろうか?
業界平均でみると、持っていない営業マンの方が多いように感じる。

TIO21ブログで何度も言っているが、総台数目標の「内訳目標」を、持つことだ。
ナゼかと言えば、内訳目標が営業活動計画に具体的に結びつくからだ。

例えば、1台の紹介販売という目標にすれば、紹介依頼先を探すようになる。
1件の紹介を集めるには、何件の紹介依頼をすればいいのかも、分かってくる。

あるいは、紹介成約率も分かってくる。
仮に10%とすれば、1台の紹介販売目標であれば、最低10件の紹介客が
いなければならない。さらに、紹介発生率が20%としたら50件の紹介依頼活動が
必要になる。

この50件の紹介依頼活動のために、活動先をリスト化し、それに基づいて
紹介依頼活動を行う。これこそが、目標と行動が一体になるのである。

代替販売も同様である。
既納客300件の10%の代替販売とは、年間で30台の販売目標となる。

成約率を80%とすれば約38件のリストが必要になる。
7年目または9年目の車検到来客や任意保険満了の客、あるいはローンの完済が済んだ客
などからリストを作れる。

既納客だから、具体的な活動先が明確になり、営業活動の効率化にもなる。
漠然と今月は5台などといった総台数目標と同時に、その内訳、ルート別販売台数目標を
明確にすることが、代替販売では特に重要である。

ナゼならば、他社で代替されれば二度と自社客にはなり難いし、少なくても8年は戻ってこない。
この間の付加価値は約60万円前後になる。年間で7.5万円だ。

既納客は、何としてでも自社代替をさせるべきである。
最低でも車検で入庫いただく営業をすることだ。


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代替営業のすすめー1.半年前からの活動は遅い

2012年02月06日 | 営業・フロント全般

 

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、代替販売のすすめー1.半年前からの活動は遅い、です

新車や中古車の需要の80%以上が「代替」である。
残りは増車と新規需要となっている。

このことから、営業マンは既納客への代替販売に熱心になっている。
当然と言えば当然だが、その成果はいかほど上がっているだろうか?

代替と言っても、自社客の代替もあれば、他社客の代替もある。
先ずは、既納客に対する代替販売をしっかり取り込むことだ。

乗用車の平均代替期間は7.7年、四捨五入して8年と言ったところである。
仮に営業マン一人当たり300台の既納客があったとすると、1年間で37.5台(300台÷8年)が
代替になる勘定だ。

約40台の代替見込み客に対して、自社代替が何パーセントになっているかが
大事な指標になる。

目指すは80%だろう。
40台の80%は32台となる。300台から見ると約10%だ。したがって既納客の10%を
自社代替の営業の指標とすべきである。

そこで、既納客台数の10%を確保するには、代替促進活動の始期が重要になる。
よく言われる「車検到来半年前」は、私から言わすと遅い。

実際の営業活動としては、車検到来の半年前になるが、代替はもっと早くから始まっているのだ。
代替は「納車日」から始まっている。エェー、と思われるかもしれないが、お客さまは納車された日から
自分のイメージやフィーリングなどから、気に食わない部分などを意識し、次回の代替に備えていく。

次回の代替には、気に食わない部分が解消されるようなクルマ。
あるいは、より満足が得られるクルマを候補としてリストアップするのだ。

このリストアップされたクルマと、営業マンが提案するクルマが一致すると、代替意欲が高まり
代替促進がスムースに進むことになる。

だから、営業マンは納車した日から、お客さまのクルマの印象や要望などを、適時聞き出して
提案するクルマを絞り込んでいくのだ。

そして、車検到来半年前になったら、「お奨めの1台」として、自信を持って提案するのである。
この流れがあって、初めて既納客の10%を確保できるのである。

忘れてならないのは、8年間のサービスの「CS」である。
どんなに営業マンががんばっても、サービスCSが低いと、自社代替は低空飛行になってしまう。

サービスと営業との連携があって、初めて10%の実績になるのである。


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前原海岸(鴨川)からの日の出

2012年02月05日 | お出かけ&グルメ

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、前原海岸(鴨川)からの日の出、です

先日所用で鴨川市に出かけてきた。
泊まったホテルから1分ほどで前原海岸海水浴場だったので、少し早起きして日の出を撮ってきた。
あいにくの曇り空だったので、綺麗な日の出は見られず残念であった。



沖合に目を凝らすと、カモメの大群が飛び交っていた。
散歩していた地元の人が、イワシの群れがいるためだという。こんな大群を見たことがない。



日の出を待っていると、雪がチラチラしてきた。一段と冷え、指先がしびれてくる感じだ。
7時近くまで粘ってみたが、綺麗な日の出はとうとう顔を出してくれなかった。





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体力増強に励んでま~す!

