めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

朝日を浴びよう!~睡眠と“気”の関係~

2007-11-26 | 健康・養生
水が冷た~いっ

湯沸かし器設置まであと3日手のアカギレがこれ以上増えないことを祈るばかりであります


冬は遅寝&遅起きが養生、健康の秘訣であると言います。まだ日の出ていないうちから起きて活動するのは陽気を消耗するのでよくないのです。

特に寒さが苦手で風邪をひきやすいなんて人は注意!

どうしても早起きする必要があるときは、せめてしっかり服を着て、部屋も暖かくしましょう。


“遅く起きる”と言ってもだらだらとゆっくり寝ていて良いわけではなく朝の日差しをちゃんと浴びて太陽のエネルギーをしっかり吸収するのが

秋に某新聞で読んだのですが、睡眠に関係するホルモンは日光を浴びてから十何時間後かに分泌されるそうです。

だから、いくら不眠症で寝不足でも朝きちんと起きて日光を浴びていないと次の睡眠に影響が出て夜眠りにつく時間がどんどん遅くなり、悪循環に陥るとの事。

夜なかなか寝付けなくて睡眠不足になり朝の起床時間が遅い人は、朝は早くに起きて不足した睡眠を昼寝で補うのがベストなようです。お勤めしている人には難しい話ですけど、、、その場合は1日ガマンするしかないですね。


中医学では睡眠は気の流れの影響を受けると考えます。

起きている時は体の表面(陽)を巡り防御の役割を果たしている気(「衛気」と言う)が、寝ている時は体内(陰)に入り体内を巡るのです。

だから気の巡りがスムーズでなく陽→陰への転換が行われないと、睡眠もスムーズに得られない事になります。

また、起きている時は「衛気」が防御(ガード)してくれているケド、寝るとそれがなくなってしまうので寝ている時は無防備状態になり、“うたた寝をして風邪をひいた”なんて事になってしまうのです。

バスタオル1枚でも無いよりかはずっとましなので、ちょっと寝る時は上着やバスタオルを被って、窓を閉めて風に当たらないようにするといいですよ~

 

“気”の動きは人間の感情や精神状態の影響を大きく受けます。みなさん既に十分実感されているかと思いますが、精神状態が良くない時は睡眠の質も悪くなりがちですね。

どんな事があろうとも寝る時と起きる時は清清しく気持ちよくありたいものです



姫様も朝日を浴びてから(←?)もう一度します。  後ろから見ると眩しくて本当にエネルギーチャージしているみたい



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