2012年02月04日 | 日記&写真

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、体力状況に励んでいま~す!、です

月2回ほど、町内会主催のハイキングが開催される。
先日、時間があったので参加してきた。

今回のコースは、30数年住んでいて始めた歩くコースである。
厳冬の中、約2時間、1万4千歩のハイキングは、体力を鍛えるにはちょうどいい運動量だ。

コースの途中には、横浜市で一番高い山がある。大丸山である。
空気が澄んでいるので、見晴らしがいい。



スポーツクラブに行くわけでもない私にとっては、こうした企画が嬉しい限りだ。
ディスクワークをしていると、殆ど歩かない。歩くのは、トイレ、昼食の時ぐらいだ。

カロリー摂取量からすると、明らかに運動不足である。
病院の先生には、とにかく歩け!と言われているので、イベントにかこつけて歩けるのは、
都合がいい。

今月も2回予定されているので、仕事を調整してでも参加したい。


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長在車をなくすー5.30日で見切りをつける

2012年02月03日 | 営業・フロント全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、長在車をなくすー5.30日で見切りをつける、です。

長在車を減らす、なくすには長在になる前に、処分することだ。
当たり前のことだが、中々できていないのが現実である。

そこで、在庫30日ルールを設け、長在になる前に手を打つことだ。
つまり、在庫の最長期間を30日として、それ以上在庫しないことにするのだ。

30日が40日でも構わないが、平均在庫日数との関係で、最長期間を設定すればいい。

30日は短いと思うかもしれないが、私のルールとして「売れないものは売れない」という
在庫期間を30日としている。

つまり、30日在庫して売れないものは、売れないモノとして「見切り」をつける、
と言うことである。

こうした指導をすると、帰ってくる反論が、「いつか売れる」という、当てのないあなた任せの
販売である。

問題は「何時か」である。
明日売れるかもしれないし、1年後に売れるかもしれない。それが「いつか売れる」かと言うことだ。

当てのない契約を待っていることで、在庫経費が粗利益を上回ってしまって、販売イコール赤字。
なんてこともある。そうならないために、在庫期日を切るのだ。

30日、一か月であれば、仮にAAでオークションにかけても赤字になるリスクは小さい。
が、30日を過ぎると価格の変動が生じて、赤字のリスクが大きくなる。

30日で売り切るには、今までと同じ展示をしていたのでは無理である。
先ず、展示前加修を徹底し、商品化することだ。

少なくても「1年点検」を実施し、エンジンオイルとバッテリーは新品にしておくことだ。
その上で、車種とターゲットによって「カーナビ」を取り付けておく。リスクがあるというのであれば、
販売条件に明示しておくこと。

あるいは、ETCやエコタイヤなどを取り付けて、購買意欲を刺激するのだ。

こうした商品化は、展示車に魅力を増やすだけではなく、価格競争に巻き込まれないためでもある。
今やネットで価格を下調べしてから来場し、値引き交渉に臨む客が増えている。

ある程度は応じても、相見積の出し合いで、叩き合いのような値引き合戦だけは、避けなければ
ならない。そのためにもクルマを比較できないようにしてしまうことが一番だ。

だから、商品化を積極的に行うことが必要である。

長在車は、資金繰りを圧迫するだけではなく、展示場の魅力や営業マンの販売活動にも
悪影響を与えてしまう。

そうならないためにも、一台でも長在車を減らす努力を急ぐことだ。
エコカー補助金が決まって、お客の志向が新車に向かっている現在、長在車対策は販売活性化の
一環でもあり、早急な対応が求められる。



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長在車をなくすー4.長在車の発生原因をつぶせ

2012年02月02日 | 営業・フロント全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、長在車をなくすー4.長在車の発生原因をつぶせ、です。

よかれと思って仕入たクルマが、裏腹に長在になる。
こんなことは、中販経験者であれば、誰でも経験していることだ。

だからと言って、長在を許してはダメだ。
長在になるにはなるだけの理由がある。

先ず、下取りや買取したクルマで、程度がよく、値落ちもさほどなく、相場が高止まりしている。
こうしたクルマを手に入れると、自社の展示場で展示してしまう。

このスケベ根性で痛い目にあうのだ。
例え涎が出そうなクルマであっても、店格や地域特性に合っていなければ、AAや
共有在庫ルートに乗せて販売し、利益を確保した方が賢明である。

全国的に売れているとか、人気がある、
なんてことに惑わされて仕入てしまうのは、
仕入れ担当者として失格。

これは、新車での話しだが、今全国的に「イース」が売れている。メーカーからのアナウンスも
何カ月で万何台販売、などと聞こえてくるが、ある小さな田舎では、全く売れていない。

イースの話しをすると、クルマを見たり試乗したりするが、結局は他のクルマを購入
していくという。昨年12月初旬で、この会社は1台しか販売してないというのだ。

売れている、人気があるという理由で仕入れてはいけない。
自社商圏や店格とあっているかを、吟味して仕入る車種を決めていかなければならない。

長在になる理由は、同じ仕入に関してことだが、仕入れ担当者が自分の「嗜好」を
強くして、仕入車種を決めている場合がある。

得てしてこうした中販店は「バラエティーショップ」になっている。
軽から高級車まで、一通り揃えて営業をしている。

つまり、特徴のない展示場である。
ネットで売れるからと言った理由で仕入れる担当者もいるが、全国を相手にした中販店
を目指しているのであれば、それも納得できるが、「地域密着」を謳っているにもかかわらず
商圏外の販売を意識した仕入は、ずれていると言わずるを得ない。

このように、長在の主たる要因が「仕入」にあるが、
その仕入に対して明確な基準が不在な中販店が多い。

利は元にあり、だから仕入のミスを極力減らすことが大事だ。
そこで、仕入基準を設けることだ。

仕入方針の明確化、品質基準の明確化、仕入車種の明確化である。
こうしたルールを作っても、絶対に長在がなくなることはないが、減らすことはできる。
先ずかここから挑戦することである。

そして、在庫管理を徹底すること。

営業力を高めれば長在はなくなると思っていたら、それは大きな間違いである。
どんなに営業力があっても、売れないものは売れないのだ。

だかえら、仕入を慎重かつ丁寧に行って、仕入ミスを減らすことに尽きる。



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長在車をなくすー3.在庫管理の進め方

2012年02月01日 | 営業・フロント全般

 

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、長在車をなくすー3.在庫管理の進め方、です。

当社の展示台数は30台位だから、在庫管理なんて特に必要ないよ、なんて声が聞こえて
きそうだがそんなことは、決してない。

因みに、昨日現在の平均在庫日数は何日だろうか?
あるいは、展示車ごとの在庫日数は何日になっているだろうか?
こうしたことが間髪入れずに答えられなければ、在庫管理の必要があるということだ。

では、どのように在庫管理をするのか。
パソコンなんていらない。アナログ式で十分である。

白板に「展示日」と「在庫日数」を展示車種別に枠を作り、前日現在までの展示合計日数を
「在庫日数」枠に書き込むだけである。これを毎日行う。
1月15日が展示日であれば昨日(1月31日)までの在庫日数は「16日」となる。いたって簡単なことだ。

これだけでは、いささか能がない。
よりシビアな在庫管理をしていくためには、営業活動とリンクさせることである。

在庫管理は、ややもすると在庫日数を把握すること、と捉えてしまいがちであるが、
そうではなく、目標とする在庫日数までに「売り切る」ことが在庫管理なのだ。
したがって、在庫日数を掴むのは、営業活動にそれをどう反映させるかのためである。

営業とリンクさせるとは、どういうことかと言えば、在庫日数に応じた営業活動を
決めることである。

例えば、在庫日数20日までは「通常販売」とする。21日から30日は、「優先販売」として
全営業マンに長在になる可能性があることの注意喚起をする。

31日から40日は、プライスの見直しをした上で、「割当販車」として営業マンに割り当てる。
該当の在庫車を売ったら、ボーナスインセンティブを支給する。
41日以上は「見切販売」としてアウトレットコーナーに移動し、赤字覚悟で売り切ること。

何もこんな基準を設けないで、30日在庫して売れなければAAに出品してしまえば、
簡単に長在車を造らないで済む。と、考えている方、それは営業マンの営業力を
弱くしてしまう。

30日で売れなければ、会社が処分してくれると思えば、営業マンは売りやすいクルマだけを
売りことに走る。これでは、営業力の向上させることにはならない。

一度仕入れたクルマは、何が何でも「売る=直販する」こうした会社の姿勢と、営業マンの意識が
真の営業力を高めることになるし、結果として在庫管理がうまく回ることになる。

上記の管理基準は、一つの例なので、できれば自社なりのルールを作ること。
単に、在庫日数だけを把握する在庫管理で終わらないこと。


